kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

身近な食中毒

2015-11-30 15:23:22 | 介護
最近はご存知の方も多いけど

食中毒は

冬にも多い

でも

外食が問題だと思ってる人も

多いのでは・・・

たしかに

ニュースになるのは

レストランなどの記事ばかり

だけど

おうちでも

おこる可能性もある

たとえば

高齢者のお宅で

食品の消費期限を

全く気にしてない場合

若いうちはきちんとしていても

高齢になると

視力が悪くなったり

いちいち確認がめんどくさくなったり

すると・・・

2~3年前の食品が

何となく冷蔵庫や食品庫に

鎮座していることになり

気付かず料理して食べてしまい

具合が悪くなる

でも本人はそこに気づいてないから

病院に行っても

急に具合が悪くなったとしかいわない

それで下痢止めとか処方されて

お腹にバイ菌を繁殖させることになったら

大変なことに


本人が気づいてないってところが

本当に危険なポイント

これは

ご家族や介護する人が

注意するしかない

一緒に住んでても離れてても

時々冷蔵庫・食品庫のチェックは

お忘れなく
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低温やけど

2015-11-30 11:52:05 | 介護
ここ数日で

急に気温が下がり

一気に冬の到来

ドラッグストアなどでは

使い捨てカイロが

売れ始めている様子

これはほんとに便利で重宝するんだけど

使い方次第では

危険を伴う

だから

使用方法をきちんと読んで

正しくつかわないと

とんでもないことになる


私の母の話だが

もうずいぶん前

世の中にはもう貼るカイロが普及していたが

母がそれを知って

買ってきたらしい

たまたま私が母のところに行くと

母が

「貼るカイロ使ってみたら、けっこういいね」

私「よかったね。今貼ってるの?」

母「そう。ちょっとピリピリするけど、貼り方が悪いのかな?」

ちょっと見せて、と私

背中を見ると

なんと皮膚に直接張ってある

私「ねえ、これシャツの上に張るんだよ!これじゃ火傷するよ」

急いではがすと、多少赤くなった程度

でも、低温やけどは外から見ただけではわからない

寒い季節だけど赤くなったところを少し冷やす

母は寒いのにまた冷やされ

ちょっとご機嫌斜め

ため息一つついて

説明書きを見せる

私「ほらここに、服の上から張ってくださいって書いてあるでしょう」

母「・・・・」

一瞬”認知症”という言葉が脳裏をよぎる

しかし

彼女の場合、性格もある

けっこう思い込みが強く

確認をしないことがわりとある

・・・でも

こういうことは

確認してもらわないと

視力もいいんだから

ほんの2~3行読めばいいだけのこと

結局母の皮膚には問題は起こらず

大事には至らなかったけど

その後母が新製品を使うときは

私たちが目を光らせてるのは

いうまでもない


高齢になると

温度感覚が鈍くなるとともに

思い込みも増えてくる

だから

本人に任せておいたら

”危険”の中で暮らしていると思ったほうがいい

本人がどう言っても

必ずご家族が安全かどうかを確認しないと

”今までこれで大丈夫だった”で

大惨事になりかねないこともある

本人の気持ちを大切にしながらも

常に確認を怠らない

・・・まあちょっと難しいときもあるけど

安全に暮らすためには

必要なことだと思う

お気をつけください、ご家族様
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