信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

コツコツと努力の結果が

2018年05月27日 14時46分12秒 | Weblog
伊那に移住して4年目を過ぎる。
田んぼを農転して宅地に替え、草一本生えていない土地で建築した家が引き渡された。

家の西側前方には中央アルプスの山並みと、田園地帯の景色が広がっている。
家を建てた残り約250坪のだだっぴろい土地だが1か月後には娘が出産するので
預かることになる。

庭に目を向けている暇はない。

かくしてその後4年の月日が流れて、日中マゴを預かり保育し、四季の変化と共に
年金生活者となった。

移住の目的は野菜を作り草花を植える。
という単純なものだった。
思いつくままに季節の草花や野菜を植え、翌年の夏高遠にある親和の丘バラ園にボランテイア組織があることを知る。

運よく空きがあるので入会可能となり、恐る恐る出席した。
毎月バラ園で例会があり、講習と実技で初心者としては願ったりのスタートになった。

都会暮らしをしていた自分に生活の中にまさかバラが入ってくるなどとは夢にも思わなかった。

高嶺の花のバラの世界、消毒や手入れがどれだけ大変そうかと思い込んでいたから
手が出なかったが、学習を重ねるごとにその魅力にはまり込んで行った。

枝をバシバシ剪定するほうが良い枝が伸び、自分に合っていた。
今年の夏で入会して3年経ち、バラの新枝を買い植え付けて、3年目。
バラの木の数はどんどん増え、これで40本目となった。

我が家の土地の特徴や毎年の気候、自分の乏しい知識などが絡み合い
運よく枯らせることなく成長始めてくれた。

周囲の景色と合わせるとグラビアに登場するような、
いかにも手の込んだ贅を尽くした庭園を造る気はなかった。
北海道の風のガーデン風にワイルドなフラットの沢山の草花で埋め尽くそうと
思って作業を続けている。

枝が増え、丈が伸び、周りに植えた草花とも調和が取れて来て、千里の道も一歩から
というたとえが実に合う。

今年の咲き始めは濃い色から咲き、徐々につるバラの方に移行して約1か月
近く楽しむことが出来る。

バラは香りが一番というが微香や強香と花によって異なるが
、朝早く香りを嗅ぎその日のスタートとしてはぴったりだ。

来週の土曜日から3週間の間高遠のバラ園はバラ祭りが続く。


ボランティアの裏方の出番である。

















最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。