レンレンのひとりごと…

毎日のお弁当・手作り料理・手しごと・おでかけ。そして、ひとりよがりな日常のプチエコと2匹のニャンたち…。

映画『武士の献立』の舞台、加賀の食材を使ってこころ温まる和食のおいしさ

2014-01-20 |  ■料理教室

昨日は午前中に『武士の献立』と『ホームメイドクッキング』のタイアップ講座に参加してきました。

午後からは山梨へ向かい、権六さんでお蕎麦を食べて桔梗屋さんのアウトレット、

天目山温泉のコースといったチョッと慌ただしい1日でした。

 

加賀れんこん、すだれ麩など加賀ならではの食材を使ったやさしい味の和食講座では、

「さといもの六方むき」「きゅうりの蛇腹切り」など映画に登場する包丁さばきを体験してきました。

 

メニューは

  • 治部煮
  • 加賀れんこんのはす蒸し
  • 里芋田楽の蛇腹きゅうり添え
  • 押し寿司
  • 手鞠麩すまし汁

 

 

映画『武士の献立』
http://www.bushikon.jp/

『武士の献立』と『ホームメイドクッキング』のタイアップ講座
http://www.homemade.co.jp/x_wasyoku.htm

 

 

 

食材は調味料以外全て加賀のものを使い、3人1組で加賀のおもてなし料理を作りました。

私のグループは1人お休みだったので2人での作業となりました。

 

 

 

治部煮

治部煮は、江戸時代から伝わる武家から庶民に至るまで広く親しまれた金沢市を代表する郷土料理です。

四季折々の野菜、小麦粉をふった肉、加賀を代表する麩・すだれ麩、茹でただけの青菜、

だし汁に醤油・味醂・砂糖・酒を加えたものでさっと煮、わさびを添えていただきます。

 

 

 

 

加賀れんこんのはす蒸し

すりおろした蓮根に卵、塩、みりんを加えたもので海老の身を包み蒸しあげ、

餡をかけたものです。

蓮根の素材の味とお出汁が調和されたとても上品で美味しいひと品でした。

 

加賀れんこんは、節と節が短く肉質が緻密で雪肌のように白く、

酢の物、汁物、蒸し物など色々な料理にむいているそうです。

 

 

 

里芋田楽

里芋の六方むきをしました。

主婦感覚でもったいない…と思ったのですがそこはおもてなし料理、

見栄えも味のひとつと考えることにしました。

 

皮を剥いた里芋はたくさんのお湯でサッと茹でてから水洗いしてぬめりを取り、

半分に切ったものをお出汁で柔らかくなるまで煮て田楽味噌を塗りました。

こんな丁寧な調理、普段の私はしていません。勉強になりました。

 

 

 

蛇腹きゅうり

映画の中でも上戸彩ちゃんがとてもきれいに蛇腹を伸ばしているシーンがありました。

そのシーンが頭から離れなかったので、蛇腹きゅうりを作るのが楽しみだったのですが、

きゅうりが曲がっていたのでずれてしまい、少しバラバラとなってしまいました。

上戸彩ちゃんが切っていた蛇腹きゅうりになるようリベンジします。

 

 

 

押し寿司

酢飯に刻んだ生姜が混ぜてあります。

具は塩昆布と桜えび、レモンといった他のおかずを引き立てるとてもシンプルな押し寿司です。

 

 

 

手鞠麩すまし汁

お出汁が決め手の和食。

昆布1%、鰹節2%の合わせだしです。

特にすまし汁はお出汁をそのものをいただくようなものですもんね。

 

器を選びきれいに盛付けをするだけで、素朴な和食が豪華なおもてなし料理になるのは、

素材や素材に対する丁寧な作業がなせる技なのかもしれません。

ユネスコ無形文化遺産となった和食、大切に受け継いでいきたいと思います。

 

 

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