買うつもりはジャスティンミラノです。ただし、2人気と馬券的には妙味はあまりありません。他に気になる馬はたくさんいます。(笑)
まず、今年の皐月賞が難解なわけを言います。それは各馬のローテーションがそれぞれ違うレースからの参戦。つまり未対決が多いこと。どうしてそうなるかと言えばノーザン勢サンデーレーシング、社台レーシング、シルク、吉田個人の馬が本番までに差し合わないような使い分けをするからです。
どうしてか?もちろん本番に向けての権利取りがかかっているからです。
次に、皐月賞がダービーの前哨戦になっていて、言葉は悪いですがダービー前のひと叩きになっていることです。皐月賞を目標に仕上げるというよりダービーを見据え余力を持たせた八分九分でレースに臨むということになっています。
つまり、最大の目標はダービーであって皐月賞ではない。三冠を目指すというより皐月賞は捨ててもダービーを取りたい。ということになりますか。
ただ、例外はあります。ダービーは距離が長いのでここを全力で取りに来る馬。たとえばジャンタルマンタルのような馬は次のダービーではなくこの皐月賞が目標になって、追い切りもそういう狙いが見えます。
あとは、牝馬のレガレイラもここ目標だと思います。ここを勝てばダービーに矛先を向ける可能性はもちろんありますが。但し、主戦のルメールから北村宏への乗り代わりはプラスではありません。はっきり言ってマイナスです。それくらい乗り難しい馬です。
いや、調教で乗っている北村宏なので大丈夫という声もあります。ボクが気になるのは乗り代わりの発表がずいぶん遅くなったという事実です。同じ北村宏に依頼するなら早めに「君に託したぞ。頼むよ」ならどんなに北村宏のモチベーションが上がったことだろう。事実はほんとにギリギリまで発表を遅らせて出馬投票まで待ったことです。
なぜか。それは陣営の中に北村宏でよしとしない声があったということでしょう。それはどういうことかと言えば、たとえば水面下で外国人騎手や乗って欲しい騎手に決まりかかっている馬の依頼を断わってレガレイラに乗ってもらえないかという交渉。あるいは直前の登録馬が脚部不安などがあって回避する可能性を待ったとかです。
邪推だと言われるかも知れませんが、あまりにも遅い鞍上の発表では邪推と言われてもそう思ってしまいます。
2につづく