Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

上州鬼石の冬桜(1)

2008年11月16日 | 季節の彩り
「城峯公園」の冬桜とは違う趣がそこに・・・

(1)


2週間前に訪れた埼玉県神川町(旧神泉村)にある「城峯公園」よりも遅れて咲く冬桜があります。
それが、ここ藤岡市(旧鬼石町)にある「桜山公園」の冬桜です。
朝4時過ぎに起きて出かけましたが、終始厚い雲が上空にあって日が射すことは殆どありませんでした。

それでも気まぐれに雲間から太陽の光が当たることもあり、まさにこの日は「忍」の一語でした。
今回は、そのようにして日が当たった冬桜のみを集めてみました。
これはファーストショットで、日本庭園の紅葉を背景に冬桜の花に日が当たった瞬間です。

撮影地:群馬県藤岡市鬼石「桜山公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM(共通)
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/100秒 f/4.0) 0.0EV 105㎜(168㎜相当)
撮影年月日:2008年11月15日(土)


(2)


見所の一つである「展望台」そばから撮影したカットです。
メインストリートですから、人通りが絶える事がありません。
ですから、今回は早暁に家を出発して備えたんですが・・・

三脚にカメラを据えて待つこと30分、やっと左側にある雲間から日が射しました。
散策する人がフレームアウトするのをやきもきしながら待ったものです。
展望台付近の桜は樹齢もあり、折り重なるようにして咲いている人気のスポットです。

撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/20秒) 0.0EV 99㎜(144㎜相当)


(3)


今度はカメラを横位置にして取り込む範囲を変えてあります。
よく言われることですが、縦位置は奥行きを、横位置は広がりを表現することが出来ますね。
広がりは何も広角レンズを使うことではなく、長焦点側でも表現することが出来ます。

撮影データ:ISO100 f/13.0AE(SS1/13秒) 0.0EV 82㎜(131㎜相当)


(4)


これは2枚目と3枚目の画面左奥の山頂へと至る階段の途中から狙ったものです。
俯瞰気味の撮影となり、道を行き交う人影をどのように処理するかで悩みました。
実際には画面に3人いますが、ぱっと見では分からないでしょう?

撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/13秒) 0.0EV 105㎜(168㎜相当)


(5)


一度は消えた陽射しが再び現れたので、大急ぎで展望台に引き返しました。
これは展望台から2枚目と3枚目にある手前の大きめに写っている木を逆光で捉えたものです。
ちょうど写真で比較すると、真横から撮影したものとなります。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/80秒 f/5.0) 0.0EV 45㎜(72㎜相当)


(6)


さて、かなり時間をかけて撮影しましたので、桜山の山頂に着いたのは10時近くになってしまいました。
桜山の南斜面は若木が多くてボリューム感には欠けますが、下界を見下ろすことが出来ます。
この時は北の空から雲が消えて、太陽が燦燦と降り注いでくれました。

でも、いいことは長続きしません。
ほどなく太陽は雲に隠れてしまい、二度と姿を見せてはくれませんでした。
撤収を決意して家路へとつきましたが、途中の高速道路では涙雨が降り始める始末でした。

撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS1/25秒) 0.0EV 35㎜(56㎜相当・C-PLフィルター使用)

上野村の紅葉と黄葉(2)

2008年11月15日 | 季節の彩り
群馬県上野村は被写体の宝庫でした♪

(1)


この日は「中止の滝」を目指して、上野村をさらに奥へと向かっていました。
地図を確かめるべく車を止めると、道路の右側にこのような岩峰を見つけました。
あっ、因みに私の車はカーナビという文明の利器は積んでいません(笑)

有名である筈もなく、カメラを向けていたのは私一人だけでした。
高圧鉄塔から延びる電線が邪魔ですが、まぁ、ライフラインですから仕方がありませんね。
空にかかっているだけでしたら、フォトショップなどで消せますから気にしません。
ここではそのまま処理せずに掲載をすることにします。

撮影地:群馬県多野郡上野村(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM(共通)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/7.1) -0.3EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年11月2日(日)



(2)


空はあくまでも青く澄み渡り、気持ちの良い空間が広がっていました。
この場所は車両通行止めですから、歩いていくしかありません。
通行する車を気にせずに撮影できることは、精神衛生上良いものです。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/7.1) -0.7EV 35㎜(56㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


これは「中止の滝」を見た後に、下山途中で見つけたものです。
林間から垣間見える紅葉が事のほか美しく感じられた瞬間でした。
ただ、前にも書きましたが、あまりにも傾斜がきつくて撮るのは大変でした。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/5.0) -0.3EV 55㎜(88㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


カラマツも色づきはじめ、この一週間後がピークだろうなと予測されました。
でも、実際にはその土日はどんよりと曇ってしまい、とてもお出かけする気分ではありませんでしたよね。
カラマツは新緑と黄金色に輝く時が一番魅力的ですが、今度の土日ではもうピークは過ぎたかもしれません。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/80秒 f/5.0) -0.3EV 50㎜(80㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


↑のカットからかなり引いた位置で、カメラを左に振ってみた眺めです。
カラマツがそこそこいい色づきとなり、秋本番を感じさせてくれました。
サイド光ですので立体感も出ていると思います。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/60秒 f/5.6) -0.7EV 35㎜(56㎜相当・C-PLフィルター使用)


(6)


狭い沢沿いの道を歩いていると、日が当たる部分はかなり限られていることに気づきます。
秋の日は低いところから射すせいか、余計にそういったことを感じますね。
通る車もなく、人っ子一人歩いていない道では心細さが先にたちます。
一応、熊除けの鐘というか鈴はつけていますが、出会ってしまったら・・・

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/4.5) -0.3EV 75㎜(120㎜相当・C-PLフィルター使用)


(7)


このカットを見ると夕方のイメージがあるかと思いますが、何と午後2時半頃なんですよ。
それだけ山深いところにいるんだなと実感しますね。
日なたよりも日陰の方が圧倒的に多く、いささか肌寒くもなってきました。

「山では午後3時を過ぎたら行動するな」という言葉がありますが、何だか頷けるような気がします。
上野村は手付かずの自然が多く、恐らくは人跡未踏といった地が多いことでしょう。
これからは撮影フィールドとして、足繁く訪れるような予感がします。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/5.0) -1.3EV 75㎜(120㎜相当・C-PLフィルター使用)

天空回廊

2008年11月12日 | 観光地
その名は「上野スカイブリッジ」

(1)


群馬県上野村には「天空回廊」と呼ばれている吊橋があります。
正式には「スカイブリッジ」という名称ですが、全長225m、高さ90mあって空中を渡るような感覚から「天空回廊」といった愛称がついています。
紅葉は見頃よりも少し早かったものの、秋の彩の中を私も歩いて渡ってきました。


(2)


この「天空回廊」の「まほーばの森」側の渡り口には、このようなものが埋め込んであります。
標高は700m近いんですね・・・そんなに標高があるとは思ってもいませんでした。


(3)


さぁ、いよいよ「天空回廊」を渡ることにしましょう。
この橋は有料で一往復100円を料金箱に入れて渡ります。
料金箱は無人ですので払わずに渡る輩もいますが、何とも寂しい気持ちになります。


(4)


吊橋の中央部分より眺めた景色ですが、相当な高所であることが実感できます。
右上にある集落は上野村の中心部で、中央部に見える道は国道299号線です。
先日公開しました「上野ダム」や「中止の滝」は、さらにこの左奥(遥か先かな?)にあります。


(5)


「まほーばの森」にある展望台から「天空回廊」を見下ろしたところです。
対岸(画面では左奥)にある駐車場は、コウモリが飛び交う関東最大の鍾乳洞「不二洞」の入り口になります。
ここまで来たら、是非ともお立ち寄りいただきたい場所ですね。

※今回は撮影データの表示はご勘弁ください。
 撮影機材は全てRICOH Caplio GX100で、C-PLフィルターを装着しております。

錦秋の西沢渓谷(4)

2008年11月10日 | 滝・渓流
西沢渓谷の白眉「七ツ釜五段の滝」

(1)


「えっ、どこが七ツ釜五段の滝なんだよ~!」って思われたことでしょう。
実は、このカットは滝の最上段の落ち口付近と滝壺(淵)を画面右下に入れて構成したものなんです。
紅渓流沿いの紅葉が実に綺麗で、「七ツ釜五段の滝」を後にして歩き始めてすぐ目に留まりました。
新緑の頃も撮影したことがありますが、やはり秋の方がインパクトがありますね。

撮影地:山梨県山梨市「西沢渓谷・七ツ釜五段の滝」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/60秒 f/4.1) -1.7EV 5㎜(24㎜相当)
撮影年月日:2008年10月25日(土)



(2)


今度は上部二段の滝の部分を切り取って構成してみました。
デフォルトというかスタンダードを潔しとしない天邪鬼のZEISSメにござりまする(笑)
てゆーか、普通に撮ったのではインパクトに欠けますよね。
どこかでオリジナリティを出そうとした苦肉の策であります。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO100 SS1/1秒AE(f/20.0) 0.0EV 84㎜(134㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


このカットでやっと見慣れた構図になったかと思います。
トップ画像にしようかな?と思いましたが、まんま観光ポスターの構図ですから思い留まりました
紅葉は綺麗だし、滝は均整がとれているし、基本的には言うことなしですけれど・・・

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO100 SS1/3秒AE(f/10.0) +1.3EV 39㎜(62㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


欲張って四段目まで一画面に収めてみることにしました。
この滝は五段全てを一望のもとには出来ないので、分割して見たり撮ったりするしかありません。
超広角レンズを使えば最下段の滝も辛うじて入れることもできますが、かなり窮屈な構図となります。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/200秒 f/3.6) -1.3EV 5㎜(24㎜相当)



(5)


これは遊歩道に架けられている木橋の上から狙ったもので、2段目から最下段の5番目の滝がフレームに入っています。
橋は人が歩くと揺れますので、ハイカーが多い時は三脚を使うことが出来ません。
4段目と5段目の滝は勢いがありますので、あえてスローシャッターを使うこともないでしょう。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO400 プログラムAE(SS1/60秒 f/5.0) +0.3EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)



(6)


さて、「七ツ釜五段の滝」の最後のお楽しみです。
渓谷から胸突き八丁の坂と階段を登りつめるとトロッコ道に出ます。
これはトロッコ道にかかる立派な鉄製の橋から俯瞰撮影したものです。

旨い具合に1段目と2段目の滝が見えるようになっています。
ここもハイカーが通ると橋が揺れますので、人が多い時期は三脚を使うことはまず困難です。
こんな時は手ぶれ補正機能つきのレンズが威力を発揮しますね。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/80秒 f/5.0) -1.0EV 77㎜(123㎜相当・C-PLフィルター使用)

上野村の紅葉と黄葉(1)

2008年11月09日 | 季節の彩り
奥神流湖にて錦秋を愛でる

(1)


先日公開しました「中止の滝」を見た帰りに立ち寄ったのが奥神流湖です。
いわゆる上野ダム建設の伴って出来た人造湖ですが、山深いところにあるため風光明媚です。
山の木々も色づきが良くなってきており、右やや斜め奥からの光線と相俟って見事な景観が広がっていました。
一通り見渡してから暫し考え・・・「見ぃ~つけた!!」

撮影地:群馬県多野郡上野村(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/80秒 f/6.3) -1.0EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年11月2日(日)



(2)


トップ画像の右側の入り江が込み入っている部分が立体的になっていました。
狙いは決まりました・・・後はどのように切り取るかを見極めれば良いわけですね。
「う~ん、この絶妙な光線が堪りませんなぁ!」
こういった眺めが大好きなZEISSメにござりまする(笑)

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/60秒 f/7.1) -1.0EV 92㎜(147㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


上野ダムは群馬県多野郡上野村を流れる利根川水系神流川に建設されたダムです。
1995年に着工し、10年の歳月をかけて2005年に完成しました。
東京電力が管理する発電専用ダムで、高さ120.0メートルの重力式コンクリートダムとなっています。
長野県にある南相木ダム(上部ダム)と揚水発電をし、この上野ダムは下部ダムにあたります。

さて、トップ画像と2枚目の画像ですが、ちょうど堰堤左奥の影になった部分から狙っています。
秋の夕方近くの光線は低い位置から照らすため、いかにデジタル対応レンズとはいえ厳しいものがあります。
山が作り出した自然のハレ切りによって、フレアやゴーストが発生せずにクリアな描写を得られました。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/250秒 f/3.6) -0.3EV 5㎜(24㎜相当)



(4)


さて、その堰堤から南を見渡すと、このような山が視界に入ります。
サイド光であるために木々の立体感が出ていると思います。
お天気も良く、空にある一筋すーっと掃いたような雲が印象的でした。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/5.6) -0.7EV 47㎜(75㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


東の方向を見やると、重畳たる山の連なりを眺めることが出来ます。
いわゆるダム湖ですから、簡単にこのような眺めを見ることが出来るのが嬉しいですね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/160秒 f/7.1) -1.0EV 50㎜(80㎜相当・C-PLフィルター使用)



(6)


↑の画像を撮影した位置から少し右へカメラを振ると、見事に色づいているところがありました。
ほぼ順光線でしたが、いい色が出ているなぁと単純に思いましたね。
岩肌が少し見えていることもあり、単調さを免れることが出来たようです。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/160秒 f/6.3) -0.7EV 67㎜(107㎜相当・C-PLフィルター使用)



(7)


日もかなり傾いてきたので駐車場に戻りかけて、2枚目と同じ方向を見やるとまた違う眺めがありました。
「もうキリがないなぁ・・・」と思いながらももう一枚!!
本当に景色がいい場所では時間を忘れてしまいます。

これじゃぁ家族連れでは撮影に専念できませんなぁ!(爆)
というか、家族から愛想をつかされるのが関の山です。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/4.0) -0.7EV 105㎜(168㎜相当・C-PLフィルター使用)



(8)


ダムの堰堤の入り口には東京電力の事務所があり、そこにこのようなレリーフが掲げられていました。
上野村はその殆どが山林で占められており、木と密着している生活が窺えるものですね。
画像には見えませんが、事務所の日が当たっている白い壁には無数の天道虫が群がっていました。
多分、冬眠する前の行動だったのでしょう。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/400秒 f/7.1) -0.7EV 105㎜(168㎜相当・C-PLフィルター使用)


上野村役場トップページ

TEPCO(東京電力)群馬支店:神流川発電所

錦秋の西沢渓谷(3)

2008年11月07日 | 滝・渓流
渓谷に趣を添える滝の数々

(1)


西沢渓谷に足を踏み入れて最初に目にするのが、この「なれいの滝」です。
ナレイ沢にかかる滝で、以前は名前がついていなかったものです。(気づかなかっただけか?)
写真では明るく写っていますが、実際は暗い場所に落ちているため撮影には苦労します。
水量はさほど多い滝ではありませんが、谷のようになっている沢のせいか水音は大きく聞こえます。

撮影地:山梨県山梨市「西沢渓谷」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/15秒 f/4.4) -1.7EV 15㎜(72㎜相当)
撮影年月日:2008年10月25日(土)



(2)


なおも渓谷に分け入ると、やがて二股吊橋にさしかかります。
吊橋を渡る途中、右手には東沢(現在は入山禁止)が目に入ります。
渡り終えてやや急な登り道となりますが、その途中の左手に「大久保の滝」があります。

この滝はその名の通り大久保沢から流れ落ちる滝で、それなりに見ごたえがあります。
狭いながらも滝見台があり、このような構図で捉えることが出来ます。
但し、このように手前にある木が育ちつつありますので、年々見にくくなってくると思います。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/30秒 f/4.4) -1.7EV 15㎜(72㎜相当)



(3)


先日公開しました「三重の滝」は、「大久保の滝」から歩くこと10分ほどの距離です。
そこからさらに10分歩くと、この「竜神の滝」が左手前方の視界に入ってきます。
遊歩道から距離がやや遠く、滝壺が一部隠れた状態でしか見ることが出来ないのが残念です。
もう少し右手前方に進めば滝壺の全景を見ることは可能ですが、今度は二段に分かれて落ちている上段の部分を見ることが出来なくなります。
痛し痒しといったところでしょうか?

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO100 SS1/1秒AE(f/14.0) 0.0EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


「竜神の滝」から歩くこと5分、左手の岸壁に「恋糸の滝」を見ることが出来ます。
まさに糸のようにすーっと落水する姿は儚げなものがあります。
枯れ滝に近いものがあり、渇水期にはその姿はどこにあるのかが分かりません。
雨上がりの翌日でもこの程度ですから、多少のまとまった雨でも降らない限りは滝に見えないでしょうね。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/80秒 f/3.6) -1.3EV 9㎜(43㎜相当)



(5)


「恋糸の滝」から歩くこと5分。
今度は渓谷をやや高い位置から見下ろす場所から、この「貞泉の滝」を望むことができます。
ここも小さいながらも滝見台があり、一応三脚を据えて撮影することが可能です。
でも、ご覧のように木が滝の中央部分を隠してしまいます。
まぁ、それも趣だと言えないこともありませんが・・・

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO100 SS1/5秒AE(f/5.6) -0.3EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)



(6)


「貞泉の滝」あたりは滑りやすいため、ご覧のように遊歩道に鎖が渡してあります。
スリリングに見えるかもしれませんが、意外と心配はありません。
でも、油断は禁物ですよ。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/50秒 f/2.9) -1.3EV 5㎜(24㎜相当)



(7)


「貞泉の滝」から30分弱で方杖橋に着き、渡り終えた地点で「七ツ釜五段の滝」の最下段の滝が右手に見えます。
轟音をたてて落ちる様は、いよいよハイライトまで辿り着いたのだなと思わせるものがあります。
この「七ツ釜五段の滝」はここより5分弱登りつめた場所に優美な姿をして出迎えてくれます。

この滝については、後日になって別記事でご紹介したいと思っています。
「もったいぶるなよぉ!」ってかぁ?
でも、それだけ優美な姿をした名瀑ですから、暫しお待ち下され!!

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/50秒 f/3.9) -1.3EV 11㎜(53㎜相当)



(8)


「七ツ釜五段の滝」から5分も歩けば、渓谷沿いの遊歩道から見える最後の「不動滝」が望む場所に着きます。
以前は滝を正面から見据えることができる場所までの道が延びていました。
ところが、現在は崩落が激しくて立ち入り禁止となっています・・・残念ですね。

いよいよここから傾斜がきつくなり、最後の胸突き八丁とも言える登り道になります。
もう一頑張りでトロッコ道(旧森林軌道)に出ます。
後は、そのトロッコ道を紅葉を楽しみながら下るのみとなります。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO400 プログラムAE(SS1/60秒 f/5.0) -1.0EV 50㎜(80㎜相当・C-PLフィルター使用)

城峯公園の冬桜(2)

2008年11月04日 | 季節の彩り
「幽玄の世界」・冬桜のライトアップ

(1)


春に咲く桜のライトアップは各地で行われますが、冬桜ともなると珍しいのではないでしょうか?
一昨年にこのライトアップがされている情報を得ましたが、なかなかその時間まで粘ることはありませんでした。
今年は是非とも見たいと思い、夕暮れ近くになって再訪して撮影することにしまそした。

日没後に暗くなってから、ライトアップで浮かび上がる冬桜は「幽玄」そのものでした。
派手さはないものの、どことなく心に沁みてくるものがあり、これは日本人にしか分らないだろうなと・・・
やはり日本の秋は美しいと改めて感じた次第です。

撮影地:埼玉県児玉郡神川町「城峯公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM(共通)
撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS10秒) -0.3EV 47㎜(75㎜相当)
撮影年月日:2008年11月2日(日)



(2)


冬桜のライトアップはメインの広場付近だけではなく、展望台の近くの斜面でも実施されています。
日没後すぐの広場は混むため、写真撮影が目的でしたらこちらから狙うのがいいでしょう。

撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS4秒) -0.7EV 32㎜(51㎜相当)


(3)


まだ明るさが残っている空は青味を帯び、月と星の輝きが趣を添えてくれました。
空が青味を帯びているには理由がありまして、ホワイトバランスを3,800°Kにしてあるからです。
簡単に言ってしまえば、電球マークに合わせて撮ったのと同じ効果となります。

撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS8秒) -1.0EV 28㎜(45㎜相当)


(4)


いよいよ18時近くになりましたので、メインの広場に戻ることにしました。
日没後にあれだけいた観光客の数も減り、かなり写しやすくなってきたようです。
でも、10人程度の人影がありましたので、別の角度から狙ってみました。
中央よりやや左にある楓が赤く色づけば、また違った印象となることでしょう。

撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS10秒) +0.3EV 24㎜(38㎜相当)

(5)


18時30分近くにもなれば、殆どの人が引き上げていきました。
さぁ、これからが本格的にメインの広場で撮影が出来ますね。
これは広場とは反対側にある「レストハウス城峯」側から撮影したものです。

撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS10秒) -0.3EV 24㎜(38㎜相当)


(6)


いよいよラストカットといきたいところです。
いつもなら観光客が行きかう道を中央にして左右に冬桜が咲く構図で決め!です。
これは農産物直売所から長焦点気味にしてボリューム感を狙いました。

この時点で広場に残っている人は殆どいませんでした。
撮影を終えて駐車場に戻ると、私の車以外は2台止まっているだけです。
さて、そろそろ家路へと就くことにしましょう。

撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS6秒) -0.3EV 45㎜(72㎜相当)

冬桜のライトアップは16時30分から19時まで行われています。
標高500M地点にある城峯公園は、夜間は結構冷え込みます。
お出かけの際は、暖かい格好をして身体を冷やさないようにしましょう。

冬桜そのものは12月初旬まで楽しめますが、ライトアップがいつまでなされているか・・・
お電話でのお問い合わせは、神泉総合支所産業観光課:0274-52-3271(代表)までどうぞ。

群馬県上野村にある滝

2008年11月03日 | 滝・渓流
「竜神の滝」から「蛇木の滝」、そして「中止の滝」へ

(1)


群馬県上野村には数多くの滝があります。
もうかれこれ10年以上に亘って訪問していますが、紅葉時期に訪れたのは初めてのことでした。
「冬桜」を愛でてから最初に訪れたのが、野栗沢にある「竜神の滝」です。

着いて驚いたのが、天気がいいのに滝には全く太陽の光が当たっていなかったことでした。
GW頃であれば、午前10時30分頃は燦燦と太陽の光が降り注いでいたんですが・・・
まるで曇り空の下で撮影しているような気分でした。

撮影地:群馬県多野郡上野村(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 SS1/10秒AE(f/8.0) 0.0EV 50㎜(80㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年11月2日(日)



(2)


まぁ、そうは言いながらも折角来たのですから、気を取り直して撮影開始です。
トップ画像より左側に回りこんでの撮影ですが、部分的に切り取ってみました。
本当はもっと左側から狙いたいところですが、これ以上は左にある斜面の崩落が酷いので諦めました。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 SS1/2秒AE(f/22.0) -0.3EV 80㎜(128㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


このカットは帰り際に振り返って発見した構図です。
普通はあまり狙おうとは思わない構図でしたが、今回はちょっと面白いかな?と思ったものです。
この後は、少し道を戻って「蛇木の滝」へと向かいます。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 SS1/1秒AE(f/16.0) -0.3EV 105㎜(168㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


どうですか?落差は大したことはありませんが迫力ある滝でしょう?
轟音と辺りに響かせて落水する姿は、とても車を下りてすぐの場所にあるとは思えません。
因みに、↑の「竜神の滝」も車を下りてすぐに見えるロケーションにあります。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/250秒 f/7.1) +0.3EV 98㎜(157㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


もうお分かりですね。
この「蛇木の滝」は神流川の堰堤から流れ落ちる人工の滝なんですよ。
でも、自然にある岩を巧みに組み合わせていますので、部分的に切り取れば「名瀑」の出来上がり~♪

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/7.1) +0.3EV 55㎜(88㎜相当・C-PLフィルター使用)



(6)


さて、いよいよ今回のハイライトである「中止の滝」です。
今まで数え切れないほど上野村へ訪れながらも、未踏の地であった滝です。
かなり奥にあることもその理由ですが、何しろアプローチが厳しいものがありました。

そんな険しさがあるからこそ、この美しさを感じるんでしょうけれど・・・
折りしも紅葉と青空が見事で「来て良かった!」、と感慨に耽る暇はありませんでした。
その理由は・・・次のカットで。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/7.1) -0.7EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)



(7)


この滝へ至るルートですが、道路際に駐車スペースはあります。
ところが、今回は道路工事で車両通行止めとなっており、とぼとぼと2kmくらい歩いて行きました。
登山口に着くと、まずは入り口でビビリますね。

「えっ、ここを登るのか?」と思うくらい傾斜がきつくて狭い道だったんです。
まだ最初の100mくらいはましでしたが、登るに連れて傾斜はきつくなり、鉄パイプで出来た柵や渡されたロープなしには先へ進むことすら出来ないほど険しい道でした。
「登るってぇことは、帰りにはこれを下るんだよなぁ」と半ば呆れながら進んでゆきます。

やっと滝を見渡す場所に着いた時は愕然としました。
確かに周囲の景色は見事ですが、余りにも水量が乏しい上に全体を写すことは困難です。
仕方なく分割撮影することとし、このカットは下半分を収めたものです。
太陽が当たっている部分は飛んでいて分からないと思いますが、岸壁には硫黄成分が浸出していました。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/40秒 f/4.5) -1.7EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)



(8)


滝の上半分を写したカットですが、手持ちでそそくさと写すのが精一杯でした。
この場所も平坦ではなく、油断すれば転げ落ちるような急傾斜だったんです。
一応三脚は持ってきたものの、とても使えるような場所ではありません。

ここへ行く場合は、一眼レフでもレンズ1本、出来れば高性能なコンデジといった軽量化された装備が望ましいですね。
私はレンズ4本、それも大口径ばかりのフル装備で行きましたからへばりました。

それはさておき、問題は帰り道です。
落ち葉が降り積もった急傾斜の道とも言えないところを下りて行くわけです。
足場を慎重に探しながらの下山は大いに疲れました。

滝までの実質的な距離は短めでもかなり危険な道です。
足に自信がない方や子供づれ、お年寄りにには無理なコースです。
夏に訪れた尾白川渓谷の道も過酷でしたが、ある意味でこちらのほうが危険性を感じたくらいです。

で、今日は全身筋肉痛で家で大人しくしています(笑)

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/7.1) -0.7EV 35㎜(56㎜相当・C-PLフィルター使用)


「群馬県上野村公式ホームペジ」

城峯公園の冬桜(1)

2008年11月02日 | 季節の彩り
薄紅色の小さな八重咲きの花

(1)


城峯公園は神山の中腹、標高約500mの高台にあります。
公園には数百本もの冬桜が植えられており、10月中旬から12月上旬にかけて花が咲きます。
この時期になると三部から五分咲きの状態で、薄紅色の可憐な八重の花を咲かせます。

撮影地:埼玉県児玉郡神川町「城峯公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/250秒 f/4.0) +0.3EV 105㎜(168㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年11月2日(日)



(2)


今回はこの構図で写したくて朝一番で公園に入りました。
右斜め奥からの光線は逆光とサイド光の中間となって、独特の立体感が出ます。
反射を除去するためにC-PLフィルターを使用していますが、葉の輝きを完全に消したくないために効果は抑え気味にしてあります。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm f/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/50秒) -0.3EV 73㎜(117㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


二枚目の一部分、黄葉した木を中心に縦位置で構成してみました。
冬桜と黄葉と緑色した葉の取り合わせが新鮮な感じがしますね。
今回の画像には敢えて紅葉は入れていません。
冬桜と紅葉とのコラボレーションはいずれ公開したいと思っています。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm f/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/100秒) -0.3EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


これはメインとなる広場のすぐ近くにある展望台から撮影したものです。
木の枝が邪魔するために自由度は低いものの、逆光に輝く冬桜と山並みを入れることが出来ます。
影の部分は色温度の関係で青っぽくなりますので、より冬桜が引き立ったと思います。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/100秒) -0.3EV 40㎜(64㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


色づいた葉をもった欅の樹間から狙ってみました。
こういった撮影もちょっと面白いなと感じたからですが、冬桜の花が飛ばないようにしています。
黒っぽい幹や背景に引っ張られると露出オーバーになるため、やや切り詰めた露出を選択しています。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/80秒) -0.3EV 58㎜(93㎜相当・C-PLフィルター使用)



(6)


5枚目までは逆光、もしくは半逆光(逆光とサイド光の中間)で撮影したものばかりです。
このカットは順光線で撮影していますが、青空と白い雲の取り合わせに注目してみました。
やはり青空を綺麗に出すためには順光線が妥当なものとなりますね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/80秒 f/8.0) 0.0EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)


神川町神泉総合支所

錦秋の西沢渓谷(2)

2008年11月01日 | 滝・渓流
渓谷美(その1)

(1)


渓谷と呼ぶからには渓谷そのものにも美しさがあります。
青空が広がっていれば、縦位置でがつーんといきたいところですが・・・
雨上がりの曇り空では狙いが自ずと違ってきます。

ここは流麗な流れを中心に据えて背景の紅葉(黄葉)を入れながらも、手前の岩に貼り付いている落ち葉もフレームに入れてみました。
水の色は暗く沈んだような感じにはなっていますが、却って彩りを強調してくれたかのようでした。

撮影地:山梨県山梨市「西沢渓谷」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO100 SS1/1秒AE(f/13.0) -0.3EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年10月25日(土)



(2)


これも一枚目と狙いは基本的には一緒です。
違いは場所は勿論ですが、縦位置であることと、盛大に散った落ち葉を主役に据えたところでしょうか。
滑りやすい岩の上での撮影ですから、ちょっぴりスリリング・・・でも、命とトレードとなるような場所ではありません。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO100 SS1/1秒AE(f/10.0) +1.0EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


時々は来し方を振り返ることも忘れてはいけません。
前だけ見ていると、このような絶景を見逃してしまうことがあります。
と言っても、渓谷沿いの滑りやすい道ですから、安全な場所で立ち止まるようにしましょう。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/80秒 f/2.5) -1.3EV 5㎜(24㎜相当)


(4)


渓谷が狭まってきました。
かなり上流まで遡ってきたことになりますね。


撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO100 SS1/1秒AE(f/11.0) -0.3EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


時に遊歩道は高度を稼いで上から見下ろすこともあります。
木々の葉が色づいてづているから絵になるのだと思いました。
深緑の頃では気づかない場所ですね・・・記憶にありませんから。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/50秒 f/3.2) -1.7EV 8㎜(37㎜相当)


【お詫び】
いつもご来訪いただきましてありがとうございます。
不定期ではありますが、何とか更新をしています。
ただ、なかなか皆様の許への巡回が出来ず、いただいたコメントへのご返事が書けません。
長~い目で見守ってやってくださいね♪