狙ったサトノダイヤモンドは勝ったが、馬券は外した。
1~3番人気で決まって3連単3940円では、ボクにはムリな
馬券だった。ボクの妄想ではゴールドアクターがもっと
キタサンに競りかけていくというものだった。
ゴールドアクターとしては、昨年のレースのような
レース運びをしたようだ。1着賞金が3億円になったことで
2着でも1億2千万円、3着でも7500万円は大きいということか。
無闇にキタサンに競りかけて共倒れになることは避けたと
いうことも当たり前といえば、当たり前のこと。
昨年よりキタサンが強くなっていたこと。そして最強世代と
言われた3歳世代のサトノダイヤモンドが評判通りに強かった。
ということで力いっぱい走った結果のゴールドアクター。
クビ差の2着だったキタサンブラックは今年いっそう力を
つけて完成された。ただ、最強世代の最強馬が2キロ軽いのでは、
負けても仕方がない。競馬ファンは北島三郎の祭りをまたまた
聴きたかっただろうが、一方で最後の最後にサトノダイヤモンドを
1番人気にする冷静な判断には驚いた。
私事ですがPOGの愛馬サトノダイヤモンドが頂点に立つという
栄光に輝く(ダイヤモンドだけに)結果には、馬券を外したという
口惜しさもどこかへ。POGには金銭的な見返りとかはありません。
自分の相馬眼を自慢する気もありません。市場取引馬の高額馬を
持っただけです。謙虚に言っているんではなくめぐり合わせみたいな
ものです。勝ったと思ったダービーがハナ差の2着、口惜しいと
いうより後でわかった落鉄で、最強馬はダイヤモンドだと確信した。
菊花賞はステイヤー仕様に、有馬はグランプリ仕様に
馬体まで変身させてくる調教師の池江寿師の手腕には、ただ驚きと
賞賛を惜しみません。毎年のように複数馬を有馬記念に出走させる
のも素晴らしいことです。今年一年はこうやればダービーに勝てると
いう仕上げ、ローテーションを勉強させてもらった。
今年も元気に一年競馬を楽しむことができた。その思いで
馬券を外したことをチャラにしようとは思いません。
競馬は競馬。馬券は馬券。分けて考えていくということは、
競馬を始めたばかりのときに、亡き大橋巨泉氏から学んだことです。
競馬はロマンで、馬券は金で買え。だったかな。巨泉さんありがとう。
今年は凱旋門賞などの海外の馬券が、日本で買えるようになった。
今年亡くなった石川ワタルさんが、長年に亘って日本でも買える
ようにJRAに提案しつづけていたことです。皮肉にもワタルさんが
亡くなった年に実現できたが、できるならワタルさんに日本で
凱旋門賞の馬券を買ってほしかった。主宰されていた競馬タイムズの
おじじおばば選手権に参加させていただいて、2、3回京都の
かっぱ酒造(正式名は知らない)や西宮の居酒屋でビールを
飲んでお話したことが懐かしく思い出されます。
競馬をやっていると一年が経つのは速いと言われる。
そのとおり今年も速かった。それでも中身はギューと詰まった
充実した競馬ライフだった。
みなさん、今年も一年間くだらない駄文を読んでいただいて
本当にありがとうございました。来年もブログはライフワークと
して続けていきます。そしてもっと予想をしっかり書いて
的中率と回収率を上げたいと思います。
そして来年の抱負は馬券を獲って、凱旋門賞にダイヤモンドの
応援にいくことです。夢に終わらせないために。
まずは金杯から。おっと東京大賞典が。