kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

7年

2018-03-11 15:27:25 | 日記
時は流れ

「もう」でも「まだ」でもない7年が

過ぎていった

でも

元には戻らない

がれきが取り除かれ

道が整備され

建物が新しく建ち並んでも

私たちの心や生活は

そんなに簡単によくなってはいかないし

多くの尊い命や物が失われた中では

とんでもないマイナスからの出発で

一体いつゼロに戻っていけるのか

見当もつかない人たちがたくさんいる

生き残っている人たちの中には

助けられなかった命を想って今もどうすればよかったか考えたり

なぜ自分が生き残ったのかと苦しむこともあるという

単純に「ラッキー」とは思えないものが

その震災にはあまりにもたくさんあった


震災で被害にあった方々の中には

その後いじめや風評被害にあわれている方もいる

原発はその人たちが作ったものではないし

喜んで誘致したりその恩恵に甘んじている人はほとんどいない

それから

未だに避難生活を余儀なくされている方が

まだ7万人余りもおられるけれど

みんなそうしたくてしてるわけじゃない

震災がなくたって日々の生活が大変な方はたくさんいるし

震災によって病気や事故で十分働けない方々もたくさんいる

だから

〇年たったから支援を打ち切るとかそういう事ではなくて

個々の状況に合わせた支援は

これからも必要だと思う

それに

この震災の復興がうまくいかなかったら

国民のみならず世界の各国も

日本を信頼できなくなると思う

国の仕事で大切なことはたくさんあるけど

まず国民の生活を守ることが一番大切だから

〇〇学園とか✕✕大学とかに怪しい助成する余裕があるなら

復興に回すべきじゃないかなぁ・・・


それから私たちは

ひとりひとりができる範囲で復興のお手伝いをして

みんなで前に進む

それが

一番簡単だけど一番大切な支援だと思う

あの時はたまたま東北地方だったけど

次は私たちの番かもしれない

だから

他人事じゃなくって

自分だったらどうか

どんなふうに助けてほしいかを考えながら

長く続けられる形の何かをしていくのがいいと思う


それから

命を落とされた多くの方々に報いるため

もしまた震災が起こった時

私たちはちゃんと逃げ延びてできるだけ犠牲を出さないように

今のうちから十分考えておく

市や地域の決められた場所だけでなくて

自分できちんと見て歩いて

ここなら行けるし安全というところをいくつか見つけて

時々はそこまで行ってみるのも大事

ただ歩くのは楽でも

避難用のリュックとか小さなお子様とかその他もろもろを担いで移動するのは

かなり大変だから

学んで備える、それが

一番の恩返しだと思う


もう、でもまだ、でもない7年

私たちはこれからも一緒に

前へ進みたい

この先もずっと・・・



遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント
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