競馬・2倍の複勝

「2倍の複勝」にもどした。

有馬記念

2017-12-24 10:36:29 | 競馬
世間では、キタサンブラックが勝って引退式というのが既定のことのようになっているが、ボクの有馬記念の予想はまだ迷っている。迷いの要因は枠順です。やっぱり外枠は不利だ。では、2番枠のキタサンブラックだろうというのはちょっと待って。
キタサンブラックはどうするだろう。逃げるのか番手か。ボクは行くと見ている。何故か。ジャパンCのリベンジだろう。状態が今一歩と見られたジャパンCに比べて今回は最後だということでお釣りのない。後のことを考えなくていい仕上げで臨む最終戦だ。ジャパンCで僅差の3着なら、今回の有馬記念で逃げ切れると武豊は考えるだろう。
ボクのキタサンブラックの不安点は、やはり状態だ。何がなんでも勝たないといけなかった天皇賞が念願どおり勝つことができた。しかし、ひとつ誤算が。天皇賞が極悪の馬場だったことだ。ただでもG13戦は競走馬には過酷なローテーションだ。良好な馬場状態での3戦ならともかく前述のような極悪馬場。しかも、手を抜いて負けるなど許される立場にない年度代表馬だ。そこで陣営は、天皇賞を何がなんでも勝つ。それと最終戦の有馬記念も勝ちたい。これは馬主の北島三郎の念願でもあるだろう。では、ジャパンCでやや余裕を持たせた仕上げで臨む。これが陣営の考えではないだろうか。
ところがボクはジャパンCは走り過ぎたのではないかと思う。ここらは、難しい。最初から負ける気持ちなどないといえばその通り。できれば無理なく(?)負けたかった。ボクには無理して負けたように見える。そして有馬記念の追い切りだ。ボクには良く見えない。それはボクの主観だから、そこは説得力もなければボクの馬を見る目も確かではない(笑)
展開だ。絶好の好枠2番枠からの抜群のスタートを切るキタサンブラック。武豊は周りを確かめるようにハナに立つだろう。そこで大外からカレンミロティックムチを入れてキタサンに並びかけるだろうか。あるいは、トーセンビクトリーの田辺がサトノクロニクルの戸崎が番手につけようとするか。シュヴァルグランもその位置に上がってくるだろう。シャケトラも。
大勢は極端な待機策でなく4コーナーを好位で回る先行、好位組と直線に賭ける差し追い込み勢の熾烈な攻防となるだろう。
そこでボクは差し脚には目を瞠るものがある。ミッキークイーンを抜擢しようと思っていたが枠が13番だ。これは苦しい。せめて10番なら単勝も買えたが。13番だとギリギリ複勝圏だ。仕掛けるタイミングでは4、5着か。では勝ち切れる馬は。人気のスワ―ヴリチャードはどうか。ボクは有馬記念を父のハーツクライが勝っているとはいえ、産駒からは中山でのG1勝ち馬が出ていないことから、東京、京都向きのタイプだと思う。スワ―ヴリチャードは手前の関係で左回りのほうがよくて、右回りでは課題が残る。ボクは回りもそうだが坂が堪えているのじゃないかと思う。それはシュヴァルグランにも言える。もう一頭の人気馬サトノクラウンはどうか。Pトラック追いをいろいろ言われているが、ボクは状態が万全でないと思う。G1に臨むのにわざわざやったことにない調教Pトラックで追い切るだろうか。Pトラックならそこそこのタイムが出る。それが狙いだろうか。負荷もかからない。しかしそんな仕上げで有馬記念が勝てるか。名匠堀師の采配に素人の口を挟むのはどうだろう。結果を見て謝ることになるかどうか。ボクはクラウンを気に入ってるムーアにMデムーロから馬を奪ったように見える。ありふれた事象になっているがボクにはまだ抵抗がある。
有馬記念はディープ産駒は勝てなかったが、ジェンティルドンナが勝つと昨年もサトノダイヤモンドが勝った。これはボクが以前言ってた。ジェンティルの年に中山が大幅な馬場改修を行って水はけのいい馬場になったことが要因としてあると思う。暗渠管を直線のゴール前に埋設したことで、それまでより末脚の切れが要求されるようになった。それでディープ産駒の切れ味が結果を残すようになった。そう思う。
では、ディープ産駒か。ミッキークイーンか。
それとも有馬記念に抜群の結果を残しているステイゴールド産駒のレインボーラインか。この馬は道悪の得意な時計のかかる馬場でこその馬だけにどうだろう。
もう一頭の気になる馬は、シャケトラだ。この16頭の中では唯一コース距離に実績を持っている。東京で2戦大敗していても不気味な存在だ。鞍上が祐一なのも複雑です(笑)
有馬記念有馬記念は夢を買いますか?
コメント (2)
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香港競馬

2017-12-10 09:41:55 | 競馬
香港競馬のことの前に、海外競馬を売るJRAやマスコミにひとついいたいことがある。
それは、出馬表のことだ。今さらですが、日本の競馬と海外競馬の違いがあるのは仕方がない。
それを承知の上で言います。
海外競馬の出馬表が馬番とは別にゲート番があって、馬番が2重にあるので紛らわしい。
だから、馬券を購入するときはゲート番でなく馬番でということで出馬表では馬番の表記が
若干大きくなっている。それはいい。それはいいのだが、日本の在来競馬で慣れ親しんだ身と
しては、これはちょっと勝手がちがって困ったことになっているのだ。
はっきり言おう。馬番をやめてゲート番のみにしてほしい。海外の今回でいえば香港競馬とは、
別の日本だけのオッズになるのでそうしても支障はないはずだ。いや、あるか馬が馬番の
ゼッケンで走るので混乱する。そうだな。
では、ここからが本題です。(長い前振りやなあ)(ほっとけ)
出馬表をゲート順に並べて、馬番にする。
??
何を言ってるかって。
具体的に今回の香港カップを例に言おう。
まず、1番枠にネオリアリズムだ。ゼッケンは(馬番だが)2だ。
次、2番枠にド―ヴィル、ゼッケン1だ。
3番ワーザー、ゼッケン4.4番ロビンオブナヴァン(7番)
ということになる。
余計紛らわしい。はい。そんな気がします。
では、こんなことをボクがわざわざダラダラと文句つけている理由を言いましょう。
ボクは(他の大多数の競馬ファンもそうだと思いこんでいるが)出馬表がゲート順であるために、
どの馬が先行あるいは、逃げるかを推理しているものだと思っている。内に包まれると力を発揮
出来ない馬または逆に前に馬をおいてカベにしたい馬は外枠は嫌だろう。それが現状の出馬表では、
まったく推理、検討の役にたたない。そういうことですが、わかっていただけましたか?
えっ、わからん!
ああ、そうですか。
そうなると、どうするか。新聞の出馬表を一頭ずつ切り離してゲート順に貼りなおしていく。
それで、解決。うーん。毎回そうしないといけないか。
だいたい、海外の競馬はなんでゲート順じゃないのか。日本のいいところは見習ったらどうか。
なぜ、2重になっているのか知っている人がいたら教えて、システム的な問題なんだろうね。
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回顧2

2017-12-06 23:00:15 | 競馬
チャンピオンCの回顧もしておこう。
狙ったケイティブレイブが4か5着になるかもという予想が見事(?)に当たった。
そんなのは当たるんですよ(笑)
しかし、勝ったゴールドドリームのムーアは、さすがと思わせるものでした。脱帽。
週中でゴールドドリーム狙いも検討したのですが、何しろ出遅れ癖が気になったのと距離が
やや長いかなと思ったりして、狙い馬にできませんでした。
この勝ったゴールドドリームはG1フェブラリーSも勝っているので、文句のないダート王ということに
なりますね。ところでそのフェブラリーSの鞍上がMデムーロだったのでいろいろ考えさせられました。
今季のG1レース絶好調のデムーロに乗り馬がいないのが、不思議な感じがしました。
たとえばゴールドドリームの鞍上の可能性はなかったのでしょうか。なかったのでしょうね。
ドバイでモレイラが乗って14着と大敗したので、帰国後の大井の帝王賞はMデムーロに手綱は戻った。
ところが出負けして7着に負けてしまったので、次走の南部杯は川田に。デムーロが盛岡に行くのを
断ったのか。陣営が騎手を変えたがったのかはわかりませんが。
これでデムーロの手から離れたゴールドドリームはムーアに。ジャパンCでも触れましたが鞍上の
選択の優先順位はムーア→デムーロで、デムーロ→ムーアではない。これだとドバイや凱旋門賞で
Mデムーロの馬がムーアにいく可能性がある。たとえば香港に出るネオリアズムはモレイラですが、
中山記念はMデムーロで勝って、次走の香港クイーンエリザベスはモレイラが乗って勝った。
どうも社台系の馬は、香港やドバイではモレイラやムーアに乗り替わるようですね。
まだ個人馬主のキセキは、ムーアやモレイラにとられないようですが、それでも結果を出しておかないと
安心できないのでは。そう、考えるとJRAの日本人騎手がルメールやデムーロに馬を取られるのと
同じことですね。とにかく結果を出すことしかない。
ジャパンCで勝ったシュヴァルグランに乗る可能性もあっただけに(1週前の追い切りには乗っている)
サトノクラウンの天皇賞の反動が痛い。陣営としては出否を悩んでいたので、もしサトノクラウンが
出走を回避していたらシュヴァルグランに乗っていた。たらればですが、そこで運が逃げてチャンピオンCは
勝つか否かの前に乗る馬がいなかった。土曜日にステイヤーズSをアルバートでムーアが勝つと阪神の
チャレンジCをMデムーロがサトノクロニクルで勝ったのは大きい。存在感をアピールできたし、サトノの
馬だというのが意味があった。さて、香港のキセキはどうでしょうか。もちろん勝って結果を示すに
越したことはありません。がんばれ!デムーロといったところです。
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回顧

2017-12-03 23:45:40 | 競馬
遅くなりましたがJCの回顧から。
馬券的には、マカヒキが4着で失敗でした。なんとか3着してくれれば3連複当たって
いたというのも、たらればですけど。
マカヒキを狙ったのは、天皇賞のパドックがすごく良く見えたので単勝を買ったくらいでした。
結果的にいえば、天皇賞がピークで下がっていたか、天皇賞のダメージがあったのか。
それでキタサンブラックのことですが、天皇賞で競り合ったサトノクラウンが10着と
大敗したことを見れば、キタサンブラックは大健闘だと思う。
あの軽い追い切りであわや勝つかというレースは、改めてキタサンブラックの底力を
見せられた気がします。
レース後、調教師は「有馬記念はメイチに仕上げます」というコメントを残した。
有馬記念が最後のレースなので思い残すことなく、次を考えなくていい仕上げをするという
意味であると同時に、JCは有馬記念を考えて余力を残した仕上げだったということだろう。
もちろん、その仕上げに文句をいうつもりはない。ただ、素人考えで好きなことを
言わせてもらえれば、有馬記念に出ないでJCを最後のレースにした仕上げで臨めば、
あるいは勝ったのではないかと思う。
ただ、陣営には陣営の都合もあるんだろう。現役は今年いっぱいで来年は種牡馬として、
社台で供用することが決まっている以上は、北島陣営としては少しでもファンに
キタサンブラックの走る勇姿を見てもらおうと3戦を選択したものと思う。
ところがこの3戦というのは、かなり厳しいことだと思う。
ただの3レースではない。G1だというだけではない。昨年の年度代表馬であり、
今年も年度代表馬に選ばれるかという馬だ。3戦すべてで1番人気になるであろう馬だ。
勝って当たり前という空気のなかで戦っていくのだ。ヘンな仕上げで馬券圏内を外すなど
許されないというムードのなかで走らなければならない。
そんな状況のなかで、JCはあわやと見せ場を作っての3着は最低限の責任を果たせたと
調教師も騎手も馬主も思っているんではないだろうか。
バカなことを言うな。勝たない以上満足なんかしてないというなら、それならそれでいい。
ボクが懸念するのは、3着とはいえJCは走り過ぎたのではないかということ。
普通なら天皇賞は休み明けで、作りとしては7分か8分の仕上げで叩いた次走のJCを
9分に仕上げて臨むという過程を選択することもできた。
ところが、宝塚記念の不可解な凡走をしてしまった陣営としては、復帰初戦の天皇賞を
なんとしても勝ちたいという仕上げで臨んでしまった。
そして運がいいのか悪いのか、近年稀に見る極悪馬場でのレースを出遅れるという不利を
克服して見事勝ってしまった。
極悪馬場の天皇賞を走ったダメージは?
JCで見せ場たっぷりのレースをしたので、なかったと思われているが果たしてそうか。
前述のサトノクラウンの惨敗とJCを勝ったシュヴァルグランと2着のレイデオロの
2頭が天皇賞を使わなかったということを考えれば、天皇賞を使った馬には後遺症、
ダメージがあったのではないかと思う。ダメージがあまりないと思ったマカヒキも
4着だったとはいえ3着のキタサンブラックから4馬身も離されていた。
でも、キタサンブラックは僅差の3着なのでなかったと陣営は思ったかも知れない。
それは、それでいいが。問題は宝塚記念の敗因だ。春の天皇賞がレコード決着で
その反動があったのではないかということだ。
調教師は賢い馬なので、無理をして故障をしないようにしたのではないかと言っている。
もし、そうだとすれば有馬記念でもまた自分で走るのをやめてしまわないだろうか。
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チャンピオンC

2017-12-03 14:23:31 | 競馬
ジンソクが逃げ切るか、サウンドが追い込めるか。そういうレースになると思う。どちらの展開になっても2ケイティブレイブがこれそうなのでケイティから買うが、そういう中途半端な狙いのときは4か5着かも。
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