Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

北海道大学にて(2)~北大の並木道

2008年05月25日 | 木のある風景
『エルムの並木道から』
(1)


北海道大学構内はエルムの森とも呼ばれています。
エルムとはハルニレのことで、高さ25m、直径50cm以上にもなる落葉広葉樹の高木です。
一般的にはニレとして親しまれており、単にニレといった時はハルニレをさします。

これは構内を南北に貫くエルムの並木道で、どこまでも続くといった印象があります。
端から端まで歩きましたが、一体どれだけの距離があるのでしょうか?
気温が低くて寒かったものの、清々しさを感じ取ることが出来ました。

撮影地:北海道札幌市「北海道大学構内」(共通)
撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200(共通)
撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/50秒) -0.3EV 92㎜相当 C-PLフィルター使用
撮影年月日:2008年5月10日(土)



(2)


メインストリートは車や自転車の通行があるため、普通は歩道を歩きます。
このように覆い被さってくるように葉が繁るエルムは、夏の強い日差しを和らげる効果もあります。
北国といえども夏の日差しは結構強烈なものがあります。

撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/25秒) -0.7EV 84㎜相当 C-PLフィルター使用


(3)


これはエルムの並木道と直角に交わる銀杏並木です。
昭和14年に植樹され、380mの沿道には70本も銀杏が葉を繁らせています。
10月中旬ともなれば見事に色づくそうです。

撮影データ:ISO80 f/8.0AE(SS1/80秒) 0.0EV 64㎜相当 C-PLフィルター使用


(4)


言わずと知れたポプラ並木で、明治時代に植林されたものです。
長さは250mもあり、北大の風物詩ともなっていますが、平成16年の台風で半数近くが倒壊してしまいました。
その後、全国からの支援によって再整備が行われ、現在の姿となっています。

撮影データ:ISO50 f/4.0AE(SS1/160秒) -0.3EV 28㎜相当 C-PLフィルター使用