遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

ローマ法王をプロパガンダに利用しようとした朴槿恵 結果は裏目

2014-08-23 23:16:51 | 慰安婦問題
 反日歴史認識に凝り固まり、支持率を稼ぐ唯一の手段としてしがみつき、人目を憚らぬ醜さでプロパガンダに執着する朴槿恵。今回は、ローマ法王までも利用しようと試みました。慰安婦とされる人たちとの強引な接触も図りました。しかし、法王の訪朝が終わってみれば、どうやら朴槿恵の狙いは裏目に出て、逆効果を産んでいのだそうですね。
 
ローマ法王厚遇が裏目に? (8/23 【緯度経度】ソウル・黒田勝弘 )

 ローマ法王の韓国訪問は1980年代以来、3度目になる。法王フランシスコを迎えた韓国はまるで“カトリック国家”のような雰囲気だった。朴槿恵(パク・クネ)大統領は法王を直接、空港に出迎え、公式接見のほかミサにも出席するなど計3回も対面。テレビは1時間以上にわたってミサを中継し新聞は連日トップニュースや特集を掲載した。
 ハイライトの16日の野外ミサはソウル中心部の光化門広場で故宮・景福宮と大統領官邸をバックに行われた。80万人が集まった光化門広場は史上最大の集会となった。

 
法王が18日に去った後、メディアには「やり過ぎではなかったか」と反省と批判の声が出ている。「特定の宗教を厚遇するのはおかしい」というわけだ。
 韓国には約540万人のカトリック(韓国では天主教といっている)信徒がいるが、同じキリスト教でもプロテスタント(韓国では改新教)がその倍はおり、それ以上の仏教徒もいる。
 今後、他の宗教の指導者の韓国訪問に際し同じような待遇、行事を求められたらどうするのか心配(?)する声も出ている。

 朴大統領はじめ韓国政府が今回、異例の厚遇を施した裏にはいくつかの理由があった。
 まず国際的に注目度が高いローマ法王の韓国での様子は、カトリック国家をはじめ世界中に伝えられることを計算し、韓国の国際的イメージアップにつなげたいと判断した。
 もう一つは国内向け。「貧者の教会」を強調する法王に乗っかることで、朴槿恵政権がいかに弱者に配慮しているかを国民に印象付けようとした。朴大統領としては個人的にも韓国のカトリック系、西江大学出身でカトリックには親近感があったかもしれない。法王は滞在中、西江大を訪問している。

 しかしこの厚遇は裏目に出た感がある。法王の貧者や弱者への配慮が韓国内の反政府・野党勢力を勢いづけた
からだ。

 韓国政治はセウォル号沈没事故の“後遺症”でいまなお激しく揺さぶられている。反政府・野党勢力は朴政権の責任を執拗(しつよう)に追及し、家族救済や再発防止など関連法案をめぐって政局マヒが続いている。
 法王の滞在中、いたるところでセウォル号遺族が登場し法王にとりすがって訴えていた脚光を浴びたのはこのほか軍基地反対や都市再開発被害者解雇労働者などほとんどが反政府・野党勢力だった。ミサの最前列に座らされた反日の元慰安婦たちの影はかえって薄かった

 韓国カトリック界には以前から左翼的な「正義具現司祭団」という組織が存在し反政府運動を展開してきた。今回もその“影”がうかがわれる。彼らは北朝鮮に対してはいつも融和的で批判、非難を控えることが多い。過去、ひそかに平壌を訪れ韓国非難をした神父もいる。法王は韓国の不幸な人びとに触れながら、北朝鮮の抑圧された人びとにはひと言もなかった。
 同じローマ法王でもヨハネ・パウロ2世(2005年死去)は共産主義批判が強く、彼の発言や行動は東欧共産圏の民衆に勇気を与え共産圏崩壊につながったという評価があるほどだ。
 韓国の貧者や弱者はローマ法王が乗り出さなくても救済できる。今、東アジアでローマ法王が救済のメッセージを最も送らなければならないのは北朝鮮の民衆だったはず。4泊5日の滞在中、期待はついにはずれた。


 ローマ法王が韓国訪問へ :日本経済新聞
 韓国でカトリック信者が増えていることから、更なる信者拡大と言う狙いが法王側にあったのだそうですが、朴槿恵は、法王の国際的な注目度を利用して、反日歴史問題、とりわけ慰安婦問題でのプロパガンダに利用しようとしたのでしたね。

 朴槿恵がカトリック系大学卒業で親しみを持っていても、韓国のキリスト教徒では、カトリック信者が増えているとはいえ、その倍の数のプロテスタント信者がいるのだそうで、更にそれ以上の仏教徒がいて、特定の宗教を厚遇しすぎではないかと、メディアからの声があがっているというのです。
 加えて、法王フランシスコの貧者や弱者への配慮が韓国内の反政府・野党勢力を勢いづけたというのです。「貧者の教会」を強調する法王に乗っかることで、朴槿恵政権がいかに弱者に配慮しているかを国民に印象付けようとしたにもかかわらず、逆に貧者の反政府勢力を勢いづけたのです。おかげで、慰安婦と法王の接触が霞んでしまったのだと。
 お父さんの親日イメージ(あくまでもイメージ)を払拭しようと反日に走る朴槿恵ですが、皮肉にも、昔からのお父さんの熱烈な支持者に支えられて一定の支持率を確保出来ているので、さきの地方選挙でも大敗を免れていますが、苦しい国内政局運営は、打開することが出来なかった様です。
 朴槿恵の不純で姑息な発想のローマ法王の利用計画は、見事に大失敗。さらに、反政府勢力を勢いづかせてしまったのでした。哀れな朴槿恵ですが、日本に助けを求められる素行ではありませんし、日本もかつての様なお人よしはこりごりとの認識が定着してきていますから、昔の様に助けることはしません。習近平に泣きついて属国として傅いて、財閥天国の格差社会であえぐ国民を見捨てて自分の保身を願い出てください。



 # 冒頭の画像は、ローマ法王にすがろうと手を伸ばすセウォル号沈没犠牲者の遺族






  イイギリの実


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3 コメント

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性・大国 (まんだらけ)
2014-08-24 07:06:11
カトリック欧米の心。
欧米人はどう見るだろう?
韓国は文化的と見るだろう。
韓国のプロパカンダは成功しつつある。
韓国の言っていることは「信用できるぞ」
逆に日本には「あの国なら性奴隷しそうだ」と色眼鏡で見てしまう。
日本はますます性・大国のレッテルを張られてしまう。
まず、日本のAVをなくさねばいけない。事実タイでも中国でも日本のAVを現地の男は「日本は今でも性・奴隷をしている」と日本のAVばかり見ている。(タイや中国の女は日本のようにAVに出るのを嫌がるため)。
皆で日本のAVを浄化しなければ本当に生態国のレッテルを張られそうですね。
返信する
教皇の訪韓目的は伝わったのか (1Q3)
2014-08-24 11:03:46
ローマ法王が韓国を訪問された理由については、以下の様に報じている記事があります。

 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41529?page=2
> 今回ローマ法王が訪韓した理由は、男尊女卑と王朝時代の身分差別を乗り越え信仰を受け入れ朝鮮時代に殉教した聖人たちを列福するため

 しかし、以下の様なこともあった。
> 列福ミサが行われているすぐ近くでプロテスタント教会の人たちが、カトリックと教皇制度に反対するという集会を開いていた

 そして...
> 法王が去ってみれば、癒やされた心も束の間だった
> 結局、法王の訪韓により韓国人たちが感じたのは、現在の韓国社会にはこのような癒やしを与えてくれるリーダーがいないということだ。従って、過去の英雄(李舜臣)や外国人の法王に依存してしまう。

> 左寄りの発言をする法王によって、朴槿惠大統領が侮辱されたとまで言う主張も出てきた。

> 結局、夏祭りの後にゴミがたくさん残ってしまうように、法王の美しいメッセージは色あせてしまい、現実の問題だけが山積みになってしまった。

 それが南朝鮮なのですね。
返信する
Unknown ( )
2014-08-25 18:44:19
>欧米人はどう見るだろう?
>韓国は文化的と見るだろう。
>韓国のプロパカンダは成功しつつある。
>韓国の言っていることは「信用できるぞ」

売春婦輸出大国なのにか?
返信する

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