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風に立つライオン

2006-06-12 23:36:56 | BOOKS&MOVIES

さだまさしさんの「風に立つライオン」という曲、知っている人も多いですよね?
この歌にはモデルとなった人物がいることも。

今は宮崎にいらっしゃる柴田先生。
父の知り合いの知り合いらしく、前々から、話は聞いたことがあった。
シュバイツアーに憧れて、実際にケニアに行った、医師がいると。
その生き方に感銘をうけたさださんが、歌を書いたと。

でも私は実際の話を、その曲を、知らなかった。

今日は教室で本を広げ(先生ごめんなさい♪)、没頭して読みました。
アマゾンで注文した本は、私が間違えたのか?、フィクションっぽい話だった。
多分実際の柴田先生の話ではなく、でも「風に立つライオン」の内容を持った、物語。
(実際に柴田先生のことを書いてる本もあると思う。)
だから、国際保健を期待していたんだけど、それとはちょっと違う内容で。
でも読み終わると、心には渦巻く思いでいっぱいになった。

そして、その曲を聞いた。

その本と曲はちゃんと内容的にはつながっていて。
(そうゆう風に本を書いてるのか、これはやっぱり柴田先生のことを書いてるのか、ちょっと判断がつかないのだけれど。)
一人の医師の生き様が、こんな風に、歌になって、本になって、人びとに深い思いを残していく。
そうゆう深さを、味わった気がする。

日本はどこで道を間違えたんだ?
貧しさは嫌いだ。
ひしひしと、詩郎(本の中でケニアに行った人)の思いが伝わってくる。

彼は風に立つライオンになりたいと。
柴田先生もそう思ってるのだろう。

風に立つライオンって何だ?

渦巻く頭の中。
答えが出ない。

曲の歌詞は、痛々しいほど、ケニアの美しさと日本の愚かしさが伝わってくる。

私はどんな医師になるんだと、また私の悩み癖が始まってしまったよ。


本の内容とは関係ないけど、たまたま国際保健セミナー直後にこの本を読んだのも、最近ケニアに行きたいと考えたことがあるのも、偶然じゃないような気がして。
セミナーでも思ったけど、本を読んでも思ったけど、
私はこのまま医者になってもいいのか?
まっとうなレールの上を生きてき過ぎてて、色々と揉まれたり、足踏みをしたほうがいい気がする。
もっと経験した方がいい、挫折とか。
こんなことを言えるなんて、苦しい思いをしている人に言わせれば、「贅沢」と一蹴される悩みだろうけど。

部活でうまくいかなかったり、勉強や課外活動で苦しくなることも、ちーーーさいことだ。

世界には個人の力ではどうにも出来ない苦しみにとらわれてる人がいっぱいいると言うのに。

と、また、考えこみすぎて、頭が切り替えられてない、私。笑

とにかく、本と曲を読んで、聞いて、みてください。

柴田先生についての本も、読んだら、感想書きます。