Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

ミニのある風景

2008年05月19日 | その他
『レトロな小樽によく似合う・・・』
(1)


私はこのミニという車に特別な思い入れはありませんが、名車であることは間違いないでしょう。
特に小樽のレトロな雰囲気にはよく似合うと思っています。
これは北運河沿いに一軒だけあるコーヒーショップの中庭(?)に置かれているものです。

撮影地:北海道小樽市「北運河」周辺(共通)
撮影機材:RICOH Caplio R4(共通)
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/710秒 f/3.3) +0.3EV 28㎜相当
撮影年月日:2008年5月9日(金)



(2)


古い建物に古い車・・・ベストマッチですね。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/570秒 f/3.3) -0.3EV 28㎜相当


(3)


綺麗な青空が広がっていますが、寒さは半端じゃありませんでした。
とにかく風が強いので、体感温度はほぼ摂氏0℃といったところでしょう。
そしてこの僅か30分後に突然の雨に見舞われるとは・・・

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/810秒 f/5.0) -0.3EV 28㎜相当

目黒界隈にて(ポートレート31)

2008年05月18日 | ポートレート
『やはりポートレートは屋外が・・・goo!』
(1)


毎月一回はこのモデルさんを撮ることが半ば習慣化しつつあります。
前々回と前回は天候が悪くて屋外へ行くことが儘なりませんでした。
今回はまずまずのお天気でしたので、久々に・・・この子は五ヶ月ぶりかな?・・・屋外での撮影となりました。

スタジオを飛び出して、まずは目黒駅そばにあるアトレの傍で一枚。
日陰となっていますが、まぁ、これはこれでいいかな?と思っています。
左奥に車が止まっていますが、うまい具合にハザードランプの点滅とシンクロしました。

撮影地:東京都目黒区・目黒駅周辺&東京都庭園美術館
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105㎜ F/4.0L IS USM(共通)
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/500秒) +0.3EV 105㎜(168㎜相当)



(2)


続いて地下鉄(南北線・三田線)の入り口の階段を利用しました。
ここは背後が大きく開いており、雨天であってもそこそこの光を得ることが出来ます。
本当に雨が降ってきたら明るいコンコースで撮影することも可能です。(怒られるかな?)

撮影データ:ISO320 f/4.0AE(SS1/50秒) 0.0EV 35㎜(54㎜相当)


(3)


さて、目指す「東京都庭園美術館」へ到着です。
ここは以前は商用撮影でない限りはレフ板の使用は問題がありませんでした。
今は残念なんことにレフ板使用が禁止となってしまいました。
レフ板があればさらにクオリティの高い撮影が出来るんですけれどね~。
建物の反射を利用しての苦肉の策をとっていますが、このモデルさんの魅力を損なうことはありませんね。

撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/160秒) +1.0EV 55㎜(88㎜相当)


(4)


柱の影から半身を出すようにして貰っています。
庭園で撮影する面白さもありますが、このような建物の一角を利用するのも面白いものです。
今回はここでかなりの時間を使って撮影を行いました。

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/320秒) +1.0EV 60㎜(96㎜相当)


(5)


そうそう、この子のこういった表情が見たくて撮影しているんですよね。
太陽がサーっと照らし出して、一段と表情も明るくなりました。
何、もう時間か!・・・勿論、ここは延長しちゃいましょうね。
この後はスタジオ撮影の予定でしたが、今日は全編屋外ポートレートでいきましょう♪

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/250秒) +0.7EV 47㎜(68㎜相当)

「主催者、及びモデル側に許可をもらい掲載しております。
複製、転用、販売などの二次利用を行なう事を固く禁じます。」



レンタルスタジオ オーディション写真 STUDIO JC 目黒

エンジュ咲く

2008年05月17日 | 
『青空の下で・・・』
(1)


皆さま、暫しのご無沙汰でした。
強行軍の北海道旅行から帰ってきてからというものは、休暇を一日とったツケが回って来てしまいました。
暫くの間、平日は寝に家に帰るような毎日となりそうです。

で、ブログの更新やコメントへのご返事が疎かになりそうです。
また、皆さまの許へお邪魔してもコメントが残すことも儘ならないかもしれません。
長~い目で見守ってやって下さいね。m(__)m

さて、これはGWの最終日である5月6日に撮影しましたエンジュです。
場所はいつもの光が丘公園ですが、本当にこの公園は懐が深い場所で助かっています。
ガソリンも高騰を続けていますし、当分は近場でネイチャーフォトというパターンになりそうですね。

撮影地:東京都練馬区「光が丘公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/5.0) +0.3EV 105㎜(168㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年5月6日(火)



(2)


エンジュはニセアカシアやイヌエンジュと同じマメ科に属す落葉高木です。
「エンジュ咲く」とタイトルにしましたが、実際にはこれはハリエンジュのようですね。
本当のエンジュの開花は7月から9月にかけてですから・・・
でも、この光が丘公園の木には、ちゃんと「エンジュ」という札がぶら下がっているんですよ。
はて?

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/7.1) 0.0EV 35㎜(54㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


花が一番密集している部分を狙って切り取ってみました。
淡いピンクの花が可愛らしい感じがしますね。
この日はとても風が強かったため、何枚も撮らないと被写体ブレを防防ぐことができませんでした。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/400秒 f/4.0) 0.0EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


「ベニバナエンジュ」と木には書かれていましたが、これも?かも・・・
実際に検索をかけても、この名前では殆どヒットしないんですよね。
でも、まぁ、名前の詮索はやめておくことにしましょう。
これだけ可憐な花であれば、「何でもいいじゃないか!」って気になってくるから不思議です(笑)

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/3.2) 0.0EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


では、その花のアップを・・・
これも数十カット撮影したうちの一枚で、とにかく風が強いと歩留まりが極端に悪くなりますね。
今年は風が強く吹くことが多くて、花の撮影には苦労させられますね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/4.0) +0.3EV 105㎜(168㎜相当・C-PLフィルター使用)

小樽運河(2)

2008年05月13日 | 観光地
『夕方から夜の貌』
(1)


時系列的に写真をご紹介していこうかな?と考えていました。
でも、小樽運河の続編を期待されている方もいらっしゃることと思い、繰り上げることにしました。
えっ、期待なんかしていないぞ!ってかぁ・・・

それはともかく、この日は午前中にちょっとだけ晴れて、後は雨が降ったり止んだりでした。
ようやく雲が切れてきて、太陽が顔を覗かせたのは日没近くになってからのことでした。
寒風吹き荒ぶ中を待ち続けた甲斐がありました。

撮影地:北海道小樽市「小樽運河」(共通)
撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200(3枚目を除いて共通)
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/160秒 f/3.5) +0.3EV 135㎜相当
撮影年月日:2008年5月9日(金)



(2)


運河の倉庫群に一瞬、太陽の光が照らし出されました。
ここは窓ガラスの反射を活かしたいところです。
カニの横ばいよろしく、少しずつ横に移動してベストのタイミングでシャッターを押しました。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/125秒 f/3.5) -0.3EV 35㎜相当


(3)


日が差し込んだのはほんの束の間で、後はまた薄暗がりに戻ってしまいました。
空が綺麗に焼けるかな?と期待しましたが、雨上がりの後では期待薄です。
どうやら、このまま夜の帳が下りるようです。

撮影機材:RICOH Caplio R4(このカットのみ)
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/270秒 f/4.6) -0.3EV 55㎜相当



(4)


運河周辺はかなり暗くなってきましたが、18時30分を過ぎてもライトアップされません。
「お~い、スタッフー、スタッフー!」と叫びたい気分になってしまいました。
札幌もそうでしたが、18時50分を過ぎてから徐に点灯するようです。

写真をやる人なら分かると思いますが、空に青味が残っている時に撮りたいんですよね。
そうこうするうちに雲が広がってしまい、ライトアップされた時には上空はこんな感じになってしまいました。
う~む、残念!!

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/15秒 f/2.8) 0.0EV 32㎜相当


(5)


すっかり夜の様相となってからは、小樽運河は輝きを取り戻しました。
寒さは半端じゃありません。
手ブレ補正機能つきとはいえ、震えながら撮ったので手ブレ画像が多くなってしまいました(涙)

「三脚は持って行かなかったのか?」って・・・今回は撮影が目的ではないので荷物にはありません。
しかも、一眼レフも家でお留守番となっています。
まぁ、これには魂胆がありまして(笑)

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/3秒 f/2.8) -2.0EV 36㎜相当


(6)


せっかくクロススクリーン・フィルターを持って来ましたので遊んでみました。
光芒がクロスしますので、角度を考えつつ撮影しています。
絞りが開放ですから光芒が長く伸びています。
絞れば短くなりますから、そこのところは匙加減で・・・

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/4秒 f/2.8) -2.0EV 32㎜相当


(7)


反対側から撮影したカットですが、個人的にはこちらから見た図が好みです。
理由はいつもの何となくですが、他のカットは定番といえばありふれているからでしょうか。
さて、小樽では魅力ある歴史的建物もライトアップされています。
そろそろ運河を切り上げて、そちらを見学しに行くとしましょうか。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/3秒 f/2.8) -2.0EV 28㎜相当

明日は光が丘公園で撮影した写真をお届けします♪

ナンジャモンジャの木

2008年05月12日 | 
『白い雪が降り積もるが如く』
(1)


今年も光が丘公園にナンジャモンジャの木が可愛らしい白い花をたくさん咲かせました。
北海道の写真を怒涛の如くアップすると期待された方、ゴメンナサイ。
GWに撮った写真がまだまだありますので、一日おきにアップしていくことにしますね。

さて、このナンジャモンジャの木ですが、モクセイ科のヒトツバタゴというのが正式な名称です。
「これは何だ」から「何んちゅうものじゃ(なんというものか)」が転化して「ナンジャモンジャ」になったとのことです。
元々は巨木や珍しい形の木など、正体が分からない樹木に用いられてきた呼称だったようですね。
それが現在では、このヒトツバタゴだけに用いられるようになりました。

撮影地:東京都練馬区「光が丘公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/5.6) -0.3EV 95㎜(152㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年5月6日(火)



(2)


ナンジャモンジャは白い花が咲き、まるで木に雪が降り積もっているように見えます。
属名はギリシャ語で「雪の花」を意味しており、花が咲く時期の様子をよく言い表しています。
元々は岐阜県で自生しているものが多いようですが、最近では各地で実生、移植により生育されるようになりました。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/7.1) -0.3EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


花は四つに細く裂け、長さ1.5~2cm程度の白く円錐状に小枝の先につけます。
もっとたわわ咲くと垂れ下がるようで、撮影時は満開とは言いがたい状態でした。
まぁ、一介のサラリーマンが旬の時期にカメラに収めるには限界があります。
もっといい時期に眺めてみたいものですね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/7.1) 0.0EV 67㎜(107㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


光が丘公園を訪れたのは夕方に近い時間帯です。
太陽は西に傾き、逆光で狙えば画面に入り込んできます。
ここは画面に入れてやろうじゃないのとばかりに狙ってみました。

さすがにこのレンズは新しいデジタル対応の設計だけに素晴らしい描写をします。
太陽がモロに画面に入っているため、ゴーストは出ているものの、フレアっぽさはありませんね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF-S10~22mm F/3.5~4.5 USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/320秒 f/11.0) +0.3EV 10㎜(16㎜相当)



(5)


では、ラストは超広角ならではの描写で締めくくりましょう。
マクロレンズでアップ気味に撮るのではなく、広角でガツーンと寄っています。
こうすれば主役は大きめに写り、背景まで描写することが可能となります。
これが広角レンズを使う醍醐味とでも言うのでしょうか・・・

撮影機材:キャノンEOS40D EF-S10~22mm F/3.5~4.5 USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/10.0) 0.0EV 10㎜(16㎜相当・C-PLフィルター使用)


明日は北海道小樽で撮影した写真をお届けします♪

小樽運河(1)

2008年05月11日 | 観光地
『北運河にて』
(1)


「小樽運河」というタイトルからして、「???」となった方もいらっしゃることでしょう。
今回は観光色の強い「メインストリート」(?)ではなく、この「北運河」をご紹介します。
小樽運河沿いにある散策路を北に向かって歩くと、竜宮橋の辺りから様相ががらりと変わります。

運河の幅が広がって、当時の姿をそのまま残す倉庫や建物が見られます。
有名な散策路にある倉庫群はレスストランなどに姿を変えています。
ノスタルジックな雰囲気が漂う北運河は、観光客の姿も殆どなくてひっそりとした佇まいで出迎えてくれました。

撮影地:北海道小樽市「北運河」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio R4(共通)
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/870秒 f/5.0) 0.0EV 28㎜相当
撮影年月日:2008年5月9日(金)


(2)


観光客が多く集まる地区の運河は観光施設として機能しています。
ところが、この北運河はこのように船舶が多く係留されており、運河本来の働きをしています。
また、ここにはレストランが一つあるだけで、とても落ち着いた雰囲気があります。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/650秒 f/6.5) 0.0EV 40㎜相当


(3)


海面のきらめきが船体に反射していました。
太陽はまだ顔を出してくれていますが、徐々に雲が厚くなってきたようです。
これは早めに切り上げた方が良さそうな感じです。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/870秒 f/4.6) 0.0EV 56㎜相当


(4)


何となく惹かれて撮影したカットです。
カバーに覆われていますが、キャビンの前にある武器のような格好のものは何でしょう?
銛を発射する装置なのかどうかは?ですが、何しろ人影もないので訊ねる訳にもいきません。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/870秒 f/3.3) +0.3EV 28㎜相当


(5)


こういったメカには興味がそそられてしまいます。
恐らくは網を巻き上げる装置なんでしょうけれど、手でも挟まれたらえらい事になりますね。
漁業も3K職業の一つに数えられていますから、後継者不足が懸念されます。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/810秒 f/6.8) -0.3EV 45㎜相当


(6)


古びた倉庫の近くで撮影したカットですが、これが北運河を象徴していると思いました。
決して華やかではなく、どことなく過去のイメージがつきまとっていると言うのでしょうか?
決して「光と影」の影の部分ではないものの、一体この感じは何と表現していいのやら・・・

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/290秒 f/4.7) 0.0EV 67㎜相当

もう一つの私のブログ「写真ざんまい!デジタルざんまい!」では、ここにない画像や記事をアップしています。
併せてご覧いただければ幸いです。

小樽と札幌へ・・・

2008年05月08日 | その他
『ちょっとお出かけして来ます♪』

1泊2日の慌しい日程ですが、5月9日から小樽と札幌へ行って来ます。
仕事じゃありませんよ~、あくまでもプライベートです。
GWは費用も高い上に混むし、ということでGWを外してのお出かけです。
本当はあと1週間後ろにずらした方が気候はいいのですが、なかなか休みが取れません。




小樽は大好きな街で、必ずこの小樽運河は訪れています。
今回も勿論行きますよ~。
他にも歩いてみたいところがたくさんあります。




泊まるのは札幌ですから、2日目は札幌中心の行動となるでしょう。
旧北海道庁は外せませんが、夜間のライトアップってやっているんでしょうか。
今回泊まるのは北海道大学近くのホテルですので、まずは北大訪問かな?

今回は敢えて一眼レフは持って行かない事にしています。
一眼レフを持って行くと、写真を撮ることが目的のようになってしまいますので・・・
今回の旅の目的は、小樽と札幌の街を自由気ままに散策することにあるんです。
一応、コンデジは持って行きますけれどね(笑)

さて、帰宅は5月10日夜遅くになりますから、それまでブログはお休みとなります。
では、行って来ま~す♪

(※コメント欄は閉じさせていただきます。)

ユリノキの花

2008年05月08日 | 
『チューリップのような愛らしさ』
(1)


この時期になるとユリノキにはチューリップにも似た愛らしい花が咲きます。
有名なところでは新宿御苑・代々木公園でも咲きますが、何しろユリノキは高木です。
高いところに咲く花ですから、どうしても見上げるようにしか撮ることが出来ません。

私が撮影フィールドにしている光が丘公園とて同様です。
ところが、和光樹林公園にあるユリノキは若木のようで、まだ背丈はさほど高くはありません。
このように比較的間近で見ることが出来るんですよ。

撮影地:埼玉県和光市「県営和光樹林公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/320秒 f/3.5) +0.3EV 200㎜(320㎜相当)
撮影年月日:2008年5月6日(火)



(2)


少し離れた位置から望遠で狙うと、まるでアイレベルで撮影しているかのように撮れます。
50cm程度の高さを持つ脚立があれば完璧ですが、自転車で行ったのでさすがにそれは無理です(笑)
でも、今度は無理してでも担いで行きましょうかね?

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/500秒 f/4.5) -0.3EV 200㎜(320㎜相当)



(3)


ユリノキの花は密集して咲くのではなく、このようにまばらに咲いています。
よく見ると花の蕾がありますので、まだ暫くは花を楽しむことが出来るようです。
ご覧になりたい方は、今週末(5/10・11)でも大丈夫ですから、是非!

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/5.0) -0.3EV 67㎜(107㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


どうですか?殆ど真横から見ているような感じでしょう。
少なくとも都内近郊でこれだけ間近で見ることが出来る場所は少ないと思います。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM+エクステンダーEF2.0×
撮影データ:ISO400 プログラムAE(SS1/400秒 f/7.1) +0.3EV 400㎜(640㎜相当)



(5)


まだ、昨年咲き終った花の残骸(?)がありました。
奥には今年咲いている花がぼけて写っています。
さしづめ新旧交代といったところでしょうか。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM+エクステンダーEF2.0×
撮影データ:ISO400 プログラムAE(SS1/320秒 f/6.3) -0.3EV 400㎜(640㎜相当)



(6)


蕾をアップで捉えてみました。
正直に言いますと、ユリノキの花の蕾をこれだけ見つめたのは初めてです。
「へぇ、蕾までチューリップに似てらぁ!」と改めて感じました。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/250秒 f/3.5) -0.3EV 200㎜(320㎜相当)



(7)


これが和光樹林公園に一本だけあるユリノキです。
本当は全貌を写しておきたかったのですが、根元に二組も寝そべっていたんですよね~。
全体を撮るなら、朝早い時間帯じゃないと無理なようです。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/80秒 f/6.3) -0.3EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)



(8)


今度はキラキラ感を出してみましょう。
これだけ綺麗に咲いているのに、カメラを向けているのは私だけでした。
因みに、寝そべっている人は「何やってんだコイツ!」と思ったことでしょう(笑)

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/4.0) +1.0EV 93㎜(149㎜相当・C-PLフィルター使用)



(9)


最後はユリノキの花のアップで締めくくることにしましょう。
毎年撮影している花ですが、今年になってようやく納得のいく出来栄えとなりました。
残念なことは、風が強くて肝心のフレーミングに苦労させられたことです。

そのせいで、かなりの無駄カットを作らされてしまいました。
葉が揺れて光を遮られたり、大きく前後に花が揺れてピントが甘くなったり・・・
500枚ほど撮影して、使えるカットは約1/3くらいでした(涙)

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM+エクステンダーEF2.0×
撮影データ:ISO400 プログラムAE(SS1/500秒 f/8.0) +0.3EV 400㎜(640㎜相当)


※今回はプログラムAEで撮影していますが、実質的には絞り優先AE的に使っています。
 但し、風が強いこともあって、半分近くのカットはカメラ任せで撮影しています。
 エクステンダー(テレコンバーター)を使ったカットのみ、ISO400を使ってぶれないようにしました。

坂戸市ポピーまつり

2008年05月07日 | 
『ドリーミーに・・・』
(1)


東松山ぼたん園で太陽に見放されて意気消沈した私ですが、「坂戸ポピーまつり会場⇒」という看板を見つけました。
「天気はぱっとしないけれど、行ってみるか!」と、ハンドルを右に切っての寄り道です。
ところが、会場までの道が不親切というか、看板が少なすぎて道に迷ってしまいました。

何とか辿りつきましたが、依然として太陽は雲の中にあります。
仕方なしに暫くポピー畑を散策していると・・・お日様がキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
この瞬間を待っていた私は、頭の中で描いていた構図で連写、連写!

撮影地:埼玉県坂戸市「ポピー畑」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM(共通)
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/4000秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)
撮影年月日:2008年5月4日(日)



(2)


ここは森林公園などに代表されるような賑やかに一面に咲くポピー畑ではありません。
どちらかと言えば、疎らに咲いているとでも言うのでしょうか?
それもまた好ましく感じられ、とにかく前ボケ、後ボケを活かす作画を心がけました。

撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/6400秒) -0.3EV 200㎜(320㎜相当)



(3)


これはトップ画像を横位置にして、カメラを少し左に振っています。
縦位置と横位置とでは、少々意図が違ってきます。(何度も書いたか・・・ちょっとしつこいかな???)
背後にある花のボケ具合を確認しつつ、微妙にカメラの位置を変えてみました。
このアイスランドポピーは代表格のような存在で、殆どのポピー畑で見ることが出来ますね。

撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/5000秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



(4)


こちらのシャレーポピーはまだ蕾が多く、あと1週間先が見頃となるのでしょう。
多分、本番のポピーまつり(5/10・11)に間に合うと思いますが、畑一面にこれが咲くと見事でしょうね。
私も見たい気がしますが、その日はちょっと都合が悪いんですよね。

撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/3200秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



(5)


この日は風が強くて、花びらが煽られて綺麗な形にはなかなかなってくれませんでした。
それでも風が息をつく瞬間が必ず訪れてくれます。
これは、その瞬間を待ってシャッターを切ったものです。
シャレーポピーが最も美しく見える構図になったのではないかと思っています。

撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/3200秒) +0.3EV 200㎜(320㎜相当)

東松山ぼたん園

2008年05月06日 | 
『曇り空の下で・・・』
(1)


5月4日の森林公園は無料開放デーとかで、とんでもないことになっていました。
私は潔く諦めて「東松山ぼたん園」へと行き先を変更しました。
ところが、こちらも駐車場が満車で暫し待たされてしまいました。

やっと空きができて停めたまでは良かったのですが、とうとう雲行きが怪しくなろつつあります。
入場券を買って入ったまでは良かったのですが、すぐに太陽が姿を隠してしまいました。
おまけに花は殆ど終わっており、30分くらいは1枚も撮影できずに歩き回っていました。

で、やっと見つけたのがこの花なんですが、それでも最盛期とは言えないくらいですね。
でも、文句を言っていては始まりません。
薄日が射しているイメージ(本当は射していないんですが・・・)でレリーズです。

撮影地:埼玉県東松山市「東松山ぼたん園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200mm F/2.8L USM(共通)
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/2000秒) +0.7EV 200㎜(320㎜相当)
撮影年月日:2008年5月4日(日)



(2)


白飛び気味に写せば、あたかも光が当たっているように見えるのではないか?
そう思って撮影したカットです。
ここは木で陰となっており、曇り空からでも光が届きにくい条件となっています。
だからこそ白い花が生きるのではないかと思ったんですね。

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/125秒) 0.0EV 125㎜(200㎜相当)

(3)


これも同様の発想で、曇り空といえども光が0というわけではないんですよね。
背景が暗くなるようなポジションをとり、逆光気味になるようにして撮りました。
直射日光が当たっているわけではありませんが、まぁ、何とか・・・

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/250秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)


(4)


このように相当数の花が終わりを迎えていて、花びらが散っていました。
これは紛れもなく「滅びの美学」と言えるでしょう。

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/400秒) 0.0EV 108㎜(173㎜相当)


(5)


開ききった牡丹の花芯を捉えたものです。
これもまた「滅びの美学」です。

撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/200秒) 0.0EV 108㎜(173㎜相当・中間リング使用)


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出口にちかいところで、やっと元気な牡丹の花を見つけました。
若木だからでしょうか、全体的に勢いが感じられました。
太陽が顔をださないかな?と粘りましたが、とうとう雲間から顔を出してはくれませんでした。
でも、まぁ、白飛びしないで撮れたからいいじゃないか!と自分で慰めましたが・・・

撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/400秒) +0.3EV 190㎜(304㎜相当)


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終わりを告げた花が多い割には、ところどころに蕾を見出しました。
この蕾はいつになったら咲くのでしょうか?
黄色い牡丹はこれからが見頃と聞きましたので、その黄色い花の蕾かもしれませんね。
来年はもう少し早く訪れるようにしようと誓った私です。

撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/160秒) +0.3EV 280㎜(448㎜相当・エクステンダーEF1.4×使用)