信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

御柱祭

2010年04月04日 21時20分31秒 | Weblog
風邪を引き治りが悪く、遂に3週間経った。
洟をかみ続け、咳き込みながら、体中痛く、やる気を失ったまま、夜になってブログを書く気持ちも失ったままになった。

金曜日、朝から冷たい雨模様の日であるが、道路が何故かがらがら状態で空いており、なぜ?なぜ?と思いながら職場に着いて同僚に聞いたら、それは御柱だからじゃないと軽く云われた。
朝8時から既に御柱が移動始めていた。

土曜日は郷里の福島から同級生が18名、車で夜中に移動し朝到着した。
御柱を見に来たのだ。

夜、蓼科の滝の湯というホテルで合流して同級会を開いた。
前回の同級会以来4年ぶりに顔を合わす。

皆爺さんばあさんになったものだ。
一人一人顔を見てもわからない・・・・。
言われればな~るほどと思うが、あまりの物変貌振りではあるがお互い様かもしれない。

かつての美男美女も消え失せた。
いつまでも変わらないのは〇〇ちゃんという呼び方。
男でも女でもちゃん付けで60歳を過ぎても昔の名前のままだ。

4年ぶりに会っても一足飛びに中学時代に戻っていく。
気兼ねもなく気遣いもなく笑いまくってお開きとなる。

翌日は長野周りで善光寺参りをする郷里組みと別れ、東京組みと一緒に御柱の川越を見物することになった。
丁度11時から原村の柱が宮川の川越をする時間が近づいていた。
水温5度の八ヶ岳からの雪解け水が腰の辺りまである中を氏子達が綱を引き、御柱が川に落ちていく。
途中でアクシデントが起き、ワイヤーが不具合で流れがストップしてしまった。
見物客はどんどん膨れ上がり、隙間がなくなった。
30分遅れで再開し再び御柱は揺れながら、川の中に突き出していった。川に落ちる瞬間は観客は大騒ぎ、水に浸かったままの若者はさぞかししびれるほどの冷たさのまま頑張って綱を引いている。

無事に御柱は川を渡り、友人達を茅野駅まで送った。
寒さのため洟をかむ回数は増えうっとうしい気分は取れなかったが、友人達にあったことで楽しい週末を送ることが出来た。