有馬記念その２

２．ブエナビスタは堅い本命馬ではない。

次に、ブエナ単勝オッズ1.8に対してのレッドディザイア36倍です。

そんなに差があるんだろうか。なるほどレッドに中山コースが合わないかもしれない。でも、それはブエナとて

同じ。昨年、秋華賞を勝ちＪＣ３着したときにはブエナと同等の力量と思われていたはず。

どこから今の1.8と36倍の差がついたかといえば、ヴィクトリアＭでブエナが勝ってレッドが４着に

なってからだと思う。確かにあの時のブエナは万全じゃない調整過程を跳ね返しての優勝は称賛に値した。

だからといって４着のレッドと決定的な差がついたとは思っていない。レッドも同じく遠征帰りで万全の

状態ではなかったからだ。そのあとの海外の２戦はレッドの脚質からいって前に行き過ぎているように

思える。ドバイで勝った後方一気に差し切ったスタイルがレッドの本来のスタイルだと思う。

言ってしまえば、ジョッキーとあってない。四位でよかったんじゃないか。

３．レッドは人気ほどブエナと差がない。

あとの馬にざっとふれておこう。

ヴィクトワールピサ
中山得意で人気になっているが枠順も恵まれた。勝ち負けだ。

ネヴァブション
勝ち負けは厳しいが後藤がうまく内をすくってくれば３着はあっても驚けない。

フォゲッタブル
もっと距離がほしい。一瞬の決め手がないだけに掲示板が精いっぱいだが岩田が前前で運べば
ルーラーと兄弟でワンツーなら有馬記念らしい。

トーセンジョーダン
三浦の今年に賭ける一発があるか。勝ってほしのあきとゴールインはジョーダンにならないか。
有馬記念らしくないか（笑）

ルーラーシップ
現３歳馬でのＮＯ.1はこの馬だったということにならないか。中山が初コースとはいえ阪神３勝だ。
前に行って決め手もある。トビが大きいので器用さがないように言われるが、そこは名手ルメールの
先行力に賭けてみた。

メイショウベルーガ
京都コースにピッタリの脚質。中山では割引。

ダノンシャンティ
距離がどうか。休み明けだし、かからないか心配だ。

エイシンフラッシュ
ローズと力差はないだけに人気（12倍）が落ち過ぎてないか。中山も苦にしない。

トゥザグローリー
前に行けるのは有利だが。追い合いになって切れ負けしないか。

ドリームジャーニー
突っ込んで４か５着か。順調さを欠いたのが残念。

オウケンブルースリ
中山より東京と思うがこられたらゴメンナサイ。

ペルーサ
出遅れ癖があるだけに東京向きだが、スタートがすべて。

ジャミール
先行馬なら面白いが、外枠から追い込む馬だけに掲示板があれば。

有馬記念その１

さあ、いよいよ有馬記念ですね。

レース後に、当たり馬券の画像でブログをやりすごそうかと思ったのですが、

愛知杯もずるい気がしたので、正々堂々（？）レース前の予想をします。

予想といっても読んだ人を迷わすだけの駄文なので覚悟（？）して読んでください。

今年の有馬記念は、誰もが考えているようにレース展開がカギを握っていますね。

果たして逃げてレースの主導権を獲るのは、どの馬、騎手か。

これがわかれば、ほとんど有馬記念を獲ったも同然くらいこれがまた難解です。

常識的に（競馬予想に常識は要らない！）、主導権を取れそうなのは内枠の先行馬でしょう。

ではヴィクトワールピサなのか。かもしれない（笑）でも逃げると目標になって損な気がするなあ。

というのは競走馬に乗ったことのないボクの感想。デムーロは行く気満々とスポーツ紙の取材に

答えていましたね。ボク的には横の後藤のネヴァブション、三浦のトーセンジョウダンあたりも

人気がないだけにスタート次第で「逃げ」の手はあると考えています。

そして、ボクが今年の有馬記念に狙うルーラーシップも先行あるいは思い切った逃げもあると

予想します。かかったときのダノンシャンティも前に行くでしょう。エイシンフラッシュも

中山だけにあまり後ろからでなく先行するんじゃないか。トゥザグローリーは逃げるのはともかく

文句なく前に行くはず。そう考えれば逃げ馬がいないからスローになるとは言えず逆に息の入らない

平均ペースで流れるかもしれない。しかし、こればっかりはスタートを切ってみないとわからない。

１．思ったほどペースは緩くならない。

次に前売り単勝オッズが２倍を切っている断然人気のブエナビスタについて

あまり後ろから行くと東京とは違って差し届かないのは、先週の朝日杯ＦＳでサダムパテック経験した

スミヨンだ。だからといって先行、好位で運ぶと昨年ドリームジャーニーに差し切られたように

末脚が切れない。宝塚記念もそうだった。では溜めて行けば差し届くのか、それも厳しい。

大体がＪＣの降着で人気が過剰人気になっていると思う。確かに直線でよれなければ勝っていたかも

しれない。それは勝っていたかもしれないが、決して「勝っていた」ではない。

ボクは、そもそもＪＣでゴール前よれたのはブエナが苦しがってよれたのではないかと思っているので

中山の坂、2500ｍが最適とは考えてない。堅い本命馬ではないと思っている。

阪神コースでの３勝は牝馬限定戦だ。強かったといわれる東京の天皇賞も２着はペルーサだ。

ペルーサが出遅れなければ２馬身の着差はついてないばかりか、逆転もあったかもしれないと思っている。

断っておきますが、ボクは今ブエナのアラ探しをしています。いわゆる重箱の隅をつつくというやつです（笑）

愛知杯

ワイド3-5…1050
馬単3-5…6060

ジュベナイル３

過去のデータにとらわれないで狙いたい馬を狙うスタンス。

ファンタジーＳはレベル的に高かったか、あるいは低かったか。

勝ちタイム1.22.3はスローペースでなかったにしては速くない。いや遅い。

ボクはスピード指数派ではないので断言はしないが、ボクなりの考え方は

ファンタジーＳの基準タイムは1.21.0だ。それより１秒３も遅い。

この日の馬場差が＋１秒３以上あればレベル的に低いとはいえないが

他の芝で行われたレースのタイム差はそんなにはない。

具体的にいうと３Ｒの未勝利戦1200ｍの基準タイムは1.09.5に対して走破タイムは

1.09.6と0.1遅いだけだった。つづく４Ｒの未勝利戦2000ｍは基準タイムが2.02.2に

対してＳペースということもあって2.03.0で0.8遅い。６Ｒの新馬はＳペースにかかわらず

1600ｍの基準タイム1.35.5に対して1.34.4と速い。これは勝ったコティリオンの能力が上と

いうことだろう。次の７Ｒの２歳500万下1200ｍは基準タイム1.08.8に対して走破タイムは

1.09.2と0.4遅い。９Ｒの1000万下1800ｍは0.2遅い。ということから残念ながら

ファンタジーＳは指数的にはレベルが低いレースだったといえる。

あと当日の馬場の内外、脚質についても調べておく。

３Ｒ　中、内、内　　　追、先、先
４Ｒ　内、外、外　　　先、追、先
６Ｒ　中、内、内　　　先、追、先
７Ｒ　外、外、内　　　追、差、差
９Ｒ　外、内、外　　　追、差、差
11Ｒ　内、中、中　　　逃、先、追

結果からいえば内も外も差はない。脚質による不利もなかった。

ジュベナイル２

ファンタジーＳの結果からすると、今度はホエールキャプチャが勝つのではと

思ってしまうが競馬はそんな単純じゃない。もし勝てるなら武豊が乗ってくるだろう。

いやいや、武も未練があったがダンスファンタジアの魅力には抗えなかった？

それが証拠にアヴェンチュラに乗るべき池添が、すかさず乗ってきた。

乗らなかったアヴェンチュラには和田だ。

武豊、池添、和田は武豊ＴＶでおなじみの仲のいい武豊組だ。

エージェントが同じかどうか知らないが馬を回しあった感じがする。

あるいは、そんなことはなく関係ないのかも知れないが。

ファンタジーＳの結果ハナ、ハナの３着だったホエールキャプチャの上がりは最速の34.6

おまけに直線で前の馬（ハピシンか）がフラフラして捌くのに手間取った

出遅れて最後方から内を突いて追い上げたレースぶりを考えると、今日の単20倍は

食指をそそられる。ただし、このジュベナイルはファンタジーＳ組が不振だ。

というのも前走マイル以上のレースを使っていた馬のほうが好走している。

それと枠の内外の有利不利がない。それでもホエールキャプチャを狙いたいと

思わせるのはデビュー２戦目を好位から、３戦目の芙蓉Ｓを牡馬相手に逃げ切り。

そして、前走のファンタジーＳが最後方からの追い込みと、ペースやレースに

合わせて自在に立ちまわれる器用さが強みになることだろう。

ボクはレースの過去の傾向、たとえばジュベナイルはファンタジーＳ組が不振という

ことなど参考にしないこともないが、それでもってファンタジーＳ組を買わないなどと

いうことはない。過去のデータはあくまで過去のデータだ。今年新しくデータに

書き加えられるデータになることは十分あるだろう。ここはデータ派の人たちにとっては

反論もあるでしょうがお許しいただきたい。

とここまでくると、まるでボクがホエールキャプチャを買うように思われるでしょうが

実は違います。（笑）

つづく

阪神ジュベナイルＦ

まず毎年書いているけど、このレースは「阪神２歳牝馬ステークス」でいいです。

競馬ファンの会話で正しいレース名を言っているのを聞いたことがない（笑）

先日も会社の人に「今週は女の子のチャンピオンを決めるレースだね」と聞かれた。

とっさに「阪神ジュベナイルフィールズ」と言えない自分が恥ずかしかった。

（とっさに言えるか！（笑））

まあ、そのことはいい。いいけど確かジャパンカップの前の日に東京のレースに

サブタイトルみたいなのがついていたけど、あれは何？

１Ｒ「シングスピール賞」、２Ｒ「アルカセット賞」、３Ｒ「ゼンノロブロイ賞」、

４Ｒ（障害だけど）「スリーンヒーロー賞」、５Ｒ「アドマイヤムーン賞」、

６Ｒ「レガシーワールド賞」、７Ｒ「ジャングルポケット賞」、８Ｒ「テイエムオペラ賞」

のようだったが、あれは何か意味があるのかな？歴代のＪＣの優勝馬だろうなと思うが

その日の競馬専門紙には小さく出ていたが、スポーツ紙には出ていたのかな。

それと、その賞の恩恵が誰が受けるのかな。馬主かな。ファンにはまったく関係ないものなの？

どうもやってることがよくわかない。せっかくやるのならファンにも衆知して

せめて馬券の売り上げに貢献できるような策はないもんかな。

まあ、それもファンに関係ないのならどうでもいいか。ＪＲＡで勝手にやればいいことか。


そのことは、ほっておいて明日の競馬のこと。

池添がアヴェンチュラに乗るものとばかり思っていたら、武豊が降りた（降りたでいいのかな）

ホエールキャプチャに乗ることになったようだ。

アヴェンチュラは池添がオークスを勝ったトールポピーの妹で、厩舎も馬主も

同じなので当然乗ってくると思ったけど。わざわざ札幌２歳Ｓでも乗っている。

ホエールキャプチャは関東馬だけど、桜花賞までは関西で走るつもりか。

ダンスファンタジアは横山がケガしたか、騎乗停止だったので武豊に回ってきたのかな。

お母さんに乗っていたからか。藤沢先生は武豊に乗せたくないのでは（笑）

社台の要望かな。ボクが池添ならアヴェンチュラでオークスを今度はきれいに（？）

勝つという気持ちで乗るけどな。まあ、いろいろあるんでしょうか。