Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

小樽運河(1)

2008年05月11日 | 観光地
『北運河にて』
(1)


「小樽運河」というタイトルからして、「???」となった方もいらっしゃることでしょう。
今回は観光色の強い「メインストリート」(?)ではなく、この「北運河」をご紹介します。
小樽運河沿いにある散策路を北に向かって歩くと、竜宮橋の辺りから様相ががらりと変わります。

運河の幅が広がって、当時の姿をそのまま残す倉庫や建物が見られます。
有名な散策路にある倉庫群はレスストランなどに姿を変えています。
ノスタルジックな雰囲気が漂う北運河は、観光客の姿も殆どなくてひっそりとした佇まいで出迎えてくれました。

撮影地:北海道小樽市「北運河」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio R4(共通)
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/870秒 f/5.0) 0.0EV 28㎜相当
撮影年月日:2008年5月9日(金)


(2)


観光客が多く集まる地区の運河は観光施設として機能しています。
ところが、この北運河はこのように船舶が多く係留されており、運河本来の働きをしています。
また、ここにはレストランが一つあるだけで、とても落ち着いた雰囲気があります。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/650秒 f/6.5) 0.0EV 40㎜相当


(3)


海面のきらめきが船体に反射していました。
太陽はまだ顔を出してくれていますが、徐々に雲が厚くなってきたようです。
これは早めに切り上げた方が良さそうな感じです。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/870秒 f/4.6) 0.0EV 56㎜相当


(4)


何となく惹かれて撮影したカットです。
カバーに覆われていますが、キャビンの前にある武器のような格好のものは何でしょう?
銛を発射する装置なのかどうかは?ですが、何しろ人影もないので訊ねる訳にもいきません。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/870秒 f/3.3) +0.3EV 28㎜相当


(5)


こういったメカには興味がそそられてしまいます。
恐らくは網を巻き上げる装置なんでしょうけれど、手でも挟まれたらえらい事になりますね。
漁業も3K職業の一つに数えられていますから、後継者不足が懸念されます。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/810秒 f/6.8) -0.3EV 45㎜相当


(6)


古びた倉庫の近くで撮影したカットですが、これが北運河を象徴していると思いました。
決して華やかではなく、どことなく過去のイメージがつきまとっていると言うのでしょうか?
決して「光と影」の影の部分ではないものの、一体この感じは何と表現していいのやら・・・

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/290秒 f/4.7) 0.0EV 67㎜相当

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