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夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

テレシネ第一弾はまあまあ

2020-08-20 14:26:07 | Weblog
8㍉フィルムのテレシネ開始です。自主映画のフィルムで設定を詰めてデータがとれたのでそのデータで 、10前スクリーンプロセスでデジタル化、YouTubeで公開した "新宿1975,冬" の再テレシネを実行しました。

HVR-Z5J の設定は DVモード/手振れ補正OFF/ピクチャープロファイル PP5/シャッター速度1/30/F7.3 。
ホワイトバランスは明るい画面で合わせました。表示は2900Kと出ましたが数値設定の2900Kとは微妙に色味が違いました。
今回からテープには録画せずPremiere Pro2.0 で直接キャプチャ。
以下、Premiere で水平反転し書き出したフレーム画像のサンプルです。

動きが早いので2コマダブっていますが動画では気になりません。


昔新宿中央公園にあった池です。


通りすがりに撮った可愛らしいお嬢さん。今はこんな撮り方は困難ですね。


ワンちゃんの毛の質感が出ました。


田舎者ですからこんな新宿駅の空間が珍しくて歩きながら撮りました。


今は亡き島倉千代子さんの公演準備。新宿コマ劇場です。


実際は画面左右を4:3枠ギリギリに設定して上下にアパーチャー部が出ているので黒 (R:0 G:0 B:0) のカラーマットを作成し、ドア(扉)ワイプでマスクを掛けたんですがフレーム書き出しの際ミスで解除しちゃいました。
これがマスクを掛ける前です。


こんな具合にマスクを掛けてすっきり。


デジタルの輪郭を強調した映像とは全く異質で、見ようによっては眠く感じますがこれが8㍉フィルムです。

フィルムのつなぎ目のスプライシングテープが画面では目立つのでこれから Premiere でカットしたりつないだりの作業にかかります。出来上がったら改めてリマスター版として YouTube にアップします。
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8㍉フィルムのテレシネ 本番開始で「おっと」

2020-08-19 14:49:49 | Weblog
北信濃も猛暑が続いていますがさすがに夜は涼しくなりました。夕べは寒くて冬の掛け布団を被りました。今朝の気温は19℃!

テレシネの本番を開始。45年前に撮った自主映画のフィルムです。昔は業務用3管カメラを使ってスクリーンプロセス方式でやって画質はそれなりに出来ましたが全部やりなおしです。


中間レンズとカメラの間は外光を防ぐ必要がありますが、セリアの黒い厚紙に変更しました。被せてあるだけですが有効です。


HVR-Z5Jに新しいテープを入れてテレシネ開始。順調です。


ロール分けしたうちの一本、約9分のフィルム(全編は2時間)を録画して、気が付きました。音を忘れてた!
この自主映画はアフレコでセリフも効果音も音楽も入れてあるんです。

当時の8㍉はサウンドフィルム以前で、編集を終えたフィルムを町のカメラ屋経由で現像所に出して磁気コーティングして映写機で録音したんです。

フィルムの端、茶色い部分が磁気録音帯で、広い方がメイントラック、パーフォレーション側はバランスのための磁気帯です。映写機によってはバランス帯も活用してステレオ録音も可能でした。私が使っていたELMO ST1200もステレオ録音対応だったはずです。

これがSH9の磁気ヘッドです。


SH9は後ろにMIC,AUXの入力とMON,SPジャックがあります。MONジャックから音声を取り出してカメラのINPUT 1に入れてセレクターでLINEを選べばいけると考えました。
探したら出てきた抵抗入りのコードと自作のXLR変換アダプターを繋いでと、あれれ、カメラ側をどう設定しても音声を受け付けません。


これが自作のXLR3p/ミニジャックアダプター。


抵抗入りのコードが原因かと直のコードを探しましたがありません。
こんなときはハードオフです。即行。ジャンクの箱をかき回したら一本だけありました。¥110。
これに変更してやってみましたがダメです。


ネットで調べました。
このカメラのLINEは何かが違うらしくて通常は使えないんだと。


こうなればセレクターをMICにしたらどうだろうと試してみました。
INPUT1のセレクターをMICにして


オーディオ設定はこうして。INPUT1を2にも振り分けました。


音声が入りました。インピーダンスの関係で音が変になるかと不安でしたが問題無さそうです。

オーディオレベル表示が上がっているのが見えます。

引き続き作業を再開したいところですが室温が30℃に達しました。各地で高齢者の熱中症が出ています。夜涼しくなったらやりましょう。
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8㍉フィルムのテレシネ 設定を詰める

2020-08-18 15:15:44 | Weblog
エリアルイメージ式テレシネ装置の設定を詰めました。
その前に装置の手直し。ハードオフで買った装置の台は "On-Stage Stands" という、音楽系のキーボードを載せるスタンドです。


カメラをセットする三脚ヘッドのエレベーターがこの穴に干渉して水平方向の位置がもうちょっとのところで合いません。


このスタンドは加工しないで済ませたいのでエレベーターを最小限残してカットしちゃいました。


ステーも長穴を切り込んで可動範囲を広げました。


これで水平方向は光軸と一致。


外部モニターはDigital8 GV-D200 経由 Ikegami のカラーモニターに出してフォーカスと色味を合わせるようにしました。なんでもっと早くこれに気がつかなかったんでしょう。


これはカメラの液晶ですが、今度はまともなモニターで確認できるので HVR-Z5J のPP(ピクチャープロファイル)から元のフィルムの調子に近いモードを選んでみました。PP5(FILM LOOK1) が良さそうです。


シャッター速度は今までは1/60でしたが1/30にしました。理論的に考えたわけじゃありませんが、8㍉映写機のシャッターは3枚羽根ですから、フリッカーを消す20コマの場合20x3で毎秒60コマ。それを1/30シャッターで撮ると、、、いいような気がしますが深く考えるのはやめときます。

シャッター速度を1/30以下にするとPHOTO機能が使えないのは不便。

それと根本的な変更はモードをHDVからDVにした点。HDVにこだわるのはやめました。説明書のどこかに書いてあったと思いますが、HVR-Z5J のDVモードはSDの範囲の全画素を使うんだそうです。それを内部のダウンコンバータでSDに変換するので画質面で有利、ということで勝手に納得しています。
でも問題もあって、8㍉のひとコマはアスペクト比が4:3じゃないので左右をDV枠一杯にすると上下にアパーチャー部が出ます。これはPremiereでマスクを掛ければ解決しますが。

シャッター速度を半分にしたのでカメラのIRISはF10程度に絞らないと露光オーバーで、狙っているF8に収めるため拡散スクリーンにダイソーのメモ帳の表紙を切って


重ねました。


カメラの液晶でヒストグラムを確認。当てになりませんが目安です。映写機停止状態は、


フィルムなしでランプを点けると


DVモードにした最大のメリットはWindows7上のPremirerPro2.0で普通にキャプチャが出来ること。


キャプチャした動画からフレームを書き出してみました。フレーム枠のセットがいいかげんでアパーチャー部が見えちゃったんでトリミングして左右反転。

やはりDV枠に対する画面の設定は左右方向優先にしないとこれだと横が見切れています。

新たな問題も出ました。極端に明るい空に変なパターンが出ちゃいました。まだ先は長くなりそうです。

本日最後のテスト結果です。F7.3にしてみました。WBは3000K、シャッターは1/30です。

条件がピッタリ合うとこんな画質、ビデオとは次元の違うフィルムの特徴が見事に再現されました。
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今日は車いじりだけどこんなことしなくても

2020-08-17 15:57:59 | Weblog
愛車レガシィB4ですが、左サイドスポイラー(正式な名前は知りません)のクリップが取れてグラグラになっているので直すことにしました。


裏側にツメがありますがこれが曲者。


モールド一体なのかくっつけたものかわかりませんがヘナヘナで欠けてるのがあります。


これは前にグルーガンでくっつけましたが材質がPPなので接着していません。


ボディ側に穴が開いていてこのピンで固定するんですが、


ツメにピンを入れておいて押し込みます。


ツメが欠けてるのと欠ける寸前のところはは残った部分を頼りに接着剤で仮止めしました。


接着剤はPPにも使えると書いてあるのを買いました。でもあまり当てにはなりません。


なんとかボディに押し込みましたが問題は下側です。

ここは樹脂のクリップで留めるんですが痛んだり失くしたりで正規のクリップはひとつしかありません。
カーショップやホームセンターには置いてなくて代わりに寸法が近いホンダ車用を前に買って使っていましたがツバの部分が小さくてうまく固定できませんでした。

炎天下でしばし考えました。純正品を買えばいいんですが部品を扱っているディーラーが遠いのでついでがあったら寄って買うことにして応急処置をすることにしました。


1mmのアルミ板でワッシャを作りました。ボディと同じピュアホワイトで塗装。右に置いてあるのが代用のクリップです。


ホームセンターで買った水道用のOリングも使います。


アルミのワッシャをツバにするんです。


Oリングはスポイラーの角穴に合わせるため。純正のクリップは根元が段になっています。


ほら、うまく固定できました。言われなきゃ元々こうだったみたいでしょ。


スポイラーが変形気味でピッタリ収まっていませんが今日のところはこれで良しとします。


夏男ですから日差しは平気です。ついでに洗車してさっぱり。室内も掃除機で清掃して一段落。


今の車には言いたいことが山ほどあります。
軽自動車から高級車(この表現は大嫌い)まで、作りは全く同じでコストダウンのために可能なパーツは片っ端からプラスチック化してそれがはめ込みで組み立てられています。これじゃあ原寸大のプラモデルじゃないですか。デザインも最悪、まるで出来損ないのガンダム。
60年代の車はこんなんじゃありませんでした。例えばレクサスとTOYOTA2000GTを並べたら質感の違いは誰が見ても明白でしょう。
車については話が長ーくなりますのでいずれまた。

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草子の散文詩

2020-08-15 16:32:29 | Weblog
「草子の散文詩」という曲をご存知ですか?
羽仁進監督の 午前中の時間割り という1972年に公開された映画のテーマソングでタイトルバックに流れる元気な曲です。これを聞くと青春時代が鮮明に蘇ります。
私が「午前中の時間割り」を新宿の今はなき蠍座で観たのは1975年2月、26歳の血気盛んな頃。その常識破りの映画に出会い、あまりの衝撃に翌日も観にいきました。
こんな映画もあるんだ!

ストーリーなんてあって無いようなもの、ほとんどが女子高生たちが一切の制約なしで撮った8ミリ、それを35ミリにブローアップし、つなぎの部分を35ミリのモノクロで撮ってまとめた映画で、演劇とは全く無縁で「セリフ」は棒読み。カテゴリー分けに意味はありませんが、いわゆるセミ・ドキュメンタリーに近い作品でで羽仁監督の得意な分野。商業映画に毒された人には絶対理解不能です。私はエライ監督の作品を押しのけてこの作品が最高だと思っています。

自身、映画を作ろうと考えていた時期だったのでこの映画は私に大いに刺激になりました。これなら自分にも作れる、と単純に考えたんです。75年夏、8ミリの自主映画作りに没頭しました。
私の映画は完成し、仲間を集めて公開しましたが結果は押して知るべし、「よくわからない」と言われたときはカッとなりました。言葉には出しませんでしたが「じゃあお前には何がわかるんだ」。

それはともかくあのとき手にいれた "アートシアター" 97号は今でも保管してあります。


覚えてないけど巻末に定価200円とあるので買ったんですね。


日本アート・シアター・ギルド、略してATGは実験的な映画作りを支援して数々の名作を残しました。今は解散して活動を停止しましたが残念なことです。

この97号は午前中の時間割り特集号で様々な記事が載っています。


羽仁監督は当時40代半ばでした。(今もご御健在ですが車椅子が必要とのこと)


メインキャストのお二人は個性が強いようで映画にそのまま現れています。


レンタルテープの時代、VHS版があってコピー(違法)したテープが残っていますがデッキが不調で内部で絡んでしまいました。以前DVD版がリリースされた気がするので手に入れたいところです。

もう一人重要な登場人物がいました。彼の棒読みの「セリフ」は最高。


シナリオもありますがこれはあらかじめ書かれたものじゃなく完成後まとめた採録シナリオです。


このお二人も今は60代半ば。羽仁進監督は90歳を超え私は71歳。


「午前中の時間割り」を凄まじいゴミ映像と評価した人がいます。彼にとって素晴らしい映像とは何なんでしょう。まさかハリウッドの馬鹿映画じゃないと思いますが如何かな。

朝のうちにウォーキング、自転車の手入れをしていたらギラギラの日差しで家に逃げ込みました。
メープルリーフの歌を聞いていたらあの映画が無性に懐かしくなって今日はこんなブログになりました。
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30年前の懐かしい場所は今

2020-08-14 17:18:19 | Weblog
家にいても暑いばかりで何をする気にも、いや、気はあるけど集中できないし根っからの夏男で外へ出たくなりました。
まずは先日ついに見つけた30年前にビデオを撮った場所へ。もう一度再確認です。
30年前はモロコシ畑と蕎麦畑と手前に高原豆。砂利道の脇に栗の木。


遠くの山との位置関係から間違いなくここです。

あの日は右手の畑の間に Jeep を置いてカメラをセット、2時間テープを回しっぱなしで撮るつもりがお爺さんのトラクターが演出したように通り過ぎた後太陽に雲がかかって、アイリスをオートにしていたため、畑がアンダーになって中断。再び日差しが照りつけて再開したものの、省略しますがいろいろありました。

先日はこのカットの山が戸隠山だと思い込んで違う場所だろうと思いましたが撮影中断の後栗の木のあたりから望遠で撮ったと判明。


カメラはこの位置です。


唐松林の様子は変わっていますがほぼここです。上の画像から切り抜いてみると


秋蕎麦が成長して花が咲く頃改めてベーカムを持って撮影に行くのが楽しみです。9月頭かな。

もうひとつ、懐かしい場所を通りかかったので写真を撮ってきました。
旧鬼無里村(今は市町村合併で長野市鬼無里)です。


確かあのあたりだったはず。


あのビニールハウスの骨組みのある所だ!


ここに昔絵のような風景がありました。私が1989年から1995年にかけてEDC-50 で四季折々 BGV 用の素材を撮った懐かしい場所です。
最後に真冬の雪景色を撮った直後、父を亡くしたこともあって想い入れがあります。
今はあの家は解体されて跡形もありません。


茅葺の古い家が無くなってから訪れた際、近所のおじさんと色々話しましたが「近いうちに大工さんがあの家を再現するらしい」とのこと。それが上の写真にある小さな小屋です。
建てられた場所はあの家の位置とは違いますが粋な実に大工さんです。

ここで撮った映像は作品にしてYouTubeで公開しています。 山里の原風景
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傷めてカットした8㍉フィルムを救えないか

2020-08-13 17:00:04 | Weblog
お暑うございます。


先日はテレシネテスト中に貴重なフィルムを傷めてしまい、やむを得ず物理的にカットしちゃいましたが、カットした2コマは保管してあります。
これをなんとか救えないかとスキャナーでスキャンに挑戦です。

スキャナーは Canoscan9950F 。これは実に融通のきくスキャナーでハーフサイズのフィルムもスキャンしてくれます。


「そんなフィルムは出来ない」と言ってきますがサムネイルの表示を非表示にすると黙ります。


最初の設定はこうです。ストレートなデータが欲しいので各補正は全部OFF。


ほら、スキャンしてくれました。


出力解像度を変えてどうなるか試してみました。

強引ですが9600dpiに設定。


1200dpi


思い切り下げて600dpi


解像度を上げても格段に鮮明になるわけじゃありませんが下げると見た目はいいが実用になりません。
これは本気で条件を変えて試してみる必要があるようです。
生きているとうまくいかない事がほとんど。だから面白いんです。

それにしても8月10日のNOAHは素晴らしかった。「プロレス」にカビの生えた偏見を持っている人にこそ見てほしかった、けど「知る人ぞ知る」でいいのかも。
あの素晴らしい試合を「プロレスって八百長」と言うなら安倍政権を叩け。
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30年前の栗の木

2020-08-12 15:39:15 | Weblog
久しぶりに EDV-9000 を使おうとしたらテープが再生してくれなくて焦りましたが原因はテープだったのでやれやれ。
EDBeta のテープを見たいと思ったのは、31年前に収録したあれはいったい何処だったんだろうと気になってです。旧戸隠村の畑なんですが正確な場所がどうしても思い出せないんです。

これがそのテープから書き出した静止画です。EDC-50 の説明書を良く読まなくて日付け記録用の電池を入れてなくて DATE が記録されていないというお粗末。


記憶では1989年、平成元年の夏の終わり、もしかすると平成2年かも。台風一過の南の風で暑い日でした。
新車で買った三菱 Jeep J53 に EDC-50 を積んで走り回って見つけたモロコシ畑の間の砂利道です。
据えっぱなしのカメラは坦々と何事もない田舎の風景を記録しています。やがて遠くからトコトコ音が聞こえ、お爺さんの乗るトラクターがやってきました。軽く柄訳するとお爺さんも返して脇を通り過ぎていきました。
それはまるで一服の絵のような情景でした。
あのお爺さんはもう鬼籍に入られたでしょう。40代の頭だった私も古希を過ぎました。

先日来、戸隠方面へ行くたびに脇道に入って探したり GoogleErath で調べました。でも GoogleEarht は戸隠に関しては主な道路しか網羅していなくて「地面レベルのビュー」で周囲の地形から推測するしかありません。合い間に調べること一週間。
それが今朝、ついに見つけたんです。あのテープに写っている栗の木が今もあるじゃないですか。「ここだ!」
居ても立ってもいられず行ってみることにしました。

ほとんど迷うことなく懐かしい場所に到着。感無量です。


こんなのが迎えてくれました。


枝ぶりは変わりましたが間違いなくあのときの栗の木です。


ビデオの中では南風に枝が揺れています。


砂利道は舗装され、周囲の様子はすっかり変わっていました。30年という歳月をつくづく実感。樹木は大きく成長していました。


こんなカットも途中で撮りましたがどこから撮ったか今ではわかりません。


あのときは一面のモロコシ畑でした。


トンボも飛んで夏と秋の絶妙な境目。


記憶が曖昧ですがこれは場所を変えて撮ったようです。昔はタバコ畑がどこにもありました。


EOS20D を持って散策。秋蕎麦が一面に芽を出していました。


畑の隅にヤギ。人懐っこく鳴いていました。


今日は場所の確認ですが、改めて映像を撮りに行く予定です。
そうだ、HL-79E の2台目の試し撮りを兼ねて、否、試し撮りという名の本番で撮ればいいじゃないか!
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Sony EDV-9000 復活!

2020-08-11 12:00:37 | Weblog
昨日久しぶりにテープを入れたら再生動作不能だった EDV-9000 が気になるので工房の掃除を途中でやめて作業台に持ち出して調べることにしました。


両サイドの化粧板を外してカバーを開いて、さてと。


昨日のテープが入ったままです。ローディングは出来ているようですねえ。


ベルトが切れているのを心配しましたが劣化してるけど切れてはいません。
わかっていてのことじゃありませんがこのプーリーを回してみました。右回転は感触から回さない方がよさそう。左回転させてみました。
ローディングしたテープが緩んでイジェクト動作が始まりました。


出てきたテープをもう一度挿入するとローディングした後操作が効きません。
先程と同じくベルトが掛かっているプーリーを左回転させてイジェクト。何回か繰り返しましたが症状は同じです。

ここで思い付いて違うテープならどうだろうと昔録画したノーマルのベータテープを入れてみました。


なんと、なんと、ちゃんと再生するじゃありませんか!
懐かしい今は亡き三沢光晴VS小橋健太のタイトルマッチです。
早送りも巻き戻しもイジェクトも正常です。


これはもしかして昨日のテープ自体が故障かも。

別の EDBeta テープを挿入してみることにしました。


EDBeta 独特の映像が出ました!
訳があって久しぶりに再生しようとしたのはこのテープなんです。


リモコンも正常。


不調の原因はこのテープ自体でした。


冷や汗をかきました。
ついでに数えたら EDBeta で撮ったテープは103本ありました。これは有効に活用したいですね。
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ED Beta デッキ EDV-9000 故障!

2020-08-10 16:54:39 | Weblog
別件で ED Beta カメラ EDC-50 で撮ったテープを再生しようと EDV-9000 に挿入したのですが様子が変です。


再生が出来ないんです。イジェクトして入れ直そうとしたらイジェクト動作が効きません。


電源を入れなおそうとPOWERボタンを押したらすぐに反応せず数秒後に切れるという状態。
テープを入れたとき内部で「カチ」と音がしたので変だとは思ったのですが。どうもテープのローディングがうまくいかなかったようです。
困りました。EDC-50で撮ったテープは大量にあります。いずれ活用しようと思っていたんですが、どうしましょう。


ED Beta なんてとっくの昔に修理対象から外れているし、恐らく部品も手に入りません。
力が抜けてまだ手を付ける気力がありませんが、このままというわけにはいきません。カバーを外して状況を見て自力で修理出来るか判断しないと。

私がビデオを始めたのは、新井満さんと海外のどなたかが同時期に始めた"環境ビデオ"、又は "BGV" (BackGroundVideo) と呼ばれる、ストーリー性のない撮りっぱなしの映像に興味を持ったからです。


当時最新鋭、民生用最高峰の2CCDカメラ EDC-50 なら北信濃の風景と言う素材に恵まれているし、ということで借金して¥70万近いカメラを手に入れて以後工場労働者の傍らひたすら風景を撮ってきました。
カメラは突然壊れて、以後業務用カメラに切り替えてUmatic で撮り続けましたが、EDBeta テープは早いうちにバックアップをとっておくべきでした。幸い放送用 Umatic の Sony BVU-150 (これも何世代も前の物)は今も元気で動いていますしその後導入したベーカムは時々火を入れて動かしていますが一度ヘッドを掃除した以外快調です。

YouTubeに置いてある atelier yumejizo BGV 2001 山里の原風景 Free version は撮りためたテープから作ったBGVです。
BGVに仕上げたい素材テープは膨大にありますのでなんとしてもEDV-9000 は動くようにします。
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