おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

桜の花の散る頃

2020-04-21 11:19:10 | 福島

 週末から天気の悪い日が続き、今朝は久しぶりにお陽様が顔を出した。テオにレインコートを着せる必要はないし、僕らは傘を差さなくてもいいし、第一ビショビショになることがないので快適だ。おまけにポカポカと暖かく、気持ちも不思議と暖かくなる。天候が殺伐としているときは、気分だってすぐれなくなる。そう思うと、お陽様は実に偉大なのである。

 で、早速カメラを首に下げてテオの散歩に出る。

 満開だった桜は三日間であっという間に散ってしまった。まだまだ頑張っている桜もあるし、八重桜のように品種によってはこれからというのもあるが、散り行く桜を見てしまうと、気分は早くも初夏へと向かって行く。

 桜が終わると、一気にツクシが顔を出す。これからはワラビやゼンマイ、タケノコといった山菜の季節。

 カラスノエンドウも赤紫の花を咲かせる。

 ボケやヤマブキといった花もこれから。庭ではツツジやチューリップが目立つようになった。

 満開の時に桜と電車とともにテオを撮りたかったが、雨が続いていたので桜も終わってしまった。桜とテオの写真ははまた来年。

 近頃はテレビで「コロナ疲れ」とか「自粛疲れ」という言葉を聞くようになったが、新型コロナウイルスに感染しないように注意しているだけで疲れてしまうとは、少しばかり神経質なんじゃないかと思う。新型コロナウイルスに罹ったら、疲れるどころか倦怠感や呼吸器の痛みで、「疲れる」なんて言ってられないのだから、今は警戒しながらも体力は温存しておかなければいけない時期だ。

 「自粛疲れ」というのも、僕が子供の頃だったら、休みなんていくら長くっても疲れなかったけどな。朝から晩までひとりで遊びを見つけ、夢中になってひとり遊びに打ち込んだものだ。学校がないから暇だとか退屈だという子供の話を聞くと、よほど優等生なんだろうなあと感心してしまう。

 というようなことを考えていたら、「自粛疲れ」の中には、旦那や子供が一日中家にいるから、やることが増えて疲れるといった主婦の声もあるようなので、これに関しては同情する。そういう家は、旦那や子供にテントでも背負わせて、山にでも出かけるように追い出せばよろしい。

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