夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E 疑問がひとつ解けたぞ

2019-10-01 01:10:30 | Weblog
HL-79Eをいじっていて前から「これは何?」と思っていた箇所があります。
プリズムが入っているブロック脇のコネクタです。


これはどの79Eもこの状態でどこにも繋がっていません。


分解してあるブロックです。コネクタは小さな基板に付いています。


正面にはこんなのが。よく見ると受光素子らしき物が四つ行儀良く整列しています。ということは手前側は発光ダイオード?


ブロックに本来取り付けてあるフィルターディスクと関係があるようです。
ディスクは2枚構成で1,2,3はNDフィルターとキャップ A,B,Cは色温度変換フィルターです。
A 1 は3000°100%


フィルターディスクを取り付けてみました。レンズからの光が通過するのは下の部分です。ディスクの上の小さな穴に注目。
A 1 ビデオカメラの色温度は通常この設定が基準なのでフィルターは2枚共素抜けです。


A 2 3000°25%


A 3 3000°CAP 変でしょ。


このディスクは特別仕様でCAPではなくクロスフィルター。標準仕様は黒いアルミ板です。


B 1 4200°100%


B 2 4200°25%


B 3 4200°CAP


C 1 5600°100%


C 2 5600°25%


C 3 5600°CAP


これはフィルターディスクの構成検出センサーです。ホールの透過光で判断するようになっています。しばし感心。ディスクの位置受光素子らしき部品の抵抗値をテスターで当たると光の強弱で抵抗値が変化します。
謎は解けましたがなぜ使っていないのかはわかりません。もしかするとオプションが設定されていてそれを使う場合は生かすのかな?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« HL-79DとHL-79E 整備はどっち... | トップ | ちょっと浮気して業務用カメ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事