魅惑の日本映画

日本がこれまでに生み出した数々の名作、傑作、(珍作?)の映画を紹介していきます。

相棒Season7「レベル4」★★★★★

2008年12月18日 | Weblog

ごめんなさい、書かずにはいられなかったもので

日本映画というタイトルから脱線してしまっているんですが、
これだけは書かせてください!

(邦画はあと2本くらい書けるかな。東宝の「透明人間」を買ってきたので。)


あらすじは公式サイト

 

いやあ~遂に来てしまいましたね。
この回が。
見終わった後の感想としては。


大満足です。


確かに物凄く寂しくて、どこか心にぽっかり穴が開いたような気もしましたが、
…うん。これだよ。これこそ相棒なんだよ。
あの辞職の理由なら、納得できる。


亀山薫の卒業に気を取られて、本編のほう忘れてしまいそうですが、
話自体もそうとう面白かったです

微生物研究所の小菅が殺人ウイルスも持ち出し、右京らにゲームだと持ちかけ、
攻防戦が始まるのですが、小菅はただ単に日本にウイルスを撒き散らし、シュミレーションを試みようとしたわけではなく、ちゃんとした目的があった。
このあたりの一ひねりの展開もさすが相棒。

小菅に殺された研究員と同研究員・千沙子もあるタブーと絡んでいましたし。
前編の自衛隊のヘリが都内を飛び回っていたというのはてっきりマグカフィン(この場合では事件解決のための、きっかけとなるような設定。設定変更ができるどうでもいい設定)だと思っていましたが、まさか事件に絡んでいたとはね。

一人の鑑識から感染を防止するための「隔離」方法も面白かったです。

それと同時にすごい怖かった。もう、言葉は古いですがハラハラドキドキしっぱなしでした。
前編と後編を編集してつなげたら映画できちゃいますよ。

米沢さんの活躍も忘れちゃいけないですね、かっこいいです。

 

さて、話も超一級の出来栄えでしたが、輿水脚本ならではの登場人物の台詞も絶好調でした。


「何年あの人の相棒やってると思ってるんですか。」

「誰が笑うものですか。」

「とっとと行きやがれ。」

「どうか気をつけて行って来て下さい。以上です。」


もう台詞を聞くだけでじ~んとしてしまいます。
右京と薫の固い握手、伊丹刑事との悪態ぶった別れ方。さすが相棒を生み出した脚本家です。
右京さんのあっさりとした分かれ方も、右京さんらしい。
これが相棒なんですよ


相棒第一章の最終回。そして、元日からは新たな相棒がスタートします。
そういう感じで見てもいいと思います。



また亀山薫が帰ってくることを信じて…


脚本 輿水泰弘
監督 和泉聖治
音楽 池 広頼

水谷豊
寺脇康文
鈴木砂羽
益戸育江
川原和久
大谷亮介
山中崇史
山西惇
岸部一徳

袴田吉彦
大路恵美

2008年度 テレビ朝日 東映

履歴↓

大魔神

大魔神怒る

大魔神逆襲

相棒Season7 「還流~密室の昏迷・悪意の不在~」

その夜は忘れない
ど根性物語 銭の踊り
億万長者
憲兵と幽霊
怪猫亡霊屋敷

日本列島
激動の昭和史 軍閥

相棒(劇場版)
おとうと
衝動殺人 息子よ
満員電車
八甲田山

黒い十人の女
穴(大映)
血と砂
ハウス(HOUSE)
相棒(最終回SP『黙示禄』…番外編)

悪い奴ほどよく眠る
無法松の一生
蜘蛛巣城
江分利満氏の優雅な生活
大江山酒天童子
日本沈没

妖星ゴラス
斬る
待ち伏せ
殺人狂時代
太平洋奇跡の作戦キスカ
赤毛

戦国野郎

ブルークリスマス
大盗賊(東宝)
座頭市と用心棒
ガス人間第一号

電送人間
美女と液体人間
赤ひげ
世界大戦争
椿三十郎

用心棒
モスラ(1961年度版)
新幹線大爆破
隠し砦の三悪人
日本のいちばん長い日

☆はじめに☆


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