おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

堆肥を運んでもらう

2024-04-05 11:51:37 | 福島
 タミちゃんがひとりで畑で作業していたら、近くの畑に来ていた人に声をかけられた。軽トラで堆肥を運んで来て自分の畑に撒いていたのだが、「良かったら堆肥を持ってきてあげようか」というのだ。タミちゃんはタダでもらうのは恐縮するので、ムニャムニャ口ごもっていたら、「軽トラ1台で2500円」と言われた。お金を払うなら恐縮する必要はない。「お願いします」と返事をした。ホームセンターで2500円分買っても大して量はないのだ。

 その日のうちに持ってきてくれるのかと、午後の散歩の時に畑を確認する。さすがにまだ持ってきてくれていないか。翌日の朝の散歩で確認する。まだか。

 と言っているうちに2日が経過した。催促する意味で、先にお金を持って行ってこようかと話し合っていたら、我が家の畑のそばに軽トラが止まっている。「やっと持ってきた」と喜び勇んで畑に向かうと、隣の畑の人はいるが我が家の堆肥らしいものはない。どうやら自分ちの畑に種芋を植えに来たらしい。がっかりしながら堆肥代を渡すと、「先にお金をもらって申し訳ない。堆肥は他に持っていくところがあるので、3日後に一緒に運ぶ予定だ」という。

「えっ、まだ3日も先なの」。てっきり一両日中に来ると思っていたので、種芋の植え付けの予定が狂ってしまった。自分ちの植え付けをするんなら、気を利かせて我が家にも優先で持って来てくれよ。

 が、お金を渡したのが功を奏したか、予定の1日前に運んでくれた。昨日の夕方に「持って行きましたから」という連絡があったので、今朝は早速朝食後に畑に出かけ、山盛りの堆肥に喜んだ。まさかこの歳になって、牛の糞に喜ぶ日が来るなんて。

 そういうわけで、堆肥を畑にばら撒くと、種芋を植えた。品種はメークインとトウヤだ。どちらも長期保存できるジャガイモだ。男爵はホクホクでうまいが、水分が多いのか、腐るのが早いのである。
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