夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

8㍉フィルム エリアルイメージテレシネの条件出し

2020-08-04 15:16:52 | Weblog
Premiere Pro2.0が言うことを聞いてくれないのは後回しにして本気でテレシネの条件出しに掛かりました。
エリアルイメージはフレームバイフレームには負けますが理想的なシステム。ですが条件出しが大変です。猛暑の中、設定を変えて追い込んでみました。

ランプの光を拡散させるスクリーン(映写するスクリーンじゃありません)はプラバン二枚重ねにしました。一枚では狙っているF8より明るすぎるので重ねたんです。この状態でカメラのAWBを動作させました。3000K。


最初カメラのゼブラを100%に設定、アイリスをF8にして試したら液晶画面のヒストグラム表示は良好でしたがメモリースティックに記録した静止画を見るとアンダー気味でした。
次に液晶を見ながら明るい部分にゼブラが出るようにアイリスを若干開きました。HVR-Z5Jのマニュアル絞りは液晶画面に値が出ますがリニアに変わるので慎重に。

これは液晶画面です。ここに出るヒストグラムは目安程度なのであまり当てになりません。


映写機を回して調子を見るためにメモリースティックに何枚も静止画を記録。
「新宿1975,冬」のトップシーンです。以下の画像は元データの1440x810pixelを幅640pixelで切り抜いて左右反転。補正は一切かけていません。
























良好な結果が出ました。これなら実用になります。
ひとつ問題は画面右下の暗い部分です。恐らくランプの位置を調整すれば解決するでしょう。
今日は暑いのでここまでにしておきます。

カメラの位置を正確に合わせて光軸を一致させたら解決しました。
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