1948年から

文句たらたらどうでも日記

シネマで歌舞伎を

2019-01-29 21:16:31 | 舞台・音楽
先週、シネマ歌舞伎「沓手鳥孤城落月(ほととぎすこじょうのらくげつ)」
「楊貴妃」の2本立てを東劇で見てきました。
大阪夏の陣で大阪落城、豊臣家が滅びる様を描いた「沓手鳥・・・」は
坪内逍遥の作品、明治時代初演の歌舞伎で、淀君を坂東玉三郎、
秀頼を中村七之助が演じてます。
秀頼の妻で家康の孫の千姫が大阪城を脱出、
その後の淀君の狂乱、錯乱の様が見せ場ですが、あまりにすごすぎて、
少々うんざりしてしまいました。

大阪夏の陣は多くの時代小説で様々に描かれてますが、歴史に翻弄され、
人生の始めから何一つ思い通りにならなかった淀君という女性は
哀れで悲しい。
生まれた家、生きた時代、権力に取り込まれた淀君、
我が子秀頼のみが愛せる対象だった、と解説で玉三郎が語っています。
運命、そうならざるを得ない悲しみとも。

「楊貴妃」は夢枕獏の作品、楊貴妃を玉三郎、美しい。

先月は同じシネマ歌舞伎で有吉佐和子の「ふるあめりかに袖はぬらさじ」
を見ました。
私はこのお芝居が好きで2回目、芸者お園を玉三郎、花魁を七之助、
そして勘三郎、三津五郎など故人の芸をたっぷり見ることができます。
笑いあり、哀切あり、芝居冥利につきます。

どうしてこうなる

2019-01-20 09:30:15 | 水泳
50代後半から何も知らず分らずでマスターズ大会に出始めました。
一時は回りのすごさに圧倒され、中断してましたが、また再開、
最近は年に2,3回出ています。
申込むのが2ヶ月以上前なので、そのときはやってみよう、
練習のテーマにもなるし、出なくては上達しない、出れば何らかの収穫あり、
と引っ込む気持を後押してエントリーしますが、前1週間ぐらいになると、
もういけません。
ほんとにいや~な気持におそわれて、憂鬱な日々になってしまう。

毎回このパターン、やめたい、タイムを計ってもがっかりすることばかり、
泳ぎはいまさらどうすることもできない、これでいくしかない、と分っても、
なにしろめんどくさい、準備、帰宅後の夕食の用意は、いろいろ家事の段取り、
そして家を出る時刻は、盗難防止の用心は、
アップは、混雑の中で着替えの大変さ、召集所で待つ・・・
これがものすごく負担で億劫。
たいしたことではないのに、一歩前へ踏み出せません。

どうして毎回こんな気持に取り込まれて、後向きになってしまうのか、
何回やってもいつも同じで抜け出せない。
なら、やめればいい、でもそれもつまらない。
余計なことは心配せず、ほうっぽり出してしまう、
さらっとタイムトライアルに行こう、
どんな結果になるかお楽しみ、
終わってしまえば、ああ参加して良かった、と。
そんなリラックスした気持で大会に参加できるようになりたい。

2019-01-15 21:52:10 | 食べ物

人形町の甘酒横丁。右は人形焼、ここの人形焼きはとても美味しい。

区民プールで少し泳いだあと、人形町の甘酒横丁で熱々の甘酒を一杯、
栄養もあるし、美味しくて温まります。
この豆腐屋さんにはいろんな種類のがんもどき、豆腐ドーナツ、
揚げ出し豆腐などあって、つい手が出ます。
麹は身体にとてもいいし、塩麹は料理にいろいろ使えて便利なので
切らさず仕込んでいます。
醤油麹もいいらしいので、今度作ってみようと思ってます。

以前参加していた練習会では、練習後アミノ酸サプリメントや
プロテインなどを飲んでいる人が何人もいました。
年齢的にも身体が疲弊するほど強度の高い練習をしている訳ではないのに、
高価なサプリメントやプロテインを飲むのはなぜ、と
いつも私は疑問に思います。
そんなものより、麹を使った食品や栄養ある食品をしっかり摂るほうが
ずっと身体にいいと思います。

寒いプール

2019-01-09 21:55:13 | 水泳
  
昨年12月で14歳になったダックス、元気です。
きれいなブラウンヘアーに少し白い毛が混ざってきました。

週に2回ぐらいは長水路プールで泳ぎたく、新習志野まで通ってます。
名称は国際プールでも、設備はあまりよくありません。
ここは寒い、通路、シャワールーム、ぬるいシャワー、プールサイドなど。
初めてここで泳いだ友達は、寒くて帰宅後ひどい風邪をひき、
12月の練習は全部パスしてしまったと言ってました。

12月といってもコーチが来てくれたのは2週めまで、
今月もまだゼロです。
これからの練習予定は白紙、コーチの体調次第で仕方ありません。
先の予定どころか明日の予定も分らない、当日の朝に「今日は休みます」
というメールが来ればいいほうです。
そんな状態なので、やる気もすっかり冷めてしまってます。
自主練も途中で止めたくなったり、だらだら過ごしてしまったりで
何とかしなくては思うばかり、前へ進めません。

今日も新習志野へ。
背泳ぎのキックをしていると背中に触れる水がひやっと冷たい。
30分ぐらい泳いでいると、ようやく水温に慣れてはきますが、
プールも寒い、心も寒い、泳ぎはひどく寒い。