北朝鮮産アサリの輸入は途絶えて久しいのですが、懸念されていた通り、中国産と偽って輸入されているものが発見されました。
中国籍の貨物船「HAIXING(ハイシン)3」の劉明国船長が逮捕されるとのことですが、下関海上保安署などは22日、外為法違反(無承認輸入)の疑いで貨物船のチャーター主である山陽小野田市の水産会社「藤遠貿易」や、輸入業者の「フジオカ水産」など数カ所を家宅捜索、資料を押収したのだそうです。
中国産を合弁会社に発注したと言っているそうですが、チャーターした船は、北朝鮮で積み込んだのに、寄港地を偽り入港しています。 . . . 本文を読む
南太平洋に浮かぶバヌアツ共和国。娯楽の少ない島の生活で、島民がテレビに釘付けなのです。
もともと国営放送と、宗教放送があったのですが、中国の国際放送「CCTV9」を見ることが出来る様になり、俄然テレビの視聴が増えたのです。
国中が中国一辺倒で、学校では中国人教師を招いて、中国語の授業まで始まってしまったのです。
3月22日のNHK 放送記念日特集「国際情報発信が動き出す」の報道での、"国際放送"の世界の情勢、特に覇権拡大を戦略的にあらゆる角度から推進する中国が、ここでもありあまる資金を背景に徹底して進出していることに、改めて驚かされました。 . . . 本文を読む
オーストラリアのジョン・ハワード首相が来日し、3月13日に安倍首相と首相官邸で会談しました。会談終了後、両首脳は「安全保障協力に関する日豪共同宣言」に署名し、両国の包括的な戦略的関係の一層の強化を図ることとしました。
日本が安全保障分野でこうした協力関係を結ぶのは、米国に次いで2カ国目ということで、アジアの安全保障で日豪の連携をかねて願っていた私としては、画期的な出来事と大感激しています。 . . . 本文を読む
「石油はコモディティー(市場商品)だ。必用ならばニューヨーク市場で買ってくればよい」昨年の秋の外務省首脳の発言だそうです。
石油は、お金さえ出せばマーケットから買えるコモディティーなのか。産油国との関係次第で供給量が左右される戦略資源なのか...。日本のエネルギー戦略が、二つの見方の間を大きく揺れ動いたのだそうです。繰り返しますが、昨年秋の事なのだそうです。
読売新聞で、3/7から始まった「資源争奪 第2部 問われる戦略」という連載に書かれている話です。
政府の長期展望の欠如や、国際社会で優先されるべき戦略の後追いでの国益の損出を知らされる記事です。 . . . 本文を読む
ロシアのフラトコフ首相が2月27日から2日間の日程で来日し、28日夕方には安倍首相と会談しました。
フラトコフ首相の訪日にはフリステンコ産業エネルギー相や運輸相、情報技術・通信相も同行。特に産業エネルギー相は26日に来日し、石油天然ガス・金属鉱物資源機構主催の懇談会に参加、日本からは資源エネルギー庁長官や電力、石油、ガス、商社のトップらが出席し、ロシアは極東資源開発への投資を求め、いすゞ自動車の対露進出や、日露間の海底通信ケーブル敷設、モスクワのシェレメチェボ国際空港第3ターミナル建設などの投資案件がまとまったたそうです。
日本側は、日本政府の意に反し、産出する天然ガス全量が中国に供給されそうな「サハリン1」の日本への輸出の可能性の言及にも期待をしているのだそうです。
こんな日本を、露の日刊紙各紙による、日本経済界をあざ笑うかのような報道が目立っているのだそうです。 . . . 本文を読む