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夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

8㍉のテレシネ やっと見つけたベターな設定

2020-08-26 14:14:02 | Weblog
8㍉のテレシネは日々更なる画質を追求しています。フォーマットは HDV に決めました。
最終的に YouTube にアップしますが、 HD 動画が使えるとは10年前に初めてアップしたときとは隔世の感です。

普段は出番のない古い XP のワークステーションを使います。重くて遅いけど Premiere Pro2.0 が使えるのは助かります。


カメラの設定は今までの経過を参考に、本日のテストをふまえて決定。
ホワイトバランスは "A" でフィルム無しの映写でアイリスを絞って設定。3000Kと出ましたがこれは微妙で、なかなか納得のいく色、コダクローム25で撮ったフィルムをハロゲンランプの映写機でスクリーンに映したときの独特の温かみのある色が出なくてやっと決まりました。ついでに申しますがフジフィルムのシングル8の青味の強い色はどうにも好きになれません。


HDV1080i F8 PP5 1/30 です。シャッター速度は1/60も試しましたが1/30に決定。理屈では映写速度を20コマにすればフリッカーは消えるはずですが正確に20コマに合わせるのは至難の業。カメラのモニターで見ながら調整しますが、そう簡単じゃありません。FUJICA SH9は「電子制御モーター」ですが非力なようで時間経過で速度が変動しますから。


部屋が狭い上機材が所狭しと並んでいて移動が大変なので HVR-Z5J でテレシネ映像を一旦テープに録画、それを落ち着いてキャプチャしました。
水平反転と時間(長さ)を変えてフィルムの繋ぎ目で都合の悪い箇所を片っ端からカット。タイトルも入れて編集は終わり。


HDV モードでフィルムの上下は画面ギリギリにして左右の黒味はワイプで処理しました。上下もちょっと足りなかったのでこれも処理。

これはワイプをかける前。


上下左右にワイプでマスクをかけた後です。


これからタイムラインのプレビューファイルを作成するんですが、が、

実際にはここに出ている時間は掛かりませんが、ワークステーションのファンが目一杯高速回転します。

CPU の状態を見ると

フル稼働です。

いくらなんでも室温29℃では負担が重過ぎます。CPU が心配。ここはキャンセルして夜になったらやります。

先程タバコを買いに出たついでにハードオフに寄りました。
ELMO ST-800 が前から置いてあります。¥550。「回転するがランプが点かない」そうですがどうしようかな。駆動系を確認したらクロー(フィルムを間欠送りする爪)がSH9 のひとつに対してふたつあります。フィルムのためには2本クローがいいに決まってます。裏カバーの中に速度微調整のVRもあるようなので考え中です。テレシネでデジタル化したいフィルムは山のようにありますので。
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