毎年夏の懸案事項の筆頭は
コバエが発生すること
以前はちょっと気を抜くと大量発生してしまって
駆除するのが本当に大変だった
なので
ここ数年はとにかく生ごみを減らす・密閉するのを徹底して
レトルトとかの袋の中もきれいに洗うし
生ごみになるものはゴミの日の前日に出すようにするとか
どうしても出ちゃった生ごみは密閉容器に入れておくとかして
かなりコバエの発生を抑えられてる
でも
どうしたってたまに1~2匹は出ちゃう
だからそれを駆除しようとするんだけど
こんな小さな家だってあの方たちにとっては逃げる場所は十分で
部屋だけじゃなくお風呂とかトイレとかにも逃げられるし
ちょっとした陰に隠れちゃったら
もう見つけようがない けっこう素早いですからね~
だからこっちもあきらめ半分で
放っておくことにしてる
ところが
特に夜中くらいになると
コバエの方からわたしに寄ってくることがある
それで何度も手で追い払うのに
それでもしつこく付きまとってくるから
最後はやっつけちゃうんだけど
昨夜もそんな感じでまとわりつかれたとき
ふと思った
もしかして、あなた、寂しいの・・・?
そうなると頭の中で一気に妄想が広がり
コバエが「ねえねえ、遊んで~」とか「おかあさん、ぼく寂しい」とか言ってるような気になる
すると
今にも叩き潰そうとする手の力が緩み
ついついコバエを見つめちゃう
それでもこの子がこのままいると、そのうち大量発生につながるから
私の心は千々に乱れ
「私たちは一緒に暮らせないの。わが子よ赦して・・・」と
ちょっと心の中ではじわっと来つつも殺生してしまい
もう動かなくなったコバエを見つめて
「ごめんね・・・」と・・・
蒸し暑い真夜中にいきなり脳内で人情もののドラマが展開し
悲しい最後に打ちひしがれながらもさっさとごみを捨てに行った
おばさんなのでした~
わたしちょっと、危険・・・?
遊びに来てくださって、ありがとうございました