世界中に、Happy を smile を!

どんなときも笑顔で!元気よく!毎日カンシャ!
みんながhappyでsmilyな世界になりますように。

【本紹介】裸でも生きる

2008-04-10 23:06:10 | BOOKS&MOVIES

25歳の女性起業家の号泣戦記、「裸でも生きる
http://www.amazon.co.jp/%E8%A3%B8%E3%81%A7%E3%82%82%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B%E2%80%95%E2%80%9525%E6%AD%B3%E5%A5%B3%E6%80%A7%E8%B5%B7%E6%A5%AD%E5%AE%B6%E3%81%AE%E5%8F%B7%E6%B3%A3%E6%88%A6%E8%A8%98-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BEBIZ-%E5%B1%B1%E5%8F%A3-%E7%B5%B5%E7%90%86%E5%AD%90/dp/4062820641/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1207834952&sr=1-1

著者、山口絵里子さんが起業した会社は、「マザーハウス」
http://www.mother-house.jp/index.php


コンセプトは、フェアトレードではなくて、「世界に通用するブランドを作ること」
生産地は、バングラディッシュ。商品は、現地の特産品ジュードを使った、「かわいい」バック!!
この人、私と1歳しか違わないのか、、、


内容はとにもかくにも凄い根性と、物凄い努力と、涙と、苦労の話。

何度も、何度も、何度でも、現地の人に裏切られる。おカネとられる。パスポート盗まれる。振り出しに戻る、ゼロに戻る。

政府の腐敗度世界No.1とも言われるバングラ。
この国に、希望を灯をともしたい。


彼女の、信念の強さ、自分を信じる強さ、粘り強さ、諦めない気持ち。
本当に、想像以上、というか、こんなに苦しくて辛い道を自分で選んで、泣いたりわめいたりしながらも、投げ出さずに商品化、販売までこぎつけていて、
凄い以上に何ていったらいいのかわからないんだけど、衝撃を受けました…。



こんなにも幸せな環境にいるのに、なんでやりたいことをやらないのか?
他人にどういわれようと、どう評価されようと、たとえ裸になっても、自分の信じた道を歩くんだ。

この言葉に、ぐーーってなった。


You can go wherever you want!!(あなたは好きなところ、どこにだっていけるじゃない)ってビルマからの難民の人に、言われたことがあった。そのときも、胸がぐさーーーってなった。
自分は日本人と言う、恵まれた環境にいて、なぜ何も行動にしてないんだ??って葛藤を、焦燥を覚えた。


この本で感じたのは、この人の、情熱の強さ。
貧困って、本当に、でっかい化け物のようなもので、到底太刀打ちが出来ないようなものに感じる。
なぜ彼らがそうゆう行動をとるのか?→社会がそうさせているに違いない。
ならば、その社会を、どんな風に、どう変えたい?


自分も、出来ることなら、社会がすこしでもハッピーになれるよう、将来貢献したいとか考えていたりする。
持続可能な未来を作るには、ってことも大事だけど、それはやっぱり自分が今、恵まれた立場にいるから、いえる言葉かとも思う。
現時点での目の前の「貧困」っていう、最強の強敵に立ち向かって、毎日生きるのに精一杯な人たちが、どれくらい世界にいることか。


どんなアプローチで、どの切り口で、自分の道として、働きかけたらいいんだろう?
世界を明るくしたい、っていう情熱が、まだまだ弱い、自分。
でも、夢のようなことを語ってるかもしれないけれど、そのために行動できる自分でいられるよう、日々精進したいって、改めて強く思った。


全然足りない、自分。まだまだ、まだまだ、まだまだだ!!



【本紹介】無人島ウィー

2008-04-10 22:41:33 | BOOKS&MOVIES

「地球にひとつの教科書を作りたい」


この一言から、この本は始まります。
この一言で、私はこの本を買ってしまいました。


無人島ウィー
http://www.amazon.co.jp/%E7%84%A1%E4%BA%BA%E5%B3%B6%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC-%E6%B8%A1%E9%82%89-%E7%BE%8E%E6%A8%B9/dp/453216656X

これは、カンボジアで孤児院を設立し教育支援を行っている「スクールエイドジャパン」というNGOの代表、渡邊美樹さんが書いた、『絵本


ほんとうの、しあわせってなんだろう? 
私がいつも考えていることが、この本の軸となるテーマでした。


他人への思いやり、謙虚さ、正直さ、やさしさ、『理解』、『関心を持つこと』。


考えさせられる、けれど、あったかくて素敵な絵に癒される絵本です。


人に、ほんちょっぴりの夢やあったかい幸せな気持ちを与えられる、そんな絵本に出会えて、自分はすっごい嬉しいーー!です。笑


鳴子の米

2008-04-10 22:25:43 | はたけ

面白い農業の事例を最近知ったので、紹介します^^

『鳴子の米プロジェクト』
☆食べ手は、一俵=24,000円で買い『支える』
☆作り手は、一俵=18,000円もらえることが『保障されている』
★収益→6000円を、若者の農家(就農って言うそう)育成とか、地域の農業の活性化の取り組みなどに使われる。

全てが「支えあい」がベースとなっている。
☆全て、予約制の販売。
☆農家は売れるか価格はどうなるかを心配せずに、安心して、品質の高いものを作ることに専念できる。
★米の価格の暴落が続いている中、価格を市場原理に任せず、農家を守ることが出来る。
★消費者も、生産から完成までのプロセスに参加できて、「自分の米」という意識も芽生えていく。


他人事、ではなく、自分ごと。
どんなに農家の生活が苦しく、その労働が大変でも、その距離が遠くて労働が見えない、だから他人事。だから、より安い商品を求め、安ければ、それでいい、になる。


自分の地域の農業を、自分達で支えると言う意識改革。
自分達が納得のいく価格をつける=商品の対価を払うのか?労働の対価を払うのか?そう考えていくと、労働が見える=地域と繋がる、という気づき。


すっごく、面白い取組みだと思う。
http://www.city.osaki.miyagi.jp/annai/kome_project/index.html
国の政策(品目横断的経営安定対策)で、小規模な農家が切り捨てられているという事実、米の価格暴落もあいまって離農する農家も多いことも、今回初めて知りました。

日本の自給率は、40%。
以下のデータを見ると、どれだけ輸入に頼っているかが分かります。
http://www.foodpanic.com/index2.html
輸入に頼れば頼るほど、輸送のCO2排出も増える。
輸送に耐えうる長期保存を考えて、農薬も増える。
安く大量に作るために、海外の国々に、モノカルチャーな農業を押し付け、農地は荒廃する。人件費は安く、貧困地は貧困のまま…><

なーーーんにも、いいことないですね。。極論過ぎるかもしれませんが。


自分達の未来は、自分達でつくりましょう!って言っても、サステナビリティーとは、程遠い…><


そんな中、鳴子の米のように、頑張ってるプロジェクトもあるんですね^^
冷えても美味しいと言う、鳴子の米「ゆきむすび」、一度食べてみたい~~♪