Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

新宿御苑の薔薇(1)

2008年05月22日 | 
『フレンチ・レース』
(1)


久しぶりに新宿御苑の薔薇を見てきました。
少し遅かったかな?と思ったら、遅咲きの品種が綺麗に咲き誇っていました。
中でも一番気に入ったのが、この「フレンチ・レース」です。

ほんのりとピンク色をした中心部と純白の花びらとのコンビネーションは秀逸です。
気品があって、まるでお姫様のような印象を受けました。
他の薔薇も撮影しましたが、カット数の半分がこの品種でした。

撮影地:東京都新宿区「新宿御苑・フランス式整形庭園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(共通)
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/500秒) +0.3EV 300㎜(480㎜相当)
撮影年月日:2008年5月17日(土)



(2)


蕾は結構濃いピンク色をしていますが、花が開くにつれて色が薄まっていくようです。
この花はまだ満開とはなっていないため、トップ画像の花よりも色は濃い目となっています。
今回はこのフレンチレースを中心に撮影しましたが、中でもこの構図が一番ショット数が多かったんですよ。

撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/320秒) +0.7EV 300㎜(480㎜相当)


(3)


「フレンチ・レース」という名前から想像すると、フランスのメイアンあたりの作出かと思いました。
ところが、実際には1982年にアメリカのJ&Pで作出されたものだそうです。
こうしてみると、アメリカもなかなかいい薔薇を作り出すものですね。

撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/800秒) 0.0EV 300㎜(480㎜相当)


(4)


この日はお気楽な高倍率ズームしか持っていませんでした。
それでも、前ボケと背後のボケを使ってみたいな、と思いました。
でも、F値が多少暗くとも、望遠側でかなり接近すれば、結構綺麗にぼけてくれるものですね。

撮影データ:ISO200 f/7.1AE(SS1/2500秒) 0.0EV 300㎜(480㎜相当)