今月 9日に、「春暁」ガス田の周辺に来た駆逐艦など 5隻での艦隊の他に、8月には、早期警戒機か、洋上哨戒機とみられる中国軍機が、複数回にわたって東シナ海上空で日本の防空識別圏に侵入し、航空自衛隊の迎撃戦闘機が緊急発進(スクランブル)していたのだそうです。
最近は、我が国の海と空の守りの充実と、増強を唱える機会が増えていますが、以下のような具体策で、那覇の自衛隊基地を移転する話がありました。
昭和48年 7月(or 8月)に設置許可された下地島飛行場は、昭和54年 5月公共用飛行場(第三種空港)として新たに設置許可され、航空会社によるパイロットの本格的な訓練などに使用されています。
下地島空港
民間と共有の滑走路 1本しか持たない那覇の自衛隊基地では、自衛隊機にとっても、民間機の利用者にとっても不都合な状況が多い。そこで、自衛隊の基地を移動し南の海に近い、下地島空港を使用してはどうかという話がある。
アジアの真実:激しさを増す中国の軍事行動と日本の防衛体制の遅れ ~南方防衛力の早期整備を~
アジアの真実:下地島への対潜機配備
沖縄タイムス;空自機パンク滑走路閉鎖/那覇空港1時間マヒ
基地の移行は、中国と軍事的な緊張を高めたいという意味しかないので、教育・訓練隊をおくに止め、石垣島のお茂登岳山頂に、訓練機を監視できるレーダーの設置をすることでも効果があるとの説もあります。
files(情報保管庫)
平成16年11月に、衆議院・照屋議員の「下地島空港については、琉球政府行政主席屋良朝苗(当時)と運輸大臣丹羽喬四郎(当時)との間でいわゆる「屋良確認書」が交わされ、下地島パイロット訓練飛行場は民間航空訓練及び民間航空以外の目的に使用しないことが合意されている。」事などに対する質問書に対する、小泉首相の「下地島空港は、公共の用に供する飛行場として適切に使用する必要があり、お尋ねのようにパイロット訓練及び民間航空以外の利用が当然に許されないということではないと考える。」との回答が出されています。
衆議院議員照屋寛徳君提出下地島空港に関する質問に対する答弁書;内閣総理大臣 小泉純一郎
沖縄県は34年前に、同空港は自衛隊には使わせないとの姿勢を打ち出しており、稲嶺惠一(いなみねけいいち)現知事も同様の考えだが、今年 3月16日に伊良部町は、県の方針とは逆に、自衛隊の下地島空港への駐屯を国に要請したのでした。
ys(桜井よしこ Webサイト):沖縄県伊良部町議会が決議した下地島空港への自衛隊駐屯要請が持つ重み
しかしながら、3月25日の臨時町議会で、町民の半数にあたる約三千五百人が全議員を招いて住民説明会を開き、厳しい追及をしたため、町議会が白紙撤回せざるをえなくなりました。
しんぶん赤旗;下地島空港 軍事利用のもくろみは破れた
台湾有事に備える米軍は、早くから視野に入れていた様です。
田中宇の国際ニュース解説;アメリカのアジア支配と沖縄
わたしは昔、御殿場市に住んだことがありますが、基地のある町(島)に住む方々の危険やご苦労(騒音など日常生活への影響)には、報いきれないかも知れませんが、報いる様手だてをし、日本を守るためには、検討・議論を進めるべき話だと考えます。
下地島がよいのか、米軍嘉手納基地がよいのか、他に方法があるのか、のんびり先送りは出来ない状況であることはまちがいない。
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東シナ海に中国軍機 電子情報収集、空自が緊急発進 8月 (産経新聞) - goo ニュース
電子、電波情報などを収集していたとみられる中国軍機が八月、複数回にわたって東シナ海上空で日本の防空識別圏に侵入し、航空自衛隊の迎撃戦闘機が緊急発進(スクランブル)していたことが十三日、明らかになった。中国は東シナ海の日中中間線付近でガス田開発を進め、九日にはガス田付近を航行する中国海軍の艦艇が初めて海上自衛隊哨戒機によって確認された。昨年十一月には沖縄県石垣島近くの海域で中国原潜が領海侵犯するなどこの地域での活動を強めており、防衛庁は警戒を強めている。
防衛庁関係者によると、八月中旬以降複数回にわたり、南西諸島西方の防空識別圏に侵入する未確認機を空自のレーダーサイトが発見。沖縄の南西航空混成団所属の迎撃戦闘機F4がスクランブル発進し、中国軍の情報収集機を確認した。
同庁関係者によると、中国軍機は早期警戒機Y8AEWか、洋上哨戒機Y8Xとみられる。両型機はともに上空を飛び交う電子、電波情報を収集する能力もあるとされ、平成十一年に山東半島中部の基地に配備されたのを防衛庁が確認。その後、上海方面の基地に移動配備されていた。
現代戦争では、電子、電波情報の収集などが特に重要視され、情報収集機は、敵の艦船や軍事施設が出すレーダーや通信の電子情報を上空で傍受、収集する役割を担う。日米両国は電子情報収集機EP3などを保有している。
中国軍はかつて、台湾有事を想定して台湾周辺での情報収集を集中的に実施していた。二〇〇一年には米海軍のEP3が南シナ海の公海上空で中国軍機F8と空中接触して海南島に緊急着陸するなど、米中による情報戦も激しく繰り広げられている。尖閣諸島の領有権問題や日中中間線付近でのガス田開発などにより、東シナ海での中国軍による情報収集や行動も活発化していた。
中国は八月に大規模な中露合同軍事演習を実施した。台湾有事を想定して東シナ海での空、海軍力の拡充を進めると同時に日米を牽制(けんせい)する狙いが背景にあったとみられ、今回明らかになった情報収集活動も、その一環との見方が強い。
一方、防衛庁の斎藤隆海上幕僚長は十三日の記者会見で、中国海軍のミサイル駆逐艦など五隻が日中中間線付近で中国が開発を進めている「春暁」ガス田の周囲を航行したことについて「P3C哨戒機には広域で継続的に哨戒できる能力があり、動静把握に努めたい。(出現した中国軍艦の)大体の動きは掌握している」と述べた。
電子、電波情報などを収集していたとみられる中国軍機が八月、複数回にわたって東シナ海上空で日本の防空識別圏に侵入し、航空自衛隊の迎撃戦闘機が緊急発進(スクランブル)していたことが十三日、明らかになった。中国は東シナ海の日中中間線付近でガス田開発を進め、九日にはガス田付近を航行する中国海軍の艦艇が初めて海上自衛隊哨戒機によって確認された。昨年十一月には沖縄県石垣島近くの海域で中国原潜が領海侵犯するなどこの地域での活動を強めており、防衛庁は警戒を強めている。
防衛庁関係者によると、八月中旬以降複数回にわたり、南西諸島西方の防空識別圏に侵入する未確認機を空自のレーダーサイトが発見。沖縄の南西航空混成団所属の迎撃戦闘機F4がスクランブル発進し、中国軍の情報収集機を確認した。
同庁関係者によると、中国軍機は早期警戒機Y8AEWか、洋上哨戒機Y8Xとみられる。両型機はともに上空を飛び交う電子、電波情報を収集する能力もあるとされ、平成十一年に山東半島中部の基地に配備されたのを防衛庁が確認。その後、上海方面の基地に移動配備されていた。
現代戦争では、電子、電波情報の収集などが特に重要視され、情報収集機は、敵の艦船や軍事施設が出すレーダーや通信の電子情報を上空で傍受、収集する役割を担う。日米両国は電子情報収集機EP3などを保有している。
中国軍はかつて、台湾有事を想定して台湾周辺での情報収集を集中的に実施していた。二〇〇一年には米海軍のEP3が南シナ海の公海上空で中国軍機F8と空中接触して海南島に緊急着陸するなど、米中による情報戦も激しく繰り広げられている。尖閣諸島の領有権問題や日中中間線付近でのガス田開発などにより、東シナ海での中国軍による情報収集や行動も活発化していた。
中国は八月に大規模な中露合同軍事演習を実施した。台湾有事を想定して東シナ海での空、海軍力の拡充を進めると同時に日米を牽制(けんせい)する狙いが背景にあったとみられ、今回明らかになった情報収集活動も、その一環との見方が強い。
一方、防衛庁の斎藤隆海上幕僚長は十三日の記者会見で、中国海軍のミサイル駆逐艦など五隻が日中中間線付近で中国が開発を進めている「春暁」ガス田の周囲を航行したことについて「P3C哨戒機には広域で継続的に哨戒できる能力があり、動静把握に努めたい。(出現した中国軍艦の)大体の動きは掌握している」と述べた。
最近は、我が国の海と空の守りの充実と、増強を唱える機会が増えていますが、以下のような具体策で、那覇の自衛隊基地を移転する話がありました。
昭和48年 7月(or 8月)に設置許可された下地島飛行場は、昭和54年 5月公共用飛行場(第三種空港)として新たに設置許可され、航空会社によるパイロットの本格的な訓練などに使用されています。
下地島空港
民間と共有の滑走路 1本しか持たない那覇の自衛隊基地では、自衛隊機にとっても、民間機の利用者にとっても不都合な状況が多い。そこで、自衛隊の基地を移動し南の海に近い、下地島空港を使用してはどうかという話がある。
アジアの真実:激しさを増す中国の軍事行動と日本の防衛体制の遅れ ~南方防衛力の早期整備を~
アジアの真実:下地島への対潜機配備
沖縄タイムス;空自機パンク滑走路閉鎖/那覇空港1時間マヒ
基地の移行は、中国と軍事的な緊張を高めたいという意味しかないので、教育・訓練隊をおくに止め、石垣島のお茂登岳山頂に、訓練機を監視できるレーダーの設置をすることでも効果があるとの説もあります。
files(情報保管庫)
平成16年11月に、衆議院・照屋議員の「下地島空港については、琉球政府行政主席屋良朝苗(当時)と運輸大臣丹羽喬四郎(当時)との間でいわゆる「屋良確認書」が交わされ、下地島パイロット訓練飛行場は民間航空訓練及び民間航空以外の目的に使用しないことが合意されている。」事などに対する質問書に対する、小泉首相の「下地島空港は、公共の用に供する飛行場として適切に使用する必要があり、お尋ねのようにパイロット訓練及び民間航空以外の利用が当然に許されないということではないと考える。」との回答が出されています。
衆議院議員照屋寛徳君提出下地島空港に関する質問に対する答弁書;内閣総理大臣 小泉純一郎
沖縄県は34年前に、同空港は自衛隊には使わせないとの姿勢を打ち出しており、稲嶺惠一(いなみねけいいち)現知事も同様の考えだが、今年 3月16日に伊良部町は、県の方針とは逆に、自衛隊の下地島空港への駐屯を国に要請したのでした。
ys(桜井よしこ Webサイト):沖縄県伊良部町議会が決議した下地島空港への自衛隊駐屯要請が持つ重み
しかしながら、3月25日の臨時町議会で、町民の半数にあたる約三千五百人が全議員を招いて住民説明会を開き、厳しい追及をしたため、町議会が白紙撤回せざるをえなくなりました。
しんぶん赤旗;下地島空港 軍事利用のもくろみは破れた
台湾有事に備える米軍は、早くから視野に入れていた様です。
田中宇の国際ニュース解説;アメリカのアジア支配と沖縄
わたしは昔、御殿場市に住んだことがありますが、基地のある町(島)に住む方々の危険やご苦労(騒音など日常生活への影響)には、報いきれないかも知れませんが、報いる様手だてをし、日本を守るためには、検討・議論を進めるべき話だと考えます。
下地島がよいのか、米軍嘉手納基地がよいのか、他に方法があるのか、のんびり先送りは出来ない状況であることはまちがいない。
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日本の国境
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キーワードに引っかかったというだけで、
他意はありませんが、
TBさせていただきました。
失礼ならばいけないと思い、
報告させていただきます。
こちらとリンクするブログだと思います。
今後も末永いお付き合いができれば幸いです。
コメントをありがとうございます。
>TBさせていただきました。
TBは見つからない様ですが...(^^;)。
沖縄論第1章までは読ませて頂きました。5章まで、頑張って読ませていただきます。
>今後も末永いお付き合いができれば幸いです。
こちらこそよろしくお願い致します。