大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

西伊豆「こあじ鮨」の元祖争いがあったとは・・・・。

2018年10月14日 | グルメ

西伊豆の土肥と堂ヶ島の間に宇久須と言う場所があります。小さな港がある昔ながらの町なのですが一つ有名なモノがあります。それは「こあじ鮨 」と言う、地元で獲れたての鰺の上にネギと生姜が載っている握り寿司なのです。素朴な味ですが30年以上前から西伊豆に行くと必ず立ち寄る程の大好物なものです。「こあじ鮨 」を食べさせてくれるのは三共食堂と言うお店ですが、あまりの美味しさに写真家の故・近藤辰郎さん、花畑日尚さん、フォトコン石井社長などをご案内したことがありました(その後、花畑日尚さんも気に入り、奥様を案内されたと聞いています)。そんな訳もあり、今回の何年振りかの西伊豆ドライブでも三共食堂に立ち寄ったのですが・・・・何とお休みだったのです。仕方なく国道に戻り信号待ちしていると「元祖こあじ鮨 八起」の看板を発見です。「へ〜っ、ここでもこあじ鮨を食べられるんだ?」と入店しました。そしてお薦めという「こあじ鮨+地魚鮨+カサゴ汁」(2人前で5000円)をオーダーです。出された鮨とカサゴ汁が写真ですが、三共食堂の握り方と味、更に鰺の上に載るネギと生姜の量が若干違う事に気付きました。正直、カサゴ汁も含め三共食堂のこあじ鮨の方が私の嗜好に合っているようです(昔から食べているからかな?)。そして帰宅後に分かったことですが、この八起と三共食堂はこあじ鮨の元祖争いをしていることが判明しました。特に八起の看板には「標章登録済」「総本店」「考案者の店」「特許出願中」等の文字が列びます。正直こんな小さな町で「元祖」争いをしても何の得も無いと思うのですが、2店で協力してもっとこあじ鮨を有名にした方が良いのではと思ってしまいます。次回宇久須を通っても2軒の店ともスルーしてしまいそうです。

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