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僕と1ルピーの神様

2007-06-10 20:51:13 | BOOKS&MOVIES

忙しい毎日だと、本を読む時間がなくなる。
本を読みたいストレスが溜まる、私。
そして、土曜日、本を衝動買いしました、3冊。そんな時間ないのに。
でも、もう2冊読みました。はや。笑
いい内容の本に出会えると、嬉しくて、しばし没頭します。笑
その、没頭した本を、紹介します。3時間で読みました。
ちなみに、久しぶりにフィクションです。でも現実っぽいけど。


『僕と1ルピーの神様』

物語の設定は、クイズ・ミリオネア。
インドの孤児の少年、トーマスが、クイズに全問正解し、史上最高金額10億ルピーを手にする。なぜ学校にも通っていない貧しく死と隣り合わせて生きてきた孤児の少年が、クイズ番組で全問正解できたのか?
幸運の1ルピーのコインだけを頼りに生きてきた孤児の物語。


あんまり、期待しないで、読み始めたんだけど。
少年の過去の話がすごくて、ぐいぐい引き込まれて、読みました。

インド。
富裕層と貧困層の、天と地ほどの経済格差。
孤児の、ストリートチルドレンの子供がどんな目にあうのか。
ストリートチルドレン、性的暴力、幼児虐待、宗教的紛争、インドとパキスタンの戦争、売春、政治の腐敗…。
インドの問題ってこんなに多岐多様で、根が深いことを知ったし、貧しい子供たちがどれだけ悲惨な運命を負わされているのかも、痛感した。
特に、
親に捨てられても、一人でどうにか生きていくしかない、生活。
裕福なこどもたちの生活を垣間見たときの、どうしようもない痛みの感情。
将来の夢見ることさえ思いつかない、生活。
家族のために売春する女の子。
薬代が変えなくて、友達を、目の前で亡くしてしまう。

それでも少年は強くたくましく、自分の手で幸運を作り出していく。

 

生きるって大変だって思う。
自分がホントぬるま湯でいきていることも。

やっぱり、この格差の大きい社会が、少しでも、よりよくなったらと、思う。
世界中の、今、この少年のように必死で生きている子供たちのことを、思う。


夢の扉

2007-06-10 20:18:35 | その他

私はテレビのドラマとかお笑いより、いい番組を見つけて、見ることがけっこう趣味です。笑
もちろん全てが本当じゃないし、お涙ちょうだい的なのは嫌いだし、最近の医療特集は正確に問題を捉えてないこともあったりして、半信半疑だけれど。

Project Xとかは、好きです。見てて元気になるもの。
課外授業、ようこそ先輩、なんてのも好き。
要は、その道のスペシャリストの頑張りとか、子供たちへのメッセージとか、好き。


で、今日は一つ私の好きな、番組を紹介します。
夢の扉 TBS系 日曜6時半から30分
~「いつの日か」を「今日」に変える人たちがいるhttp://www.tbs.co.jp/yumetobi/backnumber/20070610.html

今日の主人公は、71歳の現役助産婦の牧野さんでした。
乳幼児の9人に1人が死亡するという、マダガスカル。
 自宅の部屋でのお産。
 正しい知識のない伝統産婆さんが、おなかをぐいぐい上から押す。
 消毒をしていないカミソリで、へその緒を切る。
 消毒していない裁縫用の糸で結ぶ。
 結び方も、ゆるい。

 赤ちゃんが栄養失調で、がりがりになってやせこけて、初めて病院に。
 根底にある、お母さんの栄養失調。
 高確率に、赤ちゃんの目は白い。(白内障)
 離乳食を与える習慣は、この地域にはない。

牧野さんの取り組み。
 助産師への教育。
 母親学級。
 離乳食は、米の粉と、大豆の粉と、干しえび。(炭水化物、蛋白、Ca)
 重度栄養失調児の様子を見に、遠くの村まで、6時間かけて赴く。

牧野さんの夢。
 2010年までに、丈夫な赤ちゃんを安心して産める環境を作りたい


私が一番心に残った言葉。
それは6時間かけて車と船と乗り継いで、遠い村に行っていたときの言葉。
一番の願いは、道が出来ること。
(舗装された)道ができれば、村の人たちは農作物を市場に売りにいける
。」

一番の願いは?と聞かれて、こう答えると思っても、なかった。

要は、アクセス。
その村の、全体的な生活レベル、健康水準が高まることが、安心してお産が出来る環境つくりに繋がる。
彼女の深くて、熱い、思いを感じました。


彼女のように、知られないところで、頑張ってる人は、たっくさんいて、夢を現実にしようとしている人がいる。
そう思うと、ホント、元気、でます。

私の「いつの日か」も、「今日」にできるように。
一歩一歩、前進したいな!!!