紫紺のやかた

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大船観音の初お参り(その2)

2024-04-08 21:35:15 | 音楽

 その1で触れましたイベントとは、あるアマチュアのMオーケストラの首席奏者『バイオリン、ビオラ、チェロ』の弦楽三重奏によるベートーベンとモーツアルトの曲の演奏会であった。弦楽四重奏は、よく行われるそうだが、弦楽三重奏はめずらしいそうだ。

演奏会とは別に、お参りするご高齢の方が多くおられたが、坂道の角度が20度くらいの急こう配の坂道を歩かれていた。急こう配の坂道を歩くのが慣れている方のように見受けられた。早く行こうと思い高齢者より早足で歩を進めたが、相当しんどかった。やはり、坂道はマイペースで歩を進めるのが良いと感じた。

知人によると、急な坂道は、昔は石段であったとのこと。境内に一台の軽自動車があり、自動車を通す為に坂道にしたと思った。

 若い頃、地元の石段だったところが坂道になり、その時は、石段の方が坂道より歩くのが楽だったという記憶がよみがえった。

演奏会は、観音菩薩の本堂で行われた。僧侶による朝のお勤めが行われたようで、本堂はお線香の匂いと煙であふれていた。

しかし、音楽愛好家はお線香の匂いをあまり気にせず、開演を待っていた。

来場者は約100名と相当な人数で驚いた。

西洋のクラッシック音楽と東洋の仏教の場で、ある意味融合まで行かないが、違和感なく演奏を聞かせてもらった。演奏後、アンコール曲が演奏されたが、よく知られている日本の歌曲で緊張感がほぐれたのは私だけではないか?演奏終了後みんながよく知っている曲をアンコールにするのは、私の数少ない経験ですが、定番になっていて、嬉しい。この演奏者たちは、鎌倉の地元のお寺で演奏会を行うのは第1回目で、続けて、6月30日(11:00と14:00)と浄智寺で2回目の演奏会を行なう予定で、次回は弦楽五重奏で、ブラームスの作品2曲で、年内更に3回、4回と続くそうです。

 

入場料は無料ですが、申し込みが必要ですので、視聴ご希望の方は、次のアドレスにアクセスして予約をしてください。musikspillen@gmail.ありcom

尚、寺院の参拝料(参観料)は、別途必要になりますので、お含み願います。

鎌倉に近い逗子に住んでいるので、いつでも行けると思って、鎌倉の寺院に行かない私にとって、お参りするきっかけを作ってくれた演奏会にただただ感謝である。  以上 2024年4月8日  tko