夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

ワークステーション更新

2018-09-21 14:03:38 | Weblog
今まで使ってきたIBMのワークステーションはWindowsXPでさすがにHD編集には無理ということで、同じIBM系のlenovo ThinkStation Windows7 64bit判を手に入れました。もちろん中古の、多分リース落ち。ワークステーションは信頼性が抜群でビデオカードもオンボードではなくて故障しても融通が利きます。(前のワークステーションはビデオカードが壊れてひとつ上の物と交換したことがあります)空きスロットも豊富で拡張性は抜群、安定して永く使うにはこんな便利なものはありません。
ワードとエクセルは入っていませんが基本的に私は使わないのでOk。
毎度中古品のお世話になっていますが私の機材は99%中古です。PCの他に放送用/業務用カメラ、HDVカメラ、8ミリ/16ミリカメラ、フィルムカメラ、デジカメなどこれが全部新品だと合計¥は億の単位かも知れません。中古万歳。



これはCPUがXeon 64bitで性能的には十分です。HDDは500GB、メモリは4GB、ビデオカードはNVIDIA Quadro FX1800に変更、1394カードとカードリーダーが増設されています。
試運転で異常ないことを確認しましたが今まで使っていたIntelliStation M Proと比べてファンが静かなのにびっくり。離れると動いていないみたいです。
こりゃあいいぞとさっそくネットの設定。これはXPまでは結構面倒でしたがほぼ自動で認識。3.1の時代とは隔世の感です。(私はWindows3.1の時代からPCを使っています)
次は現状で復元ポイントを作成してからノンリニア編集に必要なソフトのインストールです。PremierePro2.0 PhotoShopCS2 IllustratorCS2は必須。次に定番フリーソフトのAVIUtl。これは本体と拡張機能をダウンロード、インストールしたらシステムの設定でHDの1920x1080サイズを読み込めるようにします。ついでにmovファイルも読み込み可能に。AVIUtlはありとあらゆるプラグインがあって最強、万能フリーソフトです。疑問点があれば解説しているサイトも数知れず。今までもこれからもお世話になります。
音声を扱うにはそれなりのソフトが必要ですが使い慣れたSoundIt!は7には入らないのでフリーのAudacityをインストール。その後x-madiarecodeも入れました。どちらも安心して使えるフリーソフトです。



ここからが問題。
現状ではCANOPUSのDVRex M1を使ってキャプチャしてPremiere6.5で編集しているのですが、DVRexのボードを入れようというわけです。



ところが、ThinkStationの中身を見たらバススロットがPCIe x16なんです。DVRexは旧規格のPCIで入りません。増設してある1394ボードはPCIなんですが。



せっかく予備のIntelliStation M Pro(使用中の物と全く同じ構成)から外したDVRexですが当面は使えません。



DVRexがWindows7 64bitで動作するかという問題もありますが、やってみたいのでそのうちPCIe仕様の1394ボードをPCIeスロットに入れて空いたPCIスロットにDVRexボードを入れてみたいです。
単に1394ボードを外してDVRexを入れればいいのですがHDを扱うにはPremiere proで1394からキャプチャするのでどうしても1394が必要なんです。
当面は他にCANOPUSのADVC-500がありますのでこれでアナログ映像のキャプチャはコンポーネントもY/Cも可能なので困ることはありませんが、CANOPUSのコーデックはDVRaptor以来使い慣れているのでSDの編集にはDVRexを使いたいなーと。あちらを立てればこちらが立たずです。

Premiereについて:今まで使ってきたのは6.5ですがこれからはPro2.0に移行せざるを得ませんがこれは実に使いにくい代物です。初めから使っている人はそんなものだと思っているのでしょうが6.5は直感的に操作できました。私の場合、単純なカット編集ではなくあらゆる操作が必要なので解説書なしではどうにもなりません。必死で勉強しないと。
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