面白い農業の事例を最近知ったので、紹介します^^
『鳴子の米プロジェクト』
☆食べ手は、一俵=24,000円で買い『支える』
☆作り手は、一俵=18,000円もらえることが『保障されている』
★収益→6000円を、若者の農家(就農って言うそう)育成とか、地域の農業の活性化の取り組みなどに使われる。
全てが「支えあい」がベースとなっている。
☆全て、予約制の販売。
☆農家は売れるか価格はどうなるかを心配せずに、安心して、品質の高いものを作ることに専念できる。
★米の価格の暴落が続いている中、価格を市場原理に任せず、農家を守ることが出来る。
★消費者も、生産から完成までのプロセスに参加できて、「自分の米」という意識も芽生えていく。
他人事、ではなく、自分ごと。
どんなに農家の生活が苦しく、その労働が大変でも、その距離が遠くて労働が見えない、だから他人事。だから、より安い商品を求め、安ければ、それでいい、になる。
自分の地域の農業を、自分達で支えると言う意識改革。
自分達が納得のいく価格をつける=商品の対価を払うのか?労働の対価を払うのか?そう考えていくと、労働が見える=地域と繋がる、という気づき。
すっごく、面白い取組みだと思う。
http://www.city.osaki.miyagi.jp/annai/kome_project/index.html
国の政策(品目横断的経営安定対策)で、小規模な農家が切り捨てられているという事実、米の価格暴落もあいまって離農する農家も多いことも、今回初めて知りました。
日本の自給率は、40%。
以下のデータを見ると、どれだけ輸入に頼っているかが分かります。
http://www.foodpanic.com/index2.html
輸入に頼れば頼るほど、輸送のCO2排出も増える。
輸送に耐えうる長期保存を考えて、農薬も増える。
安く大量に作るために、海外の国々に、モノカルチャーな農業を押し付け、農地は荒廃する。人件費は安く、貧困地は貧困のまま…><
なーーーんにも、いいことないですね。。極論過ぎるかもしれませんが。
自分達の未来は、自分達でつくりましょう!って言っても、サステナビリティーとは、程遠い…><
そんな中、鳴子の米のように、頑張ってるプロジェクトもあるんですね^^
冷えても美味しいと言う、鳴子の米「ゆきむすび」、一度食べてみたい~~♪