kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

危険な妄想

2020-08-20 16:03:19 | 日記

毎年夏の懸案事項の筆頭は

コバエが発生すること

以前はちょっと気を抜くと大量発生してしまって

駆除するのが本当に大変だった

なので

ここ数年はとにかく生ごみを減らす・密閉するのを徹底して

レトルトとかの袋の中もきれいに洗うし

生ごみになるものはゴミの日の前日に出すようにするとか

どうしても出ちゃった生ごみは密閉容器に入れておくとかして

かなりコバエの発生を抑えられてる

でも

どうしたってたまに1~2匹は出ちゃう

だからそれを駆除しようとするんだけど

こんな小さな家だってあの方たちにとっては逃げる場所は十分で

部屋だけじゃなくお風呂とかトイレとかにも逃げられるし

ちょっとした陰に隠れちゃったら

もう見つけようがない  けっこう素早いですからね~

だからこっちもあきらめ半分で

放っておくことにしてる

ところが

特に夜中くらいになると

コバエの方からわたしに寄ってくることがある 

それで何度も手で追い払うのに

それでもしつこく付きまとってくるから

最後はやっつけちゃうんだけど

昨夜もそんな感じでまとわりつかれたとき

ふと思った

もしかして、あなた、寂しいの・・・? 

そうなると頭の中で一気に妄想が広がり

コバエが「ねえねえ、遊んで~」とか「おかあさん、ぼく寂しい」とか言ってるような気になる

すると

今にも叩き潰そうとする手の力が緩み

ついついコバエを見つめちゃう 

それでもこの子がこのままいると、そのうち大量発生につながるから

私の心は千々に乱れ

「私たちは一緒に暮らせないの。わが子よ赦して・・・」と 

ちょっと心の中ではじわっと来つつも殺生してしまい

もう動かなくなったコバエを見つめて

「ごめんね・・・」と・・・

蒸し暑い真夜中にいきなり脳内で人情もののドラマが展開し

悲しい最後に打ちひしがれながらもさっさとごみを捨てに行った

おばさんなのでした~

わたしちょっと、危険・・・?

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

コメント
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