夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E もしかすると不具合はこっちかな

2019-08-29 13:06:46 | Weblog
昨日、あれから考えました。
ブログをまとめてアップしてから思い切ってマザーボードに挿してあるユニットを端から予備と入れ替えてみたんです。
でも改善は見られませんでした。


Bchの撮像管とプリアンプを予備品と入れ替えても9枚のユニットを入れ替えても症状が変わらないということは、マニュアルのブロックダイアグラムによると次の回路はPROC-1Aです。


が、実物をみるとDEFユニットを経由しているんです。プリアンプの信号はコネクタでDEFユニットに入っています。
DEFユニットは大きくて部品点数も多いのでこれは調べる必要があります。外しました。


これも予備があります。


こちらが外したユニット。


これはスペアです。他にもう2枚あります。


回路図でBchの経路を調べました。これだけじゃありませんがわかり易いところから。


当てずっぽうですがTr11,12,13を調べました。スペアとE,B,C間の抵抗値を比べてみたんです。もちろん半導体回路なんてよくわかりませんが。


比べた結果、Tr12の抵抗値が両者でまるで違うんです。壊れているんでしょうか。パターン側の半田を取って単体にすればトランジスタの簡単な良否判定の方法があるのですがそこまでやる気はありません。ユニットをスペアと入れ替えればすぐに結果が出ます。ただ、オリジナルとスペアが全く同じ回路構成か疑問なので躊躇します。以前ミスをしてPOWERユニットから煙が出たのがトラウマになっているものですから。

ここで一息入れて違う作業。余っている1mmのアルミ板を切って曲げて穴あけ。


雨がやんだので塗装。


前に作ったArriflex 16Sのバッテリーユニットです。BP90バッテリーを入れてDCDCコンバータで8.4Vに落とすようになっています。


電源スイッチがこのままではうっかり切ってしまう恐れがあります。作ったのはスイッチガードです。


怖がっていては先に進まないのでDEFユニットのスペアを取り付けました。


恐る恐る電源スイッチ、、、オン。


結果は、これでも症状は変わりませんでした。
Bchです。


ENCにするとこんな色です。


がっかりですがこれでまたひとつ不調の要因が減りました。次は今まで調べなかったところです。当面マザーボードを調べようかな。
その前に今回入れ替えた撮像管/プリアンプ/DEFユニットはオリジナルに戻しましょう。

DEFユニットを戻そうとしたら「ん?」変です。


予備(Gchの表面がカビていて使用不可)のプリズムユニットを持ってきて見たらこうなっています。

円柱啓形状の樹脂が埋め込んであります。

画質に直接影響するとは思えませんが見ちゃったらこのままというわけにはいきません。
黒いテープを貼ろうかと思ったのですがもっとスマートにしようとグルーガンでやることにしました。


これで良し。どんなもんじゃ。


スペアと入れ替えたパーツを前部オリジナルに戻して、マザーボードの点検に掛かります。

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