大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

旧近衛師団司令部庁舎=東京国立近代美術館工芸館って知ってました?

2017年11月19日 | 日記

11月23日まで東京国立近代美術館工芸館にて「陶匠 辻清明の世界」が開催されています。この特別展の関係者でお客さんでもある Yさんから招待券と立派な図録を頂きました。この図録が素晴らしく、掲載している陶芸作品の大半を大判カメラで撮影してあるとの事でした。ページを開くと情報量豊かな4x5インチフィルムで撮影していることが認識出来るクオリティに改めて感嘆してしまいました。そんな訳で昨日は同特別展の鑑賞のために東京国立近代美術館工芸館に行ってきましたが、同館は重要文化財の旧近衛師団司令部庁舎だったのですね。内堀通りから竹橋に抜ける時、或いは首都高速代官町を利用する時などに車窓から旧近衛師団司令部庁舎を眺め、一度見学したいと思っていたのですが、数十年来のこの希望がまさか昨日実現するとは思ってもいませんでした。皆さんは旧近衛師団司令部庁舎=東京国立近代美術館工芸館であることを知っていましたか?館内では立派な辻清明さんの陶芸品をじっくり見ることが出来て「これを撮影するには、あのアオリを使って・・・」等とシミュレーションしてしまいました。これって職業病ですかね。更に外にでてからも旧近衛師団司令部庁舎をじっくりと見ながら「カメラポジションはここで、垂直線を修整して更にピント面を・・・」などと、やはり同じ事を考えてしまいました。でも旧近衛師団司令部庁舎は本当に撮影したい建造物であることは嘘偽りの無い気持ちでした(iPhoneで撮った3枚目の写真を見れば分かるでしょう)。

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木戸嘉一
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