Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

錦秋の西沢渓谷(4)

2008年11月10日 | 滝・渓流
西沢渓谷の白眉「七ツ釜五段の滝」

(1)


「えっ、どこが七ツ釜五段の滝なんだよ~!」って思われたことでしょう。
実は、このカットは滝の最上段の落ち口付近と滝壺(淵)を画面右下に入れて構成したものなんです。
紅渓流沿いの紅葉が実に綺麗で、「七ツ釜五段の滝」を後にして歩き始めてすぐ目に留まりました。
新緑の頃も撮影したことがありますが、やはり秋の方がインパクトがありますね。

撮影地:山梨県山梨市「西沢渓谷・七ツ釜五段の滝」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/60秒 f/4.1) -1.7EV 5㎜(24㎜相当)
撮影年月日:2008年10月25日(土)



(2)


今度は上部二段の滝の部分を切り取って構成してみました。
デフォルトというかスタンダードを潔しとしない天邪鬼のZEISSメにござりまする(笑)
てゆーか、普通に撮ったのではインパクトに欠けますよね。
どこかでオリジナリティを出そうとした苦肉の策であります。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO100 SS1/1秒AE(f/20.0) 0.0EV 84㎜(134㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


このカットでやっと見慣れた構図になったかと思います。
トップ画像にしようかな?と思いましたが、まんま観光ポスターの構図ですから思い留まりました
紅葉は綺麗だし、滝は均整がとれているし、基本的には言うことなしですけれど・・・

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO100 SS1/3秒AE(f/10.0) +1.3EV 39㎜(62㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


欲張って四段目まで一画面に収めてみることにしました。
この滝は五段全てを一望のもとには出来ないので、分割して見たり撮ったりするしかありません。
超広角レンズを使えば最下段の滝も辛うじて入れることもできますが、かなり窮屈な構図となります。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/200秒 f/3.6) -1.3EV 5㎜(24㎜相当)



(5)


これは遊歩道に架けられている木橋の上から狙ったもので、2段目から最下段の5番目の滝がフレームに入っています。
橋は人が歩くと揺れますので、ハイカーが多い時は三脚を使うことが出来ません。
4段目と5段目の滝は勢いがありますので、あえてスローシャッターを使うこともないでしょう。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO400 プログラムAE(SS1/60秒 f/5.0) +0.3EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)



(6)


さて、「七ツ釜五段の滝」の最後のお楽しみです。
渓谷から胸突き八丁の坂と階段を登りつめるとトロッコ道に出ます。
これはトロッコ道にかかる立派な鉄製の橋から俯瞰撮影したものです。

旨い具合に1段目と2段目の滝が見えるようになっています。
ここもハイカーが通ると橋が揺れますので、人が多い時期は三脚を使うことはまず困難です。
こんな時は手ぶれ補正機能つきのレンズが威力を発揮しますね。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/80秒 f/5.0) -1.0EV 77㎜(123㎜相当・C-PLフィルター使用)