Ｔｈｉｓ ｉｓ ｉｔ！

昨日、マイケル・ジャクソンの「ｔｈｉｓ　ｉｓ　ｉｔ」を二人で観てきました。生徒さんでも見に行った方が結構いらして、すっごい良い評判でしたね～。

はい・・・心にかなり重いものがズシンときました。なんて言えばいいんだろう？マイケルの才能のすばらしさ、人間的な素直さ、ライブにこめた祈りのようなメッセージ・・・興奮と感動と尊敬といったいろんな気持ちが混じりあって、考えさせられるものばかりでした。だから、「あ～いい映画見たね、楽しかったね」「泣けたよね」って簡単には言えないんですね。

近年報じられているゴジップ的なことから「ホントにマイケルはコンサートできるような状態たっだの？踊れるの？」って勝手に想像してましたけど（苦笑）、まったく年齢を感じさせないパフォーマンス。マイケルから発せられる、メッセージ（歌詞）・メロディー・ダンスは三位一体・・・彼は自身の内なるものに忠実に耳を傾け、内なるものを素直にカタチにしたものなのだなぁと強く感じました。だから、私がスペシャルに見えるものすべてが、きっとマイケルにとって自然なことなんだろうな。間の取り方、余韻の長さだって、「今がその時！！」ってドンピシャ。それが天才ということなんですよね。だって、映画を観ているだけなのに、マイケルを観てるとシートに座りながらカラダが勝手動いちゃうんです。見ているだけなのに踊りたい気分にさせるのって、ホントにカリスマですよね。

また映像でマイケルがスタッフにダメだしするシーンがありましたが、単なるわがままになっていないのは、彼の中に迷いがないからだし、言い方に愛があふれているからなんでしょうね。スタッフもこの高い要求に挑戦し応えていくことが、自分の血と肉になるとわかっているし、みんなでこのドリームプロジェクトを夢に終わらせないことが誇りになる。みんなの夢を背負うなんてすごいことだ。

私たちは、フォーメーションなど、マイケルの曲で踊る機会が何度かありましたが・・・なんかチャラかったな～と反省。こういう事をもっと理解してたら、また取り組み方が違ってたかな？踊っていて「ＴＨＩＳ　ＩＳ　ＩＴ」と思う瞬間がどれだけつくれるのか、まだまだまだまだ足りません。どうしらよいのか、考えさせてくれる映画でした。