夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

今日はオーディオアンプ修理

2020-03-24 11:33:33 | Weblog
前からビデオ編集システムのオーディオアンプの調子が悪いので思い切って修理しました。
症状は左の音が出にくいというもの。前にVRのガリだろうと考えて何かやった気がしますが相変わらず不調で音量を上げたり下げたりして回復させて使っていました。
こういう故障の対策のヒントは「コジコジのオタク文化 情報局」、そうです、コジコジ君のYouTubeが役に立ちました。原因はスピーカー回路のリレーです。それは思いつきませんでした。
このアンプも恐らくリレー接点の接触不良だろうと分解しました。


それらしいリレーが基板に載っていました。他にリレーはありません。

隙間から覗くとDC24Vです。メーカーは不明。

取り外すために基板の裏を見るとここです。


狭いけど基板を外さなくてもいけそうです。半田吸取り器と吸取り線で半田を除去。


取れました。


スタンドのライトに透かして見ると頼りない接点です。


同じリレーの手持ちはありませんがFUJITSUのFRL-263が出てきました。DV24Vです。これは作りが全く違います。高級品です。


FUJITSU製と交換することにしてリード線を直に半田付けしました。


ここで気が変わりました。このリレーって、無くてもいいんじゃないか?
これは電源投入時に不快なノイズを出さないために電源ONから数秒遅れてスピーカー回路の出力をONにする役割だろう、なら直結しちまえ。
基板の端子間を半田でブリッジしちゃいました。


これで組み立ててテストしたら左の音が出ません。
原因はリレーを抜く際抜き挿ししたケーブルの処理にミスがあったためでした。

今度は大丈夫。

元の場所に戻してオーディオコードと電源を繋いでテスト。

アンプの上の人形は71歳の爺に違和感。でもこれはカメラ調整に使うんです。

これで問題はひとつ解決しました。なお、スピーカーは素直な音が出る16cmのシングルコーン、ボックスは何十年も前に作ったキットです。


Ikegami HL-79Eの再生計画は引き続き進めますが、人生百年時代と言っても残り時間、健康寿命を考えるとクリエイティブな作業に軸足を置かないと・・・
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