信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

転倒防止対策

2013年06月30日 22時16分48秒 | Weblog
最近、体のあちらこちらが筋肉痛になる。
犬の散歩、野菜作りと目一杯時間を使っているが、運動不足だ。
決まった筋肉しか使わないためである。

仕事を辞める前は健康診断後の事後指導で、メタボ改善のために運動できない人のために
ラジオ体操を勧めていた。
自分でもCDを買い、朝起きてから行っていたが、原村のこの冬の寒さには勝てず
いつしか中断した。

先日ムスメが来てラジオ体操をするよう、チェックを入れられた。
わかってわいるんだが~。
ボタンを押せばいつでもあの音楽が流れてくるのだが、何せやることが多すぎて…と自分に言い訳をする。

先週、団塊の世代の番組でラジオ体操がテーマであった。
ビデオに撮ったのを眺め、専門家のお話を聞き、ラジオ体操指導員の勧めにしたがって
テレビの前で一緒に行った。
ラジオ体操は200種もの筋肉を使うように出来ていると言う。
毎日の生活では数種類しか使わず、60代になると20代の半分に筋肉が萎縮する。
転倒するのも下半身の筋肉が萎縮するためで、たかがラジオ体操といえど
指導員の教えに従うと、まともに全身の筋肉を使うのが意識できる。

その後数日したら、筋肉痛が来た。
転倒は怖い。瞬間に起きる。
足が持ち上がらない。歯も眼も大事だが、転ぶことは寝たきりにつながる。
先月大家さんも脚立から落ちて、手首と腕の骨折になり入院した。
一人暮らしは自分で身を守らねばならない。

7月からラジオ体操を始めようと思ったが、予行演習に2日前から始めた。
同時に食事のほうも筋肉を減らさないために、3食の食事で蛋白質を1日60~100グラム
毎日食べるようにする。
これは意外に大変だが、数日もすると犬の長時間散歩の時疲れが違うような気がする。
若い時の不摂生で骨粗鬆症の服薬をしており、将来が危ういから食事の努力は大切だ。
退職してから段々瘦せてきて、高校時代の体重に戻ってしまったから、筋肉も細くなって来たのかもしれない。

それともうひとつ、最近テレビで舌骨の周りの筋肉を鍛えると肺炎防止に繋がるという。
自分はすぐに食べ物でむせる。水でもむせる。
これも将来危うい。
肺炎で死にたくない。

と言うわけで毎日ラジオ体操を行い、食生活を整え、首の筋肉の体操をして
せめてものしなびれ防止に努力していこうと、これからの下半期の努力目標を考えた。

      
      宵待ち草が切花にしても毎日夕方になると咲くけなげさ。



     
     小葱は庭のハーブ畑が一杯になりあぶれて窓辺に置かれて、意外にきれい。

21日間の熱戦

2013年06月28日 18時31分25秒 | Weblog
 


人間いつ、どこで虜になるか判らないものである。
と,いっても相手は人間ではあるが、スポーツである。
子供たちにいわせれば、気まぐれとでも言われそうであるが、明日からいよいよ始まる
ツール、ド、フランスである。
2週間ほど前午前中何の気なしにBS放送のチャンネルを変えていたらロードバイクの画面が出てきた。
外は雨だし、まあ、何か観ようかと思っていたが5分もしないうちに引き込まれた。
2012年の放送分、3時間分が放送されていたが始まってまだ10分くらいしか経っていなかった。

まずまずこれまで自分の人生には、自転車競技などには一切縁がなく興味もなく、掠めることもなく過ぎてきたが
何だろう、選手の走りと、フランス国内の美しい景色が刻々変わりたちまち惹きつけられてしまった。
21日間で走行距離は3,400㌔あまり、世界各国から選ばれた選手は200人余、世界中で一番過酷なレースといわれる。
一番はカーレースの、パリ、ダカと思っていたら自転車だからもっと人間と思えないほどの過酷さだ。

3時間あまりテレビに釘付けになり、ルールもわからないが、、まあ見ているうちにおいおいわかってくるであろうし
まずは世界遺産の風景をふんだんに盛り込んだコースをまるで旅行をしているように見れるし、
選手たちの絞り込んだ体をため息つきながら人間の限界を知る事になる。
  

 

 

 
 

 
ルーブル宮殿、エッフェル塔、モンサンミッシェル、スイスの山々・・・ワクワクする。
1位と2位がイギリスチームであり日本の新城選手もコース優勝をしておりめまぐるしいが
面白すぎる。


 
  
 
昨年は最高視聴率最終コースで34%だったそうで、フランス国民2人に1人が見ていることになったそうだ。
丁度7月に入るとバカンスの時期になり、国民あげての応援をそれぞれのコースの沿道で
美しい景色とともに見ることが出来るのが一番興味深い。
さあ、明日から今年は知らない世界をのぞくことが出来る、毎日思いがけないドラマに会える、チャンスに感謝だ。


素敵なお店 その2

2013年06月25日 20時02分37秒 | Weblog
伊那のスイーツのお店を先日紹介したが
その後また寄ってみたところ、驚きだ。
バラの花がお店の前に満開に咲き、また一段とお店っぷりが上がっていた。
信州は有名な中野市のバラがこの季節PRされており、行かなくちゃあ、と毎朝思い続けているが
何だかんだと時間が取れないで今に至っている。

規模は及ばないが伊那もバラの公園がある。
しかし、お菓子のお店がこのように咲き乱れているというのは
団子より花だった。

  

花に癒され

2013年06月25日 17時48分43秒 | Weblog
先週の金曜日、21日に地鎮祭を終えた。
あらかじめ、インターネットで地鎮祭のあらましを読んでおいたが、実際は異なるものである。
まずは梅雨と台風の影響で小ぬか雨の天候だが、テントが張られ、足元もござが敷かれて安心した。

地元の神主さんは一人で次々と式典をこなしていく。
建設会社の社長さんや専務さんが出席し、こんな小さな家を建てるのにわざわざ
お出まし頂くのは申し訳ないと心の中で謝った。

細かい内容は知りえていないので、鍬入れやお神酒を頂く段では慌てた。
施主の挨拶もあり、あらかじめ前日担当の方から挨拶の言葉を用意しておいて下さいと
前振りがあったのでこれは難なくクリアーした。
家が建ちあがった後の引越しで自分の人生上の引越しは13回目となることを話したら
出席者はにんまりとした顔になった。

それから滞りなく儀式は終了し、近隣に挨拶を追終え、午後から建設会社に出向き
契約を取り交わした。
大きなお金が動き、人生自分で恐ろしく緊張する契約は初めてであり、大変な一日であった。

これから建築が始まるが、緊張感やらお金の遣り繰りやら楽しいことは思いつかないが
建築する土地の前に広がる中央アルプスや、駒ヶ岳の壮大な景色に気持ちはパッと明るくなった。

その後は気持ちは犬の病気で慌てふためき、自分の体調もいまいちで疲労続きだが
庭に出ると草花が手入れに答えて、次々と咲き出し嬉しくなる。
野菜もスナップエンドウやズッキーニーも育ち始めた。
野菜の花もきれいなものである。

苗を購入してから3年目のクレマチスは今年は随分と蕾を持った。
草花の手入れも野菜も、終わりというものがなく、毎日何らかの作業が見つかる。
だからそのために追われて時間を過ごすのが良いのだろう。


 

 

 

  

 

 

  

  
 

歩く場所もないほど茂ったカモミールを刈り取り、その後千鳥草が見事に茂って又もや歩く場所が少なくなった。
風で丈の高いゆらゆら揺れている青い花が群生している庭も幸せな眺めである。

体力ダウン

2013年06月19日 16時30分24秒 | Weblog
1昨日は思いっきり年金生活者としての税金の不条理を書いてしまった。
健康保険は退職した後のほうが、国民健康保険を手にした後使うことがなく、
保険料の納入が続いている。
悪口を言った途端たたりが来た。



まずは愛犬、ミルキイが先週の土曜日から吐いたり下したりが始まり、
よくあることなので様子を見ていた。
いったん17日には持ち直し食事は欲しがらなかったので絶食療法で
水分だけ良く飲んでいた。
ところが、18日になったら吐くのと下すのが頻繁でついに血便が重症化してきた。
あまりにもかわいそうなので、かかりつけの動物病院に連れて行った。

流石に日頃活発なミルキイも動物病院で順番を待っている患畜のなかでは
ぐったりして痛々しく見える。
待っている間にも吐いて下して動物看護師さんのお世話になった。

診察の順番が来て丁寧に診察を受け、血液検査や検便で、しばらくの待ち時間の後
診断が出た。
マダニやウイルスで同じ症状が出るが白血球が増加している以外悪い結果は出なかった。
原因はわからないが出血性大腸炎で、入院するか自宅へ帰るかと言われたが、ミルキイは
いつも長期の宿泊で吠えまくり、ストレスがかかり評判が悪いので連れて帰ることにした。
点滴を受け服薬することで5日間様子を見ることになった。

午後家に戻ったが、今度はほっとしたら自分の様子がおかしい。
昨夜からお腹がごろごろ言っていたが朝から吐き気だ。
みるきいと同じ症状で動物病院の先生にその旨告げたら、動物と人間は
病気は共有しませんと言われた。
   テヘへへ・・・
寒気が来て体中が痛くてやる気が出ない。朝から食事が出来ていない。
熱ををはかったら38度もある。
そのせいだ。
グタグタ動き回り、嫌がるミルキイに薬を苦労して飲ませ早く今夜は寝てしまおうと思っていたが
結局いつもの夜更かしになった。
今日になったら患畜はまだぐったりして寝ているが人間のほうが回復が早かった。
何だったんだろう?
ただ一人暮らしだからあの気分の悪さは思い出すと、不安感に繋がるもので
調子に乗って飛ばしすぎたツケかもしれない。

外は雨だが庭のバラとクレマチスを切って卓上に飾ると、気分がよくなる。

  

   

年金生活の現実

2013年06月18日 22時01分11秒 | Weblog
退職して年金生活者の境遇となった。
年金は支給申請をしてから3ヶ月後に支給されるので3ヶ月間は無収入となり、6月になってやっと支給される。
どのくらい支給されるのか額もわからず、厚生年金と併せて今回初めて支給されてくる。

退職時に健康保険を任意継続するか、自治体の健康保険に入るか相談して、試算したら
ええっーと驚くほど任継は金額が勤務時より跳ね上がるので、国保に加入することを
たちどころに決めた。

町役場に出向き、健康保険と市町村民税の相談をした。
金額は6月に前年度の収入が確定するので、それ以降でないとわからないと言われ
まあいずれ支払うものであるし、勤務していた時とそう大きく変わらないであろうと
軽く考えていた。
3ヶ月間の無収入期間の間の出費が特別出費を含め、
預金取り崩しで凌いで行くために他に気が回らなかった。


今回、待ちに待った年金の支給のお知らせが郵送されてきたと同時に
町役場から市町村民税、県民税の納税通知書が送られてきた。

よりによって年金が支給されたその日に税金の納税書が送られて来るとは
予想もしていなかった。
しかもその額の高いこと。
続いて介護保険料も毎月の支払いで一緒に支払い、気になっていた健康保険料を税務課で聞いた。


これが一番ショックを受けた。
勤務していた頃の2倍の額を毎月支払うことになった。
市町村によって金額は異なるそうだが、65歳以上の医療費が無料と言う村の看板には裏があるのだ。

担当の女性は、だから退職した年は支払う金額が高いから
貯金しておいてくださいって言ってるんです

というが今、それを聞いたし、毎月預金を取り崩しているのに
そんな貯金する余裕がどこにあるのだと心の中で毒づいた。
結局年金が支給されたその日に税金と家賃で年金1か月分をはるかに越えるお金が出て行ってしまった。

2か月分ずつ1回に支給されてくるが、すでに生活費を残さず来月分まで食い込んで行ってしまった。
これが現実か・・・・・
誰に怒りをぶつけるわけでもなく、老人の年金はさらに減額されていくし、
必死で働いてきた結果はこうなのかと思い知らされた1日で心がしなびれてしまった。
気持ちを立て直さないと、これから暗い気持ちを持ち続けるようにあってはいけない。

いよいよスタート

2013年06月17日 21時28分39秒 | Weblog
秋に伊那市に移住するが、ようやく建築計画も終盤を迎え、21日に地鎮祭となった。
地鎮祭は縁起を担ぐから、大安の日を選び神主さんの都合も併せ21日となったがその日は
大安の中でも色々含めて好日らしい。

地鎮祭が終わると翌週から地盤補修のための、地下にくい打ちを行い
7月1日から基礎工事が始まる。
先週、建築確認申請のために押印が必要で建設会社に出向き工事日程を聞かされた。
途端に、現実が目の前にやって来て緊張感が体にみなぎった。
夕方地鎮祭に備え下見に現場に出向いたが、目の前に広がる中央アルプスは夏山の様相であった。
その奥にそびえる3000メートル級の高山はまだ雪を頂き、夕日が沈む数分真っ赤に染まり
これを毎日家の中から見ることが出来るのかと思うと楽しみが増えた。

そうか~いよいよか~。
3月末に退職し、すでに3ヵ月が過ぎていく。
あと4ヶ月もすると家は立ち上がり内装工事も終了する。
11月に引越しをすると、間もなく年末となる。
そう考えると今年もまた早い時間の過ぎ方である。

梅雨に入ってもろくろく雨が降らず、都会は暑くて夏日が続いているのに
この標高の高い地域はきゅうりの苗はなかなか育たずまだ20センチくらいしか伸びていない。
出遅れている野菜の成長はいつになったら追いつくのか見当がつかない。


強力助っ人

2013年06月11日 21時54分46秒 | Weblog
カラカラ天気で野菜や草花にとっては、成長しにくい毎日が続いている。
一日2回水をまいているが、浸み込んだ後間もなく土ぼこりが立っている。

そんな中、トマトだけが乾燥に強いのでひ弱な頃からみちがえって来た。
今年は苗を買う以前に近所からごっそり野菜の苗を頂いてしまった。
トマトは人生最大の栽培量だ。

きちんと収穫できたら誰が食べるのだろうなどとも思わず毎日面倒をみている。
先日、ムスメ夫婦がトマトの雨よけを作りに来てくれた。
毎年野菜に手がかかる季節に海外旅行をして、色々失敗を重ねてきた。
そして今回やっと手間隙かけて面倒を見れることが出来るようになった時に
大量の苗を植えてしまった。

トマトの雨よけは都会から引越ししてきて初めて組み立てたが説明書を読んでも
何のことやら良くわからず、しかも時間がどんどん経ち焦りながら作り、風が吹いたり大雨の時は
大丈夫かと随分と心配したものだ。

自分は力がないから時間もかかれば、農家の人が見たら欠点だらけであろう。
ムコ殿はすごい。力もあるしポイントをしっかりと押さえ、黙々と作業をして
今回は雨よけハウスを3棟も組み立ててもう頭が上がらない。

明日から台風が接近し、大量の雨が降るという。
昨日あたりからその影響で南風が強く、乾燥したほこりが舞い上がっているがもうこれで
安心。
草取りをしながら、地味に毎日小さな作業を繰り返し行うことによって
ガーデニングも家庭菜園も結果が出るのだと考えた。

週末園芸をしてきた時は気づかなかったが、野菜作りは作業量は果てしなく、人並みに
作物を作るには時間と愛情がなければそれ相応の結果は出ないのだ。

来年は肥料の研究が必要だ。

 



コウノトリ

2013年06月07日 23時30分46秒 | Weblog
昨年の今頃を思い出す。
ムスメの結婚式でスイスとドイツを旅行して回ったが
勤務中だったし、何もかも夢中で毎日が終わっていった。
退職して気持ちに余裕が出来た今、やっと写真を見ては当時を詳しく思い出すようになった。



丁度今頃はスイスからドイツに戻る前にフランスのコルマールに泊まった。
おとぎ話に出てくるような建物の小さな町並みで車は禁止で歩き回って
街中を見物する。
運河は船が行き来し、ゆっくりと観光客は中世の建物を川面から見て回る。



   

石畳の町の中を歩き回りながらお寺や商店街を見たが、ふと、周りの観光客が
遠くの寺院を仰ぎ見ているのに気づいた。
本当に高層の寺院のてっぺんに何か黒いものが見える。
どんどん近づいて行くとコウノトリだと誰かが言っている。
遠くで見るとカラスぐらいの大きさだと判断するがいやいやそんなことはない。
大きい巣に番のコウノトリが巣作りをしている。



コルマールのお土産の店ではいやにコウノトリの雑貨類が並べられていたが
この町の名物なのだ。

日本でコウノトリを見る機会はまったくない。
赤ちゃんを運んでくる幸運のコウノトリは話には聞くが実際に見ることが出来ない。
古い寺院の屋根に大きな直径3メートルくらいもある巣を作っている。
1時間くらいはたっぷりと下から見上げて写真撮りに熱中していた筈だ。
建物もすばらしく素敵だったが、コウノトリを見た思い出はとても幸運だったと感謝している。

   

藍の作品展

2013年06月07日 20時31分02秒 | Weblog
所用が出来、茅野市の市民会館に出向いた。
6年間個の諏訪地域に住んでいながら、茅野駅に隣接しているのに
この会館に入ったのは今回で2回目である。
有名な建築家の斬新なデザインで芸術に疎い生活を送っていたので、初めてゆっくりと中を
歩いた。
前回はThe Brothers Fourのコンサートを聴きに行ったが開演時間迫っていて、会場に直行した。
立派な市民ホールで、丁度藍作家の個展が催されていて、ちょっと敷居が高い気がしたが
知らない世界をのぞく良い機会だ。

    

広島で35年も藍染めをしている作家さんだが、冬の寒い時期を除き、蓼科に住居を持ち
工房で作品を作っているという。
大きなタペストリーや額に入った蛍や風景画が飾ってある。

    

普段藍はデパートなどでたまにTシャツやパラソルなどでちらりと見ることもあるが
額縁の風景画を見るのは良い機会であった。
藍染めといっても淡い色から濃色まであり、20回から30回位染め重ねていくと言う。
美しい藍色のスイスのユングフラウヨッホや北アルプスの風景の前ではその色合いに鳥肌が立った。

新しい家を建てた時に蛍が飛んでいるタペストリーを壁に飾りたいと思ったが
芸術家の作家はその道のつながりで忙しいらしく、広島在住の作家は京都の画家です
と次々に訪れてくる方たちにご挨拶で追われ、遠い距離を感じてしまった。

ただし家で心地よく毎日を過ごしていると、外へ出かけるのが面倒くさくなるのが良くわかってきた。
そうか!と感動する日を自分で作らねば老いはスルリと忍び寄ってくるであろう。

新種の花栽培

2013年06月05日 21時57分59秒 | Weblog
原村から小淵沢へ行く道路にいつも通り過ぎる時に気になるハウスがある。
その広場で沢山の花が展示され花を売っているらしい。
今日は午後から雷雨情報が出され、ふと思ってその場所へ行ってみた。

大手の飲料メーカーが花卉類の栽培を始め、珍しい品種の植物を時々一般に売り出している。
今回は見たことがない彩りのペチュニアと袋詰めの土を買ってきた。
エコのための土らしい。

     

広い土地があるが、袋栽培が珍しく立派なペチュニアの大株仕立てが出来るらしい。



庭ではカモミールが最盛期でむせ返るような香りで家の中も外も満ちている。
そろそろ刈り取らねばならないが犬たちが楽しんで歩き回っているので、一日一日後回しにしている。



おら、スカウトされた。

2013年06月05日 21時02分03秒 | Weblog
退職して2ヵ月経ち、やっと毎日のリズムがついて来た。
季節が変わるので日々温度差や日差しなどで体の感じ方も異なっている。
勤めているときは時間で動いていたから、生活の中の見方は大きく違っていた。
毎日知らなかったこと、気づいたこと、を生活の空間から知らされている。

今日、いつものように午前中は庭と畑で働いていたが、お昼、脇の道路に車が止まり男性が降りてきた。
もと働いていた職場で、退職したことを聞き、立ち寄ったという。
じぇじぇ!・・・・

その人は健康診断を受けた後、毎年私の事後指導を受けていたというがこちらとしては覚えていない。
茅野で人材派遣会社を経営していて、医療職の求人で困っており私にもう一度働かないかという。
農業スタイルの完全防備の姿の今と、勤務していた時のユニフオーム姿とは段違いだが
この諏訪地域も医療施設は人手不足で運営が大変だという。
資格があるのに働かないのは勿体ないという。
絶対駄目かと言うので絶対だーめと答えた。

こちらの事情もあるのだが、周囲の農家の老人は皆働いているのが当たり前で、働かない理由を説明しても
いまいち理解してもらえない。
そういえば退職してから、近所の温泉、スーパー、レストランなどで後ろから声をかけられぎょっとしたっけ。
温泉なんか、裸だし...
その度、退職したことを告げたが、皆異口同音にあら~勿体ない・・・・、まだ若いじゃないと言われる。
いえいえ、この年齢になってまだまだ知らないことが多すぎることに気づいて慌てているのです。

朝食の時、カッコーの声を聞き、焼きたてのパンと、挽きたてのコーヒーを飲みながら庭の花を眺める時間は
ささやかながらやっと手に入れた幸せのひとつである。
もう少し先になると自分で作った野菜を採りたてが食べられる時がやってくる。