１フィート先のジェラシー

最終電車は
なかなか、窮屈だ。

00時54分、
発射のベルが鳴る。

ドア閉まる。

いつものように
その日もらった
携帯メールの返信、
パチパチ。

らくだのポリシー。
いただいたメールは
半日以内に返す。

守られていないこと
多いですけど。

いつものように
パチパチ。

いつものように
パチパチ。

携帯を見つめる。
携帯を見つめる。

ぬ？

その携帯の先、
１フィート先、

なにか、みえた。

ぬ？

オトコと
オンナが

その
１フィート先で

たった
１フィート先で

チュウしてる。

は？

１フィート
って約30cm。

たった
その30cm先で
チュウされてる。

らくだ、
携帯をみつめたまま、
動き、止まる。

１フィート先の
動き、止まらない。

疑問をまず、
紹介しよう。

①電車の中で
する必要があるのか。

②家まで我慢
できないのか。

③オレにあてつけか。

④とりあえず
至近距離すぎるんですけど。

頭をよぎるが
目は１フィート先を
よぎれない。

ずっと
携帯をみつめたまま
小さな液晶画面と、にらめっこ。

中野に着いた。

ドア開く。
ヒトがでる。

ワサーっとでる。

ふぅ、助かった。
なにが？

とりあえず、
どんなやつだ、と
みてみる。

おそるおそる
みてみる。

オンナ、
スペイン人だった。

オトコ、
スペイン人だった。

でたー、エスパニョール。

おい、スペイン人！

おたくら、
ラテン系の情熱の血、
流れてるのか
しらねーけど

せめて
せめて

あんなに混み合った
満員電車で
チュウしてんじゃねーよ。

１フィート先で
ムラムラ
モンモン
させられる
こっちの
気持ちになりやがれ。

猛牛も、そりゃ
興奮するわってんだ。

って、

はい、

もうおわかりですね。

ただ、
羨ましかっただけです。

アンダルシアに憧れた
だけです。

１フィート先の
ジェラスィー。

らくだの妄想、
いやラスィー。

あぁ、
あんな情熱的なチュウしてーなー。

でも、
満員電車で、
半径１フィート以内に
あんなヒトがいる前では

絶対、できねーなー。

キスはこっそり、
ヒト目のつかない
お寺の中で。

それ、
らくだの
ファーストキスじゃん。

あは。

紫陽花のキレイな季節でした。

スペイン人よ、
思い出させてくれて

ありがとう。

って、
思うわけねーよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

カンボジアdeバレンタイン

おかえり、エミ姉さん。

略して、

おかエミ姉～。

と、コースターでお出迎え。

エミ姉。

名前は、500回以上、知人を通して
聞いてますけど、お会いするの
実は、2度目。

彼女、エキゾチックで、アジア系。
自分、エキソシストで、プエルトリコ系。

だから、同じ匂いするんだなー

しねーよ。

でも、ホント、魅力的な女性です。

みんなが、彼女が今、滞在する
カンボジアにいく理由がなんとなく
わかります。

ほんの、一瞬の一時帰国に
わざわざ、顔だしてくれて
ありがとうございます。

この日記、いつ、カンボジアで見られるか
わかりませんが
また、いつか、お会いできる日を
楽しみにしております。

『2月14日、もう日本にいないから・・・』
っていうわけで
バレンタインの贈り物を
いただきました。

今年、春一番よりも早い
温かいプレゼント。

ありがとう。

写真、両サイドの
気持ち悪い
おふたりさま、
気持ち悪すぎて、
ありがとうございます。

ボクもいつか
カンボジアいきたいなー

そこから、世界一周旅行
スタートしたいなー

頼むよー、まぐろ会長ー
手配よろしくー

あ、世界一瞬旅行ちゃいますよ。