夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E 今日は気分を変えてバッテリーケース整備

2019-08-23 19:18:17 | Weblog
先日HL-79Dのバッテリーホルダー(アントンバウアー仕様)のロック/解除部が引っ掛かるので手直ししましたが今日はバッテリーボックス側の補修と整備中の79Eのホルダーも手を入れました。

これが先日保護した79E付属のバッテリーケースです。このままでも使えますがホルダーへの脱着が硬いのでなんとかしようというわけです。


裏側の構造はこうなっています。端子部の位置関係は問題ないと思うのですが。


分解しました。


何か貼り付けたことがあるのか粘着材が残っています。こういうのは嫌い。テープ剝がしを塗ってきれいにしましょう。


ある年代の人はガムテープが大好きでやたら貼ります。なんででしょう。昔手に入れたHL-83はグリップにガムテープをグルグル巻いてありました。感触が悪いので即剝がしました。


先日一部内張りが剥がれたので薄いコルク板で補修しましたがサイドの内張りも剥がれてしまいました。


口の部分も内張りが浮いています。


接着剤で補修です。


ここで前から持っているケースも出して比べてみると、

こっち(左)の方が作りがいいようです。こっちを使うことにしました。



ケースを組み替えて、悪戦苦闘している79Eのホルダーを確認したらこれもロック/解除が引っ掛かります。
取り外して分解。


ロック機構を手直し。


摺動部にプラスチックグリスを塗って組み立てました。


ここで変なものを見ちゃいました。カメラから出ている配線の一本がつぶれています。

このあたりは狭いのでこんなこともあります。

もうひとつ。ホルダーをカメラに取り付ける4本のビスの一本が頭に接着剤が塗りつけてありました。これは私も経験がありますが、ビスがドライバーから外れてホルダーの内部に落ちてしまうことがあるんです。そうなるともう一度ホルダーを取り外さないとビスが取れないんです。それに懲りてビスが落ちないようにドライバーに接着したに違いありません。


ホルダーはビスを落とすこともなく取り付け完了。もしかしたら線を挟んでいるかも知れませんが。


ケースを取り付けてみました。ボロ、じゃなくて使い込んだ味がありますねえ。


脱着は、やはり硬い。でも前よりは改善しました。それと、ホルダーにある"RELEASE"の操作を間違えていたようです。


79Eの整備は、どうしようかな。楽しみと悩みが半分づつで頭の中がごちゃごちゃです。次に作業をするときは大嫌いな糖分をしっかり摂って掛かりましょう。このところそれを忘れていました。塩飴がいいかな。
と言いながらひとつだけ。

昨日不具合が見つかったMON出力の切り替えスイッチのスペアを出してきました。

配線は切ってありますがスイッチ自体は問題なし。基板取り付けです。


これを見ていたら、スイッチの接触不良ではなくプリント基板との半田付け不良かパターンが切れ掛かっているのではないかと思いました。可能性はあります。
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