kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

認知症の検査

2019-03-05 19:08:25 | 日記
実は母は

今まで認知症の画像の検査をしていなかった(CT、MRIなど)

物忘れがすごくひどくなった時に

その時のかかりつけ医に相談したら

たぶん質問形式の検査をして認知症の薬が始まり

それから症状が進むのに合わせてお薬を調整し

今に至っている

だから

認知症の専門医でない今のかかりつけ医が

この先の薬をどうするかについては

ちゃんと検査をして専門家のアドバイスをもらった方がいいと言われ

今回初めて検査することになった

もちろん検査結果を受けた上での処方ならだれもが納得いくから

家族としても大歓迎で

本人はうれしいとは思ってなかったけど

特に抵抗なく紹介された病院へ行った

ところが

これは予約を入れた時点で知ったんだけど

その病院では認知症の初診は

精神科が担当するという  多くの病院では脳神経外科か脳神経内科が担当だと思いますが・・・

でもこれ母が聞いたらきっと拒否するに違いない

だって

母は精神科と言えば「頭がおかしい」みたいな認識

なのでそんなエリアに立ち入ろうものなら

絶対Uターン間違いなし!

って思って話してみたら

そういう方が多いせいか

特に精神科とはっきりわかる標識はないらしい

はぁ~

行く前からそうとうハードルが高くて

ドキドキ



母は認知症という言葉に敏感なこととか色々伝えて

当日その病院に行ってみると

きれいだしみなさん親切でホッとする

更に診察室のエリアは一見精神科とはわからないようになってるし

看護師の問診も医師の診察も言葉遣いが慎重でやさしく

母も笑顔で質問や検査を受けられた

なので

検査もスムーズに受けられ

3回の通院も嫌がることなく済ませた

して、結果は

なんと認知症としては軽い程度、とのこと

え~、あっそう・・・

見る限りでは徐々に進んできてるって思ってたから

そういう意味ではうれしいんだけど

これで軽いってことは

この先進んだらどこまで行くんだろう・・・

確かに母の母(わたしの祖母)は認知症が進んだら

満腹中枢が壊れて1日中何か食べては吐き出してたし

それ以外の認知症の方々もそれなりに見てきて

上には上がいるっていうのはよくわかってる

でもね

それが自分の身に降りかかるのを受け止めるには

けっこう勇気と覚悟がいるんですよね・・・

まあでもわからない先の事を考えてもしょうがない

しばらくは今の生活が続けられるかもってところを喜んで

その先の事は何か起こったら考えることにしよう、って

何とか自分を落ち着けようとしてる

わたしなのでした~

でも、検査はしてよかった

母が認知症のどのあたりにいるのか分かったし

多少は先が見通せたから・・・

検査って大事ですね



遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント
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