Il film del sogno

現実逃避の夢日記

午後8時の訪問者

2017-04-10 22:52:54 | 映画

4/10(月)晴れ時々曇り
雨の週末から一転快晴の週明け。桜は健気にも5分の花をまだ付けている。新規案件ないが、年度初の御前会議。メンバーも随分変わった。当然進行も変わる。ライトな議案を2件、報告1件、無事通過。定刻退社して新宿で途中下車。武蔵野館でベルギー映画を鑑賞。小さな小屋に中・高齢層の単身ばかり観客10名程度と超閑散。監督はカンヌ映画祭常連のダルデンヌ兄弟。本作を含め過去の諸作はいかにも欧州映画らしく良く云えば渋く落ち着いており、悪く云うと平坦で暗い。一般にジャンル分けすると、一応サスペンスと紹介されるのだろうが、相変わらずのダルデンヌ調。音楽もなく視野は狭隘。それでもラストには鳩尾のあたりがジンワリと暖かくなった。名人による処方された妙薬に即効性はないのだろう。地下街を30分程散策して帰宅。

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夜は短し歩けよ乙女/世界は嘘で出来ている

2017-04-10 00:19:28 | 演劇

4/9(日)雨後曇り
7時起床。定番の朝食を摂ってモーニングコーヒー。生憎の雨で愛犬と散歩に行けない。後ろ髪を引かれる思いで家を出て地下鉄で池袋に出張る。地下街散歩で時間を調整してHUMAXにて9:00上映開始の邦画を鑑賞。場内3割程度の入り。単身の女子、中学・高校生と思われるグループが多くやや意外。直木賞候補にもなった原作小説は既読。アニメファンの間では評価の高い監督とはファーストコンタクト。原作の持つ奔放で衒学的なイメージを良く映像化していたと思ふ。ファン&ポップ。妄想や幻想、奇矯な人物を際限なく弾けさせるのにアニメーションほど最強なツールはない。感心かんしん。カフェで一服、蕎麦屋で腹を作って下北沢へ向かう、同好会の定例会に贔屓劇団の公演をスズナリにて観劇。千穐楽ゆえ超満員。この劇団・作者得意の劇作が本編でも遺憾なく発揮。賢兄愚弟の普遍的なお話。時事性も取り込んで悲劇は喜劇と常に背中合わせである。役者の力演もあり極上の舞台でありました。懇親会は商店街外れの炉端焼き屋。昭和の懐メロと合評を肴に2時間。〆に名店でラーメンを啜る。雨も止んで花見がてら夜道を逍遥。

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