1948年から

文句たらたらどうでも日記

東博へ

2024-01-30 19:38:27 | 散策・小旅行


今、東京国立博物館の平成館で「本阿弥光悦の宇宙」特別展が
開催されてます。
以前ここにも書きましたが、辻邦夫『嵯峨野明月記』(中公文庫)
に描かれていた本阿弥光悦、俵屋宗達、角倉素案の書、嵯峨本、
蒔絵の硯箱など国宝、重要文化財がずらり、
朝から上野へ行ってきました。

400年以上前のものとは思えない作品群のなかで、
私が見たかったのは能筆と言われた光悦の書です。
手紙、刀剣についての書、写経、嵯峨本の文字、
墨の濃淡、なんと表現したいいのか、
まさに能筆、字を書けばそれがそのまま芸術になる、
すばらしいものでした。

前半を見て、さらに2部屋展示があったのに、
すっかり疲れ果て、見逃しました。
3月10日まで、展示入れ替えも多少あるようなので、
もう一度行こうと思ってます。

年末年始

2024-01-18 19:13:04 | 日記・つぶやき
災害と事故、恐ろしい年始です。
明日は我が身です。
自分でできる備えだけはしておきたい、と強く思います。

年末年始、落ち着かず、世間のざわざわした雰囲気に
のまれてしまうのは嫌です。
ただ12月から1月になるだけなのに、と思っていたら、
ある人のブログにこんな俳句が紹介されていて
ドキッとしました。

「去年今年貫き棒の如きもの」高浜虚子

これをきっかけに去年今年(こぞことし)という季語の
俳句を調べてみました。
それぞれの心情が浮かんできます。

「去年今年いのち一つに何賭けし」鈴木真砂女
「淋しさは淋しさとして去年今年」汀子
「単純をわが身上に去年今年」汀子
「去年の夢さめてことしのうつつ哉」子規
「改る心もなくて去年今年」高浜年尾


背骨が

2024-01-16 19:39:36 | 心と体
年末に受けた健康診断の結果を聞きにいきました。
要再検査などはなくて良かったけれど、
身長が若かったころより5cmも低くなってショック。
レントゲンを見ると背骨の曲がり、側弯症がかなり目立ちます。
以前から分かっていて先天的なもののようですが、
こういう症状は年齢とともに進むのかなあ、と心配です。
曲がった背骨に押され、私の心臓は通常よりもずっと左に
寄っています。

水泳でも、気を抜くとどんどん曲がってしまいます。
以前習っていたコーチに、それだけ背骨が曲がっていて、
よく真っすぐ泳げるなあ、と感心されたことがありました。

今回レントゲン映像を見て、
自分の身体がスポーツ向きでないこと、
水泳でもずいぶん努力し、たくさん練習してきたわりに
いい結果は出なかった、出るはずもなかったのが
よくわかりました。
もう欲を出したり、あれこれ望んだりするのは止めよう、
そう思ったら、すっきりしました。