ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

ロバート・ワイズの作品といえば、何?

2007-01-07 | 映画
ロバート・ワイズ監督作品というと、何を思い出すだろう? 何も思い出さない、が正解だったりするのが今日(きょうび)だが、まあ、一般に「ウエスト・サイド物語」か「サウンド・オブ・ミュージック」だろうな。

この監督が「地球が静止する日」の監督であり、「アンドロメダ…」の監督であり、「スタートレック(T・M・P=ザ・モーション・ピクチャア)」の監督でもあるとご存知か。案外そっちしか知らないというツワモノもいらっしゃるかも知れないな。

しかし、彼が「ウエスト・サイド」と「サウンド・オブ・ミュージック」のあいだに撮った作品が何かわかるひとはどれだけいるだろうか?

「たたり」(The Haunting)である。

原作は創元推理文庫版は「たたり」となっているが、早川文庫版の訳題の方が有名ではないかと思う。シャーリー・ジャクソンの「山荘綺談」だ。そして、その原題は(The Haunting of Hill house)、そう、ヤン・デ・ボン監督の「ホーンティング」こそロバート・ワイズの「たたり」のリメイクなのだ!

これが厄介なところ。わたしゃ、随分前に、ビデオリリースされたときにロバート・ワイズの「たたり」を見ているわけです。でね、「ホーンティング」もビデオ・リリースされた時に見たんだな。



あるときホラー好きの後輩がね、「ねぇねぇ、yuimorさん! 『タタリ』見ましたか?」っっていうのね。
おお、こいつ、なかなか勉強家じゃないか! 渋いチョイスだねぇ、と感心してね。「モノクロ映画だな」と、尋いたのね。
「違いますよ。新しい映画です」っていうのね。
じゃあ、「ホーンティング」のことだろう。「あのな、オリジナルがモノクロ映画でね。原作がシャーリー・ジャクソンの『山荘綺談』で、原題がザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス……」
「ああ、確かホーンテッド・ヒルとかなんとか、そんな題名でしたねぇ」
(じゃあ、おんなじ映画だな。リメイクの方か)。
「特撮も凄いですね~。いやー、ほら、精神病院で大量殺人がね~……」
????????……。



と、まあ、そういう混乱を引き起こさせられたことがあるのだな。

「TATARI(タタリ)」はロバート・ゼメキス製作ウィリアム・マローン監督の映画。もちろん「地獄へつゞく部屋」House on Haunted Hillのリメイク作品だ。

それを久々に見ようということでね、昨日途中まで見ましたよ。風邪気味で薬飲んでるんで、眠くなってやめちゃいましたがね。今日は続き見ましょうっと。