ちょこちょこ帳

ちょこちょこした物やおもしろい物を中心に、気が向いた時に更新していきます。

人生最良の日。

2013-03-05 19:42:57 | 中居くん
と、そんな悪夢の一日を過ごした
次の日。

なんと、中居くんと握手してきました
(笑)

ファンになって20年過ぎて、やっと、です。
お台場であった、いいともの私服本イベント。
当選ハガキが来たのは年末の12月29日でした。
不安で張り裂けそうな時にやってきた
幸せの切符。

私、ずっと、『中居くんと握手するまで死ねない』って本気で思ってました。

だから、神様は夢を叶えてくれた引き換えに…え?私、死ぬの?って(;^_^A

まず当たらないと思ってたし、
こうゆう限られた人しか当たらない枠に、私みたいな運のない人間が普通に当たるわけない。

これで、検査の結果も大丈夫、って、
幸運が2つ続くわけない。

て、ひねくれたいい性格してますよね(笑)

けど、

このまま健康だけど中居くんと死ぬまで握手できない人生

と、

病気になって辛いけど中居くんと握手できる人生

だったら、迷わず私は後者を選ぶので。

心配してくれる親やお友達たちはあきれかえって言葉もないでしょうけど…



当選しただけでも驚いたけど、
もう一つビックリしたことが。
東京に住んでるスマ友さんのさおPの名前で出したハガキも当たったんです。
しかも、整理番号が連番で。

ちょっと、ゾッとしました(笑)
ペアで行けるので、私の当選分だけで4人も一緒に行けることになったのです。


無事お台場に着いて、
イベントが始まって、
私の番が回ってきた時……
中居くんに、

「これから病気と闘うので、”大丈夫”って言ってください」

とお願いしました。

”そんな悲壮な顔してどうしたの”という顔で、

小さく「なぁ~ん」と言った後、

「だ-いじょうぶぅ」と、目を見開いて、あの声で、優しく、
言ってくれました。

その後にさおPが並んでいて。

自分も色々言いたいこと有っただろうに、

「この子21年間中居くんのファンなんで!」

と、出口方向に進みかけてた私のコートをグイッと引っ張り、
もう一度中居くんの目の前に差し出してくれたんです。

そしてまた中居くんが私のことを優しい目でみつめ、
「ありがとう」と言って微笑んでくれました。

あと……中居くんが私に「大丈夫」と言ってくれた後、
泣きながら去ろうとする私の背中に、
「がんばって。」と言ってくれてたらしいです。

らしいというのは、私にはそれを聞き取れる余裕が全くなく、
さおPがあとで教えてくれました(笑)


SMAPにまで心配掛ける私って…(笑)


もうその後は、頭が痛くなるくらい、号泣、号泣、号泣でした。

私は、中居くんから発せられる
「だーいじょうぶ」が大好きで。
「がんばって」より「元気出して」より「なんとかなるって」より、
包み込むように優しく寄り添うことば。

不安定でグラグラしている危険な場所から、
自分が居る安全で暖かい場所に導いてくれることば。

だと思っていて。

昔ラジオで聴いた「だーいじょうぶ」に何度もすがり、
何度も安全な場所に引っ張ってもらっていました。

その「大丈夫」を私だけのために言ってもらえて。
まっすぐ大きな目を、これ以上開けないっていうほど
大きくして、私の目をみつめながら。

そしてあの愛しい手を握りながら。

やわらかくてまるっこくて、可愛い、優しいお手てでした。
私の右手は、今でも感覚をはっきり覚えています。

握手できたことも、
世界最強の大丈夫をもらえたことも
幸せでしたが、私が握手できたことを自分のことのように喜んでくれ、
ちゃんと立てないどうしようもない私を支えてくれた(苦笑)
さおPとさとみちゃん、
私の号泣報告電話を受け、
もらい泣きしてくれたなおみちゃん(*'-^*)、
大阪で「よかったなー」と思ってくれたお友達たち、
そして幾つになってもミーハーなあほ娘を、
どんな状況でも快く送り出してくれる両親に
感謝、感謝です。

この日、人生で一番幸せな日になりました。

最悪な日と最高の日を背中合わせで味わったこの2日間・・・
神様を憎んで、神様に感謝しました。
そして、色々差し引きしても、やっぱり思うのは、

神様、

ありがとう。って(*´∀`)ノ


そんな私の人生、最高です(^-^*)/

初診~第1の診断

2013-03-05 19:31:34 | びょうき
◇H24 /10月

生理来ず

1ケ月飛ぶとか昔からよくあったので、特に気にしなかった。

◇11月中旬

まだ来る気配が無いので、近所の
婦人科へ。
年齢的にも診てもらった方がいいし、 子宮ガン検診も兼ねて。
こちらへは10代の頃からお世話になっていて…
生理不順とも昔から友達だったので、先生も特に気にしてない様子。

来週までに生理来なかったらホルモン治療していこか…と。


1週間後の子宮ガンの結果は、
問題ナシ。生理はまだ来ず。

◇11月末

待ちに待った、生理が来たーー!
と、喜んでいたのは始めだけ。

10日過ぎても、2日目くらいの量がずっと出て止まらない…終わる気配ナシ。
トイレに行くのが恐怖に。


◇12月初旬

婦人科の先生に泣きつく。
とりあえず止血の薬を処方してもらう。
それ以外に、ナボット嚢胞が
出来てるから気になるなぁ…と、
先生「一回医大で診てもらおか。
子宮頸ガンの検査してもらい。」

え?子宮ガン検査はクリアやったのに?
結果用紙に、組織採取→子宮頸部って 書いてあったやん?

私「え?…子宮頸ガンの可能性が有るってことですか?」

先生「…かも、わからん」

えええー?マジで?

この時の私は、そんなわけがない、
けどこれを放棄して何かあっても怖いし、安心を得る為にも、必要かと。

後日、医大で検査して「ほらやっぱり違うやーんビビったわーー(´Д`)」

とへらへら笑ってる自分を想像していました。

◇12月中旬

医大へ。
この時の担当医師(仮にA医師)が、
「もう二度と会いたくない」と
思わせてくれるほどキツイ人で…

ただでさえ、不快きわまりない内診中に、
「こんなん、前から変な出血あったやろ!」

と、いきなり乱暴な質問をぶつけてきた。

え?なんで怒られてんの?

その後の診察でも、辛気臭い顔で、

「ちょっとややこしいことになってるんですよー…
子宮の入り口にできもんが出来ててねー。
これが良性やったら問題ないけど、
悪性やったら気の毒やけど…

どっちみち手術して取らないといけないので、
○○くん、MRIの予約取れるか?」

え?入院?手術?
そんな大変なもんなん?
気の毒、ってどうゆうこと?

このA医師、ポーカーフェイスならまだしも 、常にちょっとイラついてるような、嫌悪感丸出しの顔で
言葉選びもいちいち癪に障って…
内診中も、カーテンの向こう側で
「診察中にうろちょろすんな!」と
研修医に注意したり、とにかく、苦手な人間でした。

苦手な人が出してきた苦手な課題、 イコール苦手な人からの嫌がらせ、
仕打ちのように 捉えて…
とにかく、”なんかの間違い”だと思い込み、
逃避せずにはいられませんでした。
幼稚でお恥ずかしいですが。

◇12月21日

MRI撮影

実はこの次の日から25日まで、
SMAP追っかけて 札幌へ行く予定だった私(笑)
撮影前、看護師さんに
「今日、明日は激しい運動しないようにしてください」と言われ、

私「あのー、明日、出かけても大丈夫ですか?」

看護師さん「大丈夫ですけどあまり疲れない程度にしてください」


て、まぁー無理ですけどね!(笑)

で、夢のような数日間が終わり…
なんとなくもやもやしたまま新年を迎え…

◇1月5日

細胞診とMRIの結果を聞きに、医大へ。
心細い私の心中を察した優しいさきちゃんが、わざわざついてきてくれました。
ものすごい心強かったです。

診察室に入ると、あの苦手なA医師。
もう、入室した時の雰囲気からして、 すごく嫌な感じ。その周りの空気全体が、耐え難い。

椅子に座るなり、
「○○さん…ガンが見つかってしまいました」

え?

誰のこと?私?今、ガンって言ったよね?

目の前が真っ白になって、言葉を探そうとしていると、

「これもねぇ、組織採ってみないとわからんのですわ。
まず第一選択として、子宮摘出、
もし胸や他の所に 転移してたら、
抗がん剤治療も必要になってくるし
がんが中の方まで浸潤してたら、
5年生存率も断然低くなってくるし…」


と、呆気にとられている私に、
次から次へと、
転移や生存率の話をしてきました。

まず入院の前に、PETという、
全身CTを撮りなさいと。

もしがんが転移してたら、その部分が光るようになっているらしい。


その後、術前検査(心電図や呼吸機能検査)を行いましたが、

現実を受け止めきれなかった私、
ところどころ記憶が曖昧です(苦笑)


さきちゃんが居てくれたおかげで、
ある程度冷静でいれましたが、
家に帰って、親に告白するのが、めちゃめちゃ辛かったです。


母も、父も、この世の終わりのような顔をしてました。

私、今まで健康体で、こうやって親に心配掛けたことなかったので。

だから、この日が来るまで、

(親が病気になって苦しむより自分が病気になった方がマシ。自分だったら我慢したらいいだけだし。親が苦しんでる姿とか見たくないし)

って、漠然と思ってました。

でも、2人のあの顔を見て、親もまたそう思ってたんだ。きっと、私より強く、と 思い知らされました。
自分は大丈夫、と過信して、
健康で当たり前、と胡坐をかいてたことが、

こんなに親を悲しませ、結果、
自分を悲しませることになってしまった、と。


この日は、人生で最悪の日になってしまいました。

しかし、その次の日。

病気とは無関係のことで、
人生最大の嬉し泣きが待っていました。

御無沙汰しております(;^_^A

2013-03-05 19:13:41 | びょうき
去年の秋から更新が完全に止まってしまってました

何かあったのか?
と思って下さる方がもしいらしたら…

相変わらず、元気です!

と言いたいところですが、

実際のところ、
もうすぐ入院します(;^_^A

しかも、今年に入って2回目…

1回目の入院が終わって落ち着いて
元気になったら、

今だから話せる話、みたいに明るく楽しく、入院中のことを綴ろうと思ってたのに、
無情にも病気は根付いていたようで…

今までの人生で、
点滴もしたことなくて
風邪ももう何年も引いてない、
超健康体の私が、
そしてあほで無知で、
何の責任感も危機感もなく
だらだら生きてきた私が、
今できることといえば、
今思うことを連ねるぐらいしか…

もし同じ病気に掛かって、
これからどうしようと途方に暮れてる方が居たら、
ちょっとでもホッとしたり、
たくさんある頭の中の『?』が『。』や『!』に変わるかもしれないし。

いや、そんな大それたことは出来ないな。(どっちやねん)

もしかしたらもっと『?』を増やして
しまうかも。

てゆう私の頭の中も、いまだに『?』だらけですからね(笑)


私がかかってしまった病気。

それは、

『腺ガン(子宮頸ガン)』です。


うっわ~~!!でしょ(笑)(;^_^A


次の日記で経緯をたどりますね!