1948年から

文句たらたらどうでも日記

ムズムズする

2023-08-29 16:53:06 | 水泳

こちらはホテイアオイ(布袋葵)、
熱帯睡蓮と同じところに咲いてました。

スポーツクラブの夏季休業、公営プールも夏休みで混雑、
猛暑日続きで体調不良、
左肩もまだなんとなくだけど違和感あり、で
8日ほど泳がず身体を休めました。
身体も気持ちもできるだけ良くしたいと、
家でストレッチや自重トレーニングみたいなことはやってましたが。

すっきりしたかな、と期待して10日ぶりぐらいにクラブへ、
身体は楽だったけれど、あまり気持ち的には変わらず、
少々落胆しました。
時々、身体全体がムズムズして、どこをどうストレッチしても
治らない、あちこち押してみたり、伸ばしてみたり、
いろいろやっても、なんと表現したらいいのか、
ムズムズ感があって、いやな感じです。

今日は長水路プールで泳ごうと身支度をしてたのに、
結局家から出られず、うつうつと過ごしてしまった。
家ではあちこち片付け、使わない物は処分、
終末整理ばかりしてます。



スイレン

2023-08-20 19:35:15 | 日記・つぶやき
    

スイレンがたくさん咲いているのを買物途中で見かけました。
これは熱帯睡蓮というのだそうです。

♪・・・ドブにおちても根のある奴は
 いつかは蓮の花と咲く・・・
 奮闘努力の甲斐もなく・・・♪

っていう寅さんの歌を思い出しました。
渥美清さんはいい声でした。

ちゅうぶらりん

2023-08-13 20:22:56 | 水泳
一日おき、週4日ぐらい泳いでますが、
気持ち的にも、なかなか思うようにはいきません。
何歳になっても、体力が落ちても、ただ漫然と泳ぐのは
楽しくないし、満足感も得られないし、
楽に楽しく水中運動、健康のため、と
割り切ることはまだできません。

やはり、あそこを直したい、ここも直したい、
平均的なタイムを少しでも良くしたい、
もっと抵抗の少ない泳ぎが出来るようになりたい、
落ちてきた持久力をなんとかキープしたい、
そんな欲は消えません。
大会からは遠ざかってますが、もう出るのはやめようと
決めたわけではない、宙ぶらりん状態。
一応頭の中には自分なりの目標があって練習してますが、
なかなか体力も技術も気力もままならない。
年を取るって、こういうことなのでしょう。

先日、東京体育館のプールで泳いでいたら
「こんにちは、久しぶりですね」と声をかけられました。
コロナやオリンピックで辰巳プールが使えなくなる前、
よく午前中、一緒になった同世代ぐらいのおじ様でした。
「3年半ぶりに、一か月前からまた泳ぎ始めたんです。
ここはいいですね、アクアティックスへも行ったけど
窓がなくて箱の中にこもってるみたいで嫌だなあ・・・
辰巳は最高、良かったなあ、残念です」っておじ様。
同感です。

電車の中で

2023-08-12 20:56:44 | 日記・つぶやき
千駄ヶ谷のプールへ行く途中、
夏休み+三連休のせいか、東京駅はひどい混雑でした。
大きなキャリーバックをごろごろ引いて歩く人が多いので、
まっすぐなんて歩けません。

最近、電車内でよく見かける自己啓発本の広告、
いろんな自己啓発ハウツー本が出版されて
広告を読むだけで面白いです。

「みんなといてもひとりぼっちのきみへ」
というタイトルの本の広告が座席のすぐ右にありました。
そうならないために○○しない、が10個ぐらい列挙された広告で
へえ~、なるほど云々と広告だけで十分でした。
こういう自己啓発本はよく売れるのでしょう、
手を変え品を変えたくさん出てますから。

さだめ

2023-08-10 14:06:15 | 読書
日々、芥川作品集を読んでます。
『侏儒の言葉』は随筆、警句、回想、小説について、
芸術についてなど、様々な思慮、思いが語られてます。
私の頭脳では理解できないものがたくさんありましたが、
分かりやすい、納得できるものもありました。

その中のひとつ、『運命』では、こう書かれてます。

「遺伝、境遇、偶然ー我我の運命を司るものは畢竟この三者である。
自ら喜ぶものは喜んでも善い。しかし他を云々するのは僭越である。」

以前、辻邦生の小説を読んだとき、
「運命」に(さだめ)とフリガナがあり、重く感じました。
が、この「他を云々するのは僭越である」という文章で、
運命を「さだめ」と読むと、あきらめかもしれないけれど、
自然に受け入れざるを得なくなります。

侏儒(しゅじゅ)、知らない言葉でした。
小さい者、愚か者などの意味があるそうです。
『新明解国語辞典』によると、こびと、一寸法師のこと。
一読者からは、著者は自己否定、たいへんな謙遜家に見えますが、
もっと深い意味があるのでしょう。

皮肉満載な

2023-08-03 09:51:19 | 読書
kindle版芥川全集を読んでます。
『河童』は若いころ読んだはずなのに、
内容は全く覚えてません。
改めて読んだら、人間への皮肉描写満載で、
面白いような、変な気持ちになるような、
分けのわからない部分もある小説でした。

人間が河童のことを知っている以上に、
はるかに河童は人間のことを知っている、とあります。
面白かったのは河童はカンガルーのようにお腹に袋があって、
そこにいろんな物を入れられて便利、とか
周囲の色に合わせて皮膚の色が変わるのだ、とか・・・

なにより母河童のお腹にいる胎児河童に父河童が問うくだり。
「お前はこの世界へ生まれてくるかどうか、よく考えた上で
返事をしろ」と大声で尋ねます。
腹の中の子「僕は生まれたくありません。
第一僕のお父さんの遺伝は精神病だけでも大変です・・・」
と返答。
すると、体内の子は河童のやり方で消され、生まれてきません。

作者自身の遺伝的体質だけでなく、人の出生のどうしようもなさ、
やりきれない気持ちになります。
この親のもとに生まれてきて良かったと思う人は
どれだけいるでしょうか。

図書館へ

2023-08-01 20:09:30 | 読書
kindl版で芥川龍之介全作品集が200円だったので買いました。
作品のタイトルあいうえお順のものと、
作品発表年順に収録されたものがあって、
あいうえお順を買ったのだけど、発表年順のほうが
読むのには良かったかなあ、と。
遺書や遺構のようなものが先に出てくるので。

昔読んだものもいろいろあります。
全然興味のない題材は飛ばし読み、
私はどの作家でも、キリシタン系の物語は嫌いなので、
出てくるとうんざりで、飛ばします。

『戯作三昧』が面白く、滝澤馬琴の『南総里見八犬伝』を
また読みたくなりました。
もともとの完全本はものすごく長いので
若いころ、夢中で読んだのは完全本ではなかったのかもしれません。
新装オープンした区立図書館へ行って、調べましたが、
一致するものは出てこず、がっかり。それでも
図書館はすばらしくきれいで涼しく、時間があるときは
ここで過ごせば電気代も節約できる、利用しようと思いました。

歩いて5分ぐらいのところだけど、とにかく暑い。
連続する暑さで頭痛とだるさ、体力も感覚以上に落ちてます。
食欲もあまりないし、食事の支度、片付けをするのも億劫ですが、
「エサ」作りは万年家政婦だから仕方ない。
はやく一人になりたい、とずっと密かに思ってるけど
罰が当たるかも。