
韓国大統領選で同国の国民が「左旋回」した。彼らは長年、保守から革新へ、革新から保守へと投票先を変えてきたが、今回もそのパターンが踏襲されたと、WSJ社説。
大敗した保守にとっての教訓は、政治的クーデターを試みることで有権者の支持を得られると期待してはならない、ということだと、WSJ・社説。
李氏は「韓国のバーニー・サンダース」と呼ばれることもあり、その国内政策は記憶する限り最も左翼的だろう。同氏が所属する「共に民主党」は国会の300議席のうち171議席を支配しているため、余裕をもって国政運営に臨めると思われる。李氏は週4日労働制への移行を目指し、4日半労働から始めたいと考えており、休暇や病気休暇の拡大も望んでいるのだそうです。
米韓関係にも何らかの圧力がかかる可能性がある。李氏は同盟関係を支持すると述べているが、貿易相手国である中国との良好な関係も望んでいる。韓国英字紙コリア・ヘラルドは今年3月、「台湾海峡で、あるいは中台間で何が起きようと、われわれに何の関係があるのか」との李氏の発言を伝えた。
韓国には依然、2万8500人の米兵が駐留しており、その多くが北朝鮮の兵器の射程内にいることを考えると、それは賢明な発言ではなかったと、WSJ・社説。
トランプ米大統領は長年にわたって、朝鮮半島における米軍のプレゼンスに疑問を投げ掛けており、今回の大統領を目前に控えた5月下旬、トランプ政権が在韓米軍の縮小を検討しているとの情報がリークされた。
そうなれば、北東アジアからの米軍撤退を熱望している北朝鮮・中国・ロシアの枢軸が喜ぶのは確実だとも。
これまでの韓国の革新系政権は、商業的取引や「人道支援」などを通じて、北朝鮮との関係改善を追求することが多かった。
こうした「太陽政策」が、北朝鮮国民に対する圧政や韓国に対する軍事的敵意の緩和につながったことは一度もないと、WSJ・社説。
尹大統領大統領が暴挙を実行したのは、北朝鮮と李氏との関係を危惧したからと言われていることは、諸兄がご承知の通り。
トランプ氏は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記との間で核と安全保障に関して何らかの合意を結ぶことを望んでいる。
WSJ・社説は、李氏はその点で米大統領と共通している可能性があると述べているが。。。??
日本を「敵性国家」などと厳しく批判していた李氏の姿勢豹変。
選挙戦で日韓・日米韓連携を重視する方針を唱える変貌。本音は大統領選以前の主張なのか、大統領選勝利への主張なのか。。。??
さんざん反日を煽ってきた李在明氏、大統領の座を目前に「私は日本への愛情がとても深い」と唐突な軌道修正 | JBpress (ジェイビープレス)

この花の名前は、オステオスペルバム
↓よろしかったら、お願いします。

遊爺さんの写真素材 - PIXTA
【社説】韓国大統領選で「左旋回」した有権者 - WSJ
前大統領の「非常戒厳」受け保守系与党を罰する By The Editorial Board 2025年6月4日
3日の韓国大統領選で同国の国民が「左旋回」した。彼らは長年、保守から革新へ、革新から保守へと投票先を変えてきたが、今回もそのパターンが踏襲された。革新系候補の李在明(イ・ジェミョン)氏に大敗した保守にとっての教訓は、政治的クーデターを試みることで有権者の支持を得られると期待してはならない、ということだ。
今回の大統領選は、2027年に実施されるはずのものだった。しかし、昨年12月に非常戒厳を宣言した尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が弾劾・罷免されたことで、選挙が前倒しされた。尹氏は、自身の政策が国会で支持を得られないことにいら立ち、独裁者の手法を借用することを決めたが、それは悪手だった。
当時、韓国国民は非常戒厳に抗議するため国会に駆けつけた。国会議員らは、宣言から数時間で非常戒厳を解除に追い込んだ。3日の大統領選の結果は、民主主義の反撃だった。保守系与党「国民の力」の金文洙(キム・ムンス)候補に勝利のチャンスはなく、得票率41%対49%で李氏に敗れた。
李氏は「韓国のバーニー・サンダース」と呼ばれることもあり、その国内政策は記憶する限り最も左翼的だろう。同氏が所属する「共に民主党」は国会の300議席のうち171議席を支配しているため、余裕をもって国政運営に臨めると思われる。李氏は週4日労働制への移行を目指し、4日半労働から始めたいと考えており、休暇や病気休暇の拡大も望んでいる。
李氏はまた、2040年までに国内全ての石炭火力発電所を閉鎖し、天然ガスの使用も減らす意向だ。韓国は今や裕福な国になっており、ほとんどの豊かな民主主義国家と同様に、福祉国家への要求や文化的な懸念という問題を抱えている。
米韓関係にも何らかの圧力がかかる可能性がある。李氏は同盟関係を支持すると述べているが、貿易相手国である中国との良好な関係も望んでいる。韓国英字紙コリア・ヘラルドは今年3月、「台湾海峡で、あるいは中台間で何が起きようと、われわれに何の関係があるのか」との李氏の発言を伝えた。
韓国には依然、2万8500人の米兵が駐留しており、その多くが北朝鮮の兵器の射程内にいることを考えると、それは賢明な発言ではなかった。ドナルド・トランプ米大統領は長年にわたって、朝鮮半島における米軍のプレゼンスに疑問を投げ掛けており、今回の大統領を目前に控えた5月下旬、トランプ政権が在韓米軍の縮小を検討しているとの情報がリークされた。
トランプ氏の関税を巡る米国との貿易紛争は、こうした安全保障上の判断に影響を及ぼす可能性がある。そうなれば、北東アジアからの米軍撤退を熱望している北朝鮮・中国・ロシアの枢軸が喜ぶのは確実だ。
これまでの韓国の革新系政権は、商業的取引や「人道支援」などを通じて、北朝鮮との関係改善を追求することが多かった。人道支援は、権力を維持したい政権の懐に入ることが避けられない。こうした「太陽政策」が、北朝鮮国民に対する圧政や韓国に対する軍事的敵意の緩和につながったことは一度もない。
そしてトランプ氏は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記との間で核と安全保障に関して何らかの合意を結ぶことを望んでいる。つまり李氏はその点で米大統領と共通している可能性がある。
前大統領の「非常戒厳」受け保守系与党を罰する By The Editorial Board 2025年6月4日
3日の韓国大統領選で同国の国民が「左旋回」した。彼らは長年、保守から革新へ、革新から保守へと投票先を変えてきたが、今回もそのパターンが踏襲された。革新系候補の李在明(イ・ジェミョン)氏に大敗した保守にとっての教訓は、政治的クーデターを試みることで有権者の支持を得られると期待してはならない、ということだ。
今回の大統領選は、2027年に実施されるはずのものだった。しかし、昨年12月に非常戒厳を宣言した尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が弾劾・罷免されたことで、選挙が前倒しされた。尹氏は、自身の政策が国会で支持を得られないことにいら立ち、独裁者の手法を借用することを決めたが、それは悪手だった。
当時、韓国国民は非常戒厳に抗議するため国会に駆けつけた。国会議員らは、宣言から数時間で非常戒厳を解除に追い込んだ。3日の大統領選の結果は、民主主義の反撃だった。保守系与党「国民の力」の金文洙(キム・ムンス)候補に勝利のチャンスはなく、得票率41%対49%で李氏に敗れた。
李氏は「韓国のバーニー・サンダース」と呼ばれることもあり、その国内政策は記憶する限り最も左翼的だろう。同氏が所属する「共に民主党」は国会の300議席のうち171議席を支配しているため、余裕をもって国政運営に臨めると思われる。李氏は週4日労働制への移行を目指し、4日半労働から始めたいと考えており、休暇や病気休暇の拡大も望んでいる。
李氏はまた、2040年までに国内全ての石炭火力発電所を閉鎖し、天然ガスの使用も減らす意向だ。韓国は今や裕福な国になっており、ほとんどの豊かな民主主義国家と同様に、福祉国家への要求や文化的な懸念という問題を抱えている。
米韓関係にも何らかの圧力がかかる可能性がある。李氏は同盟関係を支持すると述べているが、貿易相手国である中国との良好な関係も望んでいる。韓国英字紙コリア・ヘラルドは今年3月、「台湾海峡で、あるいは中台間で何が起きようと、われわれに何の関係があるのか」との李氏の発言を伝えた。
韓国には依然、2万8500人の米兵が駐留しており、その多くが北朝鮮の兵器の射程内にいることを考えると、それは賢明な発言ではなかった。ドナルド・トランプ米大統領は長年にわたって、朝鮮半島における米軍のプレゼンスに疑問を投げ掛けており、今回の大統領を目前に控えた5月下旬、トランプ政権が在韓米軍の縮小を検討しているとの情報がリークされた。
トランプ氏の関税を巡る米国との貿易紛争は、こうした安全保障上の判断に影響を及ぼす可能性がある。そうなれば、北東アジアからの米軍撤退を熱望している北朝鮮・中国・ロシアの枢軸が喜ぶのは確実だ。
これまでの韓国の革新系政権は、商業的取引や「人道支援」などを通じて、北朝鮮との関係改善を追求することが多かった。人道支援は、権力を維持したい政権の懐に入ることが避けられない。こうした「太陽政策」が、北朝鮮国民に対する圧政や韓国に対する軍事的敵意の緩和につながったことは一度もない。
そしてトランプ氏は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記との間で核と安全保障に関して何らかの合意を結ぶことを望んでいる。つまり李氏はその点で米大統領と共通している可能性がある。
大敗した保守にとっての教訓は、政治的クーデターを試みることで有権者の支持を得られると期待してはならない、ということだと、WSJ・社説。
李氏は「韓国のバーニー・サンダース」と呼ばれることもあり、その国内政策は記憶する限り最も左翼的だろう。同氏が所属する「共に民主党」は国会の300議席のうち171議席を支配しているため、余裕をもって国政運営に臨めると思われる。李氏は週4日労働制への移行を目指し、4日半労働から始めたいと考えており、休暇や病気休暇の拡大も望んでいるのだそうです。
米韓関係にも何らかの圧力がかかる可能性がある。李氏は同盟関係を支持すると述べているが、貿易相手国である中国との良好な関係も望んでいる。韓国英字紙コリア・ヘラルドは今年3月、「台湾海峡で、あるいは中台間で何が起きようと、われわれに何の関係があるのか」との李氏の発言を伝えた。
韓国には依然、2万8500人の米兵が駐留しており、その多くが北朝鮮の兵器の射程内にいることを考えると、それは賢明な発言ではなかったと、WSJ・社説。
トランプ米大統領は長年にわたって、朝鮮半島における米軍のプレゼンスに疑問を投げ掛けており、今回の大統領を目前に控えた5月下旬、トランプ政権が在韓米軍の縮小を検討しているとの情報がリークされた。
そうなれば、北東アジアからの米軍撤退を熱望している北朝鮮・中国・ロシアの枢軸が喜ぶのは確実だとも。
これまでの韓国の革新系政権は、商業的取引や「人道支援」などを通じて、北朝鮮との関係改善を追求することが多かった。
こうした「太陽政策」が、北朝鮮国民に対する圧政や韓国に対する軍事的敵意の緩和につながったことは一度もないと、WSJ・社説。
尹大統領大統領が暴挙を実行したのは、北朝鮮と李氏との関係を危惧したからと言われていることは、諸兄がご承知の通り。
トランプ氏は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記との間で核と安全保障に関して何らかの合意を結ぶことを望んでいる。
WSJ・社説は、李氏はその点で米大統領と共通している可能性があると述べているが。。。??
日本を「敵性国家」などと厳しく批判していた李氏の姿勢豹変。
選挙戦で日韓・日米韓連携を重視する方針を唱える変貌。本音は大統領選以前の主張なのか、大統領選勝利への主張なのか。。。??
さんざん反日を煽ってきた李在明氏、大統領の座を目前に「私は日本への愛情がとても深い」と唐突な軌道修正 | JBpress (ジェイビープレス)

この花の名前は、オステオスペルバム
↓よろしかったら、お願いします。

遊爺さんの写真素材 - PIXTA