レンガの遺構、佃島で。
昨日から今日の二日間、一言もしゃべらなかった、
よくあることです。
誰にも会わず、外にも出ないでいると、こうなって、
私、このまま言葉を忘れるかもしれない、なんて思ったりします。
外に出るといっても、プールへ行くか、必要な買い物だけで、
娯楽のようなことはほとんどありません。
プールで人に会っても、挨拶程度だし、買い物に出ても、
口を開くことはほとんどなし。
とても閉鎖的な日常で、
いろんなことをひとり頭の中で自問自答するだけ。
ひとりは好きだし静かでいいけれど、
これが2年以上続いていると、
なにかほんの少し華やかなもの、
ちょっとだけ楽しいものに憧れる、
ときどきそんな気持におそわれます。
時々旅行社の広告やパンフレットが送られてきますが、
こんな状況下、1,2か月先の旅行なんて予約する人がいるのかしら?
歌舞伎やコンサートのチケットだって、見たいと思っても
予約する気はおきません。
家でじっくり賢く過ごす、身辺整理をする、
本を読む・・・・
自分の死後の後始末に迷惑をかけたくない、
といっても誰かにやってもらうことになるのだから、
それが最小限になるようにしたい。
それにはどうしたらいいか、
夜になると、そんなことばかり考えてしまいます。