夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

テレシネ装置2号機はできたけど設定が大変

2020-12-19 11:59:26 | Weblog
手始めにフィルム供給リール側のブレーキが弱い件です。
分解して


パーツクリーナーで古い油分を取り除きました。


こちらはこれ以上分解しないで掃除。


油分はあったほうがいいのか無いほうがいいのかわかりませんがこれで少しはテンションが掛かるようになりました。

ランプの明るさ調整は真っ暗から明るい側は測ったわけじゃありませんがフル電圧(6V)程度まで可変できるんですが、せっかく調整しても手を触れただけでツマミが回っちゃうので「うーん」。


ツマミをマックスにしてランプを目いっぱい明るくするとカメラは ND を掛けないと完全に露出オーバーです。
1/16 で試してみました。


フィルムなしで様子を見ました。カメラは F8 にこだわりたいのですが完全にオーバー。

周辺光量が足りないのはクローズアップレンズをもう一枚重ねれば解決するかも。
TC-20 は本来前玉の小さなカメラを指定しているので工夫が要るのはわかっています。

色々試したのでどうしたらどうなったか把握できていません。

位置調整も含めてあちらを立てればこちらが立たずでいたちごっこです。
ノートに書いて設定と結果を記録した方が良さそうです。

続いて試行錯誤中のカメラ設定は、


こうです。


カメラの液晶は設定データが見えるので便利。


ホワイトバランスも設定直後に値が出ます。


これが PHOTO 機能で書き出した画像です。

ELMO C300 に入れたダブルランスーパーフィルムを巻き戻して二重露光したカットです。

少々不安になってきました。カメラの液晶画面では鮮明な映像に見えますが静止画で書き出してみると前に映写機で空中像式テレシネを試した結果より画質が向上したとは思えないんです。
でもせっかく乗りかかった舟ですからもう少し試してみることにします。
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